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世界最高峰の芝レースとして知られる凱旋門賞。
日本馬が挑戦するたびに大きな注目を集めますが、過去にはいったいどのような馬が優勝してきたのでしょうか。
「過去10年の優勝馬をまとめて見たい」
「凱旋門賞を連覇した馬はいる?」
「3歳馬や牝馬はどのくらい勝っているの?」
こういったところも気になりますよね。
凱旋門賞は1920年に創設された歴史あるレースで、これまで数々の名馬が優勝してきました。
近年だけを見ても、エネイブル、ヴァルトガイスト、ソットサス、トルカータータッソ、アルピニスタ、エースインパクト、ブルーストッキング、ダリズなど、世界のトップホースが歴代優勝馬に名を連ねています。
なかでもエネイブルは2017年・2018年と連覇。さらに2019年には史上初となる3連覇に挑みましたが、ヴァルトガイストの2着に敗れました。
そして2025年は、3歳牡馬のダリズがミニーホークとの接戦を制して優勝しています。
この記事では、凱旋門賞の歴代優勝馬をはじめ、過去10年の結果や年齢・性別の傾向、連覇を達成した名馬について紹介します。
【この記事で分かること】
- 凱旋門賞の歴代優勝馬
- 2016年~2025年の過去10年の結果
- 過去10年の優勝馬の年齢・性別
- 凱旋門賞を連覇した名馬
- 3歳馬や牝馬の優勝実績
- 日本馬が優勝に最も近づいたレース
- 2025年優勝馬ダリズの結果
※この記事は2026年9月13日時点の情報をもとに作成しています。
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凱旋門賞の歴代優勝馬一覧
まずは、凱旋門賞の歴代優勝馬を見ていきましょう。
凱旋門賞は1920年に創設されました。
100年以上の歴史があるため、ここでは現在の競馬ファンにもなじみのある2000年以降の歴代優勝馬を一覧にまとめます。
| 年 | 優勝馬 |
|---|---|
| 2000年 | シンダー |
| 2001年 | サキー |
| 2002年 | マリエンバード |
| 2003年 | ダラカニ |
| 2004年 | バゴ |
| 2005年 | ハリケーンラン |
| 2006年 | レイルリンク |
| 2007年 | ディラントーマス |
| 2008年 | ザルカヴァ |
| 2009年 | シーザスターズ |
| 2010年 | ワークフォース |
| 2011年 | デインドリーム |
| 2012年 | ソレミア |
| 2013年 | トレヴ |
| 2014年 | トレヴ |
| 2015年 | ゴールデンホーン |
| 2016年 | ファウンド |
| 2017年 | エネイブル |
| 2018年 | エネイブル |
| 2019年 | ヴァルトガイスト |
| 2020年 | ソットサス |
| 2021年 | トルカータータッソ |
| 2022年 | アルピニスタ |
| 2023年 | エースインパクト |
| 2024年 | ブルーストッキング |
| 2025年 | ダリズ |
こうして並べてみると、改めて豪華な顔ぶれですよね。
シーザスターズやトレヴ、エネイブルなど、日本の競馬ファンにもよく知られた名馬が凱旋門賞を制しています。
また、一度勝つだけでも難しい凱旋門賞を2年連続で制した馬もいます。
このあたりは後ほど詳しく紹介します。
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凱旋門賞の過去10年の優勝馬と結果
続いて、より最近の傾向が分かりやすい2016年から2025年までの過去10年に絞って見てみましょう。
優勝馬だけでなく、年齢や性別、騎手にも注目すると面白い傾向が見えてきます。
| 年 | 優勝馬 | 性齢 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | ファウンド | 牝4 | R.ムーア |
| 2017年 | エネイブル | 牝3 | L.デットーリ |
| 2018年 | エネイブル | 牝4 | L.デットーリ |
| 2019年 | ヴァルトガイスト | 牡5 | P.ブドー |
| 2020年 | ソットサス | 牡4 | C.デムーロ |
| 2021年 | トルカータータッソ | 牡4 | R.ピーヒュレク |
| 2022年 | アルピニスタ | 牝5 | L.モリス |
| 2023年 | エースインパクト | 牡3 | C.デムーロ |
| 2024年 | ブルーストッキング | 牝4 | R.ライアン |
| 2025年 | ダリズ | 牡3 | M.バルザローナ |
2016年と2017年はシャンティイ競馬場で開催されています。
ロンシャン競馬場の改修工事に伴うもので、2018年からパリロンシャン競馬場での開催に戻っています。
過去10年を見るだけでも、3歳馬から5歳馬まで幅広い世代が優勝しています。
さらに注目したいのが、牡馬と牝馬の成績です。
凱旋門賞の過去10年は牝馬と牡馬のどちらが多く勝っている?
凱旋門賞の歴代優勝馬を見ると、牝馬の活躍が目につきます。
2016年から2025年までの10年間を性別で分けてみると、次のようになりました。
【過去10年の優勝回数】
- 牡馬:5勝
- 牝馬:5勝
なんと、過去10年では牡馬5勝・牝馬5勝と、ちょうど半分ずつです。
この期間に優勝した牝馬は、ファウンド、エネイブル、アルピニスタ、ブルーストッキング。
エネイブルが2017年と2018年に連覇しているため、牝馬としては合計5勝となっています。
近年の凱旋門賞では、牝馬も牡馬に負けない成績を残していることが分かりますね。
もちろん、過去10年の結果だけで「牝馬の方が有利」と断定することはできません。
ただし、凱旋門賞では性別による斤量差もあるため、牝馬の活躍と斤量の関係は気になるところです。
凱旋門賞は3歳馬が強い?過去10年の年齢を比較
もう一つチェックしておきたいのが優勝馬の年齢です。
凱旋門賞では3歳馬が古馬より軽い斤量で出走できるため、「3歳馬が有利」と言われることがあります。
では、2016年から2025年までの優勝馬を年齢別に分けるとどうなるのでしょうか。
【2016年~2025年の年齢別優勝回数】
- 3歳:3勝(エネイブル、エースインパクト、ダリズ)
- 4歳:5勝(ファウンド、エネイブル、ソットサス、トルカータータッソ、ブルーストッキング)
- 5歳:2勝(ヴァルトガイスト、アルピニスタ)
この10年間だけを見ると、最も多く勝っているのは4歳馬の5勝です。
3歳馬は3勝となっています。
そのため、3歳馬には斤量面のメリットがあるものの、「3歳だから勝ちやすい」と単純に考えることはできません。
一方で、2023年のエースインパクト、2025年のダリズと、直近3年間では3歳牡馬が2勝しています。
本番で3歳馬を見る際には、斤量だけでなく実績や馬場適性なども含めて考えたいですね。
【関連記事】
3歳馬と古馬の斤量差については、凱旋門賞はなぜ3歳馬が有利?斤量差や古馬との違いを徹底解説で詳しく紹介しています。
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凱旋門賞を連覇した歴代の名馬
世界各国のトップホースが集まる凱旋門賞は、一度勝つだけでも簡単ではありません。
そんな大舞台で2年連続優勝を成し遂げた馬も存在します。
近年の代表的な連覇達成馬が、トレヴとエネイブルです。
トレヴは2013年・2014年に連覇
トレヴは2013年と2014年の凱旋門賞を連覇しました。
日本の競馬ファンにとって特に印象深いのが2013年でしょう。
この年はオルフェーヴルが前年に続いて凱旋門賞へ挑戦しました。
しかし、トレヴが直線で抜け出し、オルフェーヴルに5馬身差をつけて優勝。
翌2014年も勝利し、見事に連覇を達成しています。
3歳時と4歳時に凱旋門賞を制した、歴史に残る名牝です。
エネイブルは2017年・2018年に連覇
もう一頭、近年の凱旋門賞を語るうえで欠かせないのがエネイブルです。
2017年に3歳牝馬として凱旋門賞を制すると、翌2018年も優勝。
2017年・2018年の2年連続優勝を達成しました。
そして2019年には、凱旋門賞3連覇を目指して出走します。
直線では先頭に立ったものの、最後にヴァルトガイストに差されて2着。
惜しくも3連覇とはなりませんでした。
それでも3年連続で1着または2着という成績は、エネイブルの強さを物語っていますね。
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2025年の凱旋門賞はダリズが優勝
直近となる2025年の凱旋門賞を制したのは、フランス調教馬のダリズ(Daryz)です。
ダリズは3歳牡馬で、負担重量は56.5kg。
レースでは3歳牝馬ミニーホークとの激しい争いとなり、最後はアタマ差でダリズが勝利しました。
【2025年凱旋門賞・上位3頭】
- ダリズ
- ミニーホーク
- ソジー
勝ちタイムは2分29秒17。
この日の芝は重馬場でした。
日本馬ではビザンチンドリームが5着、クロワデュノールが14着、アロヒアリイが16着となっています。
そしてダリズは2026年も現役を続行。
2026年9月6日のフォワ賞ではベイシティローラーを1馬身半差で退け、勝利しました。
2025年の凱旋門賞馬が2026年の前哨戦も勝ったことで、今年の本番でも注目したい存在となっています。
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日本馬は凱旋門賞を優勝したことがある?
歴代優勝馬を見ていると、日本の競馬ファンとして気になるのが「日本馬は凱旋門賞を勝ったことがあるの?」というところではないでしょうか。
2025年終了時点で、日本調教馬による凱旋門賞優勝はまだありません。
しかし、優勝まであと一歩に迫った馬はいます。
【凱旋門賞で2着になった日本馬】
- 1999年:エルコンドルパサー
- 2010年:ナカヤマフェスタ
- 2012年:オルフェーヴル
- 2013年:オルフェーヴル
日本馬の最高着順は2着です。
エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルが2着まで迫っています。
なかでもオルフェーヴルは2012年・2013年と2年連続2着。
日本馬による悲願の凱旋門賞制覇まで、非常に近いところまで迫りました。
【関連記事】
日本馬の過去の挑戦については、「凱旋門賞の日本馬歴代成績一覧!最高着順や2着になった馬を紹介」で詳しくまとめています。
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凱旋門賞の歴代優勝馬から見えること
ここまで歴代優勝馬を振り返ってきましたが、近年の結果を見ると「この条件の馬なら勝ちやすい」と単純には言い切れないことが分かります。
2016年から2025年までの過去10年では、3歳馬が3勝、4歳馬が5勝、5歳馬が2勝。
性別では牡馬5勝・牝馬5勝と、ちょうど半分ずつになっています。
3歳馬は古馬より軽い斤量で出走できることが注目されますが、過去10年で最も多く勝っているのは4歳馬です。
また、牝馬もエネイブルやアルピニスタ、ブルーストッキングなどが優勝しており、近年の凱旋門賞では存在感を見せています。
さらに興味深いのは、同じようなタイプの馬ばかりが勝っているわけではないことです。
3歳で頂点に立ったエースインパクトやダリズがいる一方、5歳で勝ったヴァルトガイストやアルピニスタもいます。
【過去10年の優勝馬から分かること】
- 3歳馬だけでなく4歳馬、5歳馬も優勝している
- 過去10年は牡馬5勝・牝馬5勝
- 3歳馬の斤量面だけで勝敗は決まらない
- 牝馬も近年コンスタントに優勝している
こうして見ると、凱旋門賞は年齢や性別といった一つの条件だけで優勝馬を絞り込めるレースではないことが分かります。
斤量はもちろん、ロンシャンへの適性や当日の馬場、枠順、レース展開なども含めて考える必要がありそうですね。
歴代優勝馬の傾向は参考にしつつ、「今年の出走馬がどんな条件で本番を迎えるのか」を見ることが、凱旋門賞を楽しむポイントの一つといえるでしょう。
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凱旋門賞2026で新たな歴代優勝馬になるのは?
そして気になるのが、2026年はどの馬が新たに歴代優勝馬へ名前を刻むのかというところです。
2026年の凱旋門賞は、10月4日(日)にパリロンシャン競馬場で開催されます。
日本からはアドマイヤテラとメイショウタバルが出走を予定しています。
海外勢で特に注目したいのが、前年優勝馬のダリズです。
ダリズは9月6日のフォワ賞を勝利しており、2025年に続く凱旋門賞連覇を目指します。
もしダリズが2026年も優勝すれば、近年ではトレヴ、エネイブルに続く連覇達成馬となります。
一方、日本馬が勝てば、もちろん日本調教馬として史上初の凱旋門賞制覇です。
【2026年の注目ポイント】
- ダリズが凱旋門賞連覇を達成するのか
- 新たな3歳馬が頂点に立つのか
- 牝馬が再び優勝するのか
- 日本馬が悲願の初優勝を達成するのか
100年以上続く凱旋門賞の歴史に、2026年はどの馬の名前が加わるのでしょうか。
アドマイヤテラ、メイショウタバルの日本馬2頭を応援しながら、今年も世界最高峰の一戦を楽しみに待ちたいですね。
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まとめ
今回は、凱旋門賞の歴代優勝馬や過去10年の結果、連覇を達成した名馬について紹介しました。
2016年から2025年までの優勝馬をもう一度まとめると、次のとおりです。
- 2016年:ファウンド
- 2017年:エネイブル
- 2018年:エネイブル
- 2019年:ヴァルトガイスト
- 2020年:ソットサス
- 2021年:トルカータータッソ
- 2022年:アルピニスタ
- 2023年:エースインパクト
- 2024年:ブルーストッキング
- 2025年:ダリズ
過去10年では牡馬5勝・牝馬5勝。
年齢別では3歳馬3勝、4歳馬5勝、5歳馬2勝となっています。
また、近年ではトレヴが2013年・2014年、エネイブルが2017年・2018年に連覇を達成しました。
そして2025年の優勝馬ダリズは、2026年のフォワ賞も勝利しています。
2026年はダリズが連覇を達成するのか、それとも新たな優勝馬が誕生するのか。
日本から出走を予定しているアドマイヤテラとメイショウタバルにも期待したいところです。
2026年10月4日、凱旋門賞の歴代優勝馬一覧にどの馬の名前が加わるのか注目しましょう。
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