凱旋門賞の日本人騎手の成績は?歴代騎乗馬や最高着順を一覧で紹介

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世界最高峰のレースのひとつとして、日本でも大きな注目を集める凱旋門賞

日本馬の挑戦が話題になることが多いですが、騎手に注目してみると、これまで多くの日本人騎手が凱旋門賞に挑戦してきました。

なかでも印象に残っているのが、エルコンドルパサーやナカヤマフェスタに騎乗した蛯名正義元騎手、そして何度も凱旋門賞へ挑戦してきた武豊騎手ではないでしょうか。

2026年もその武豊騎手が凱旋門賞へ挑戦します。

2026年10月4日の凱旋門賞では、メイショウタバルに武豊騎手、アドマイヤテラにクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗予定です。

では、日本人騎手はこれまで凱旋門賞でどこまで迫ったのでしょうか。

この記事では、凱旋門賞に騎乗した日本人騎手の歴代成績や最高着順、武豊騎手のこれまでの挑戦について詳しく紹介します。

【この記事で分かること】

  • 日本人騎手は凱旋門賞を勝ったことがあるのか
  • 日本人騎手の凱旋門賞での最高着順
  • 歴代の主な日本人騎手と騎乗馬
  • 蛯名正義元騎手が2度記録した2着
  • 武豊騎手の凱旋門賞での全騎乗成績
  • 2026年の日本馬と騎乗予定騎手

※この記事は2026年9月18日時点のJRAなどの公式情報および過去のレース記録をもとに作成しています。

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日本人騎手は凱旋門賞を勝ったことがある?

まず一番気になるところから見ていきましょう。

2026年9月18日時点で、日本人騎手による凱旋門賞制覇はまだありません。

日本調教馬についても同様で、これまで何度も世界最高峰の舞台へ挑戦してきましたが、まだ凱旋門賞を勝った馬はいません。

日本馬による最初の挑戦は1969年。

スピードシンボリと野平祐二騎手のコンビでした。

そこから半世紀以上にわたって、日本馬と日本人騎手が何度も凱旋門賞へ挑戦しています。

【日本人騎手の凱旋門賞最高着順】

最高着順は2着。

蛯名正義元騎手が、1999年のエルコンドルパサーと2010年のナカヤマフェスタで2度記録しています。

あと一歩のところまで迫ったレースが、それも一度ではなく二度あったんですね。

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凱旋門賞に騎乗した日本人騎手の歴代成績は?

では、日本人騎手はこれまでどのような馬で凱旋門賞に挑戦してきたのでしょうか。

日本調教馬だけでなく、海外調教馬に騎乗したケースも含めて主な歴代成績をまとめると、次のようになります。

騎手 騎乗馬 着順
1969年 野平祐二 スピードシンボリ 着外
1972年 野平祐二 メジロムサシ 18着
1990年 柴田政人 アサティス 12着
1994年 武豊 ホワイトマズル 6着
1994年 岡部幸雄 ダンシェンヌ 20着
1999年 蛯名正義 エルコンドルパサー 2着
2001年 武豊 サガシティ 3着
2002年 蛯名正義 マンハッタンカフェ 13着
2004年 佐藤哲三 タップダンスシチー 17着
2006年 武豊 ディープインパクト 3位入線後失格
2008年 武豊 メイショウサムソン 10着
2010年 蛯名正義 ナカヤマフェスタ 2着
2010年 武豊 ヴィクトワールピサ 7着
2011年 藤田伸二 ヒルノダムール 10着
2011年 蛯名正義 ナカヤマフェスタ 11着
2013年 武豊 キズナ 4着
2014年 川田将雅 ハープスター 6着
2014年 福永祐一 ジャスタウェイ 8着
2014年 横山典弘 ゴールドシップ 14着
2017年 川田将雅 サトノノブレス 16着
2018年 武豊 クリンチャー 17着
2019年 武豊 ソフトライト 6着
2019年 川田将雅 ブラストワンピース 11着
2021年 武豊 ブルーム 11着
2022年 横山和生 タイトルホルダー 11着
2022年 川田将雅 ディープボンド 18着
2022年 武豊 ドウデュース 19着
2024年 坂井瑠星 シンエンペラー 12着
2024年 武豊 アルリファー 11着
2025年 北村友一 クロワデュノール 14着
2026年 武豊 メイショウタバル 出走予定

※海外調教馬への騎乗を含みます。2026年は9月18日時点の出走予定です。

こうして並べてみると、日本人騎手が日本馬だけに騎乗してきたわけではないことも分かります。

柴田政人元騎手のアサティス、武豊騎手のホワイトマズル、サガシティ、ソフトライト、ブルーム、アルリファーなどは海外調教馬です。

そして2026年、武豊騎手は再び日本馬メイショウタバルとのコンビで凱旋門賞へ向かう予定です。

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日本人騎手の凱旋門賞最高着順は2着

日本人騎手の凱旋門賞最高着順は、蛯名正義元騎手が記録した2着です。

しかも蛯名元騎手は、一度だけではなく2度も2着に入っています。

1999年エルコンドルパサーで2着

最初は1999年のエルコンドルパサーです。

日本馬として初めて凱旋門賞制覇へあと一歩まで迫った、今でも語り継がれているレースですね。

エルコンドルパサーは蛯名正義騎手を背に先頭で直線へ。

最後はモンジューにかわされましたが、着差はわずか1/2馬身でした。

【1999年凱旋門賞】

  • 騎乗馬:エルコンドルパサー
  • 騎手:蛯名正義
  • 着順:2着
  • 優勝馬:モンジュー
  • 着差:1/2馬身

海外の強豪馬を相手に真正面から勝負し、ゴール直前まで先頭。

日本競馬にとって「凱旋門賞は決して届かないレースではない」と感じさせた一戦だったのではないでしょうか。

2010年ナカヤマフェスタでも2着

そして11年後の2010年。

蛯名正義騎手は今度はナカヤマフェスタとのコンビで、再び凱旋門賞2着に入ります。

勝ったワークフォースとの差はアタマ差

1999年以上に「あと少し」という結果でした。

【2010年凱旋門賞】

  • 騎乗馬:ナカヤマフェスタ
  • 騎手:蛯名正義
  • 着順:2着
  • 優勝馬:ワークフォース
  • 着差:アタマ差

2026年9月時点でも、この2着が日本人騎手の凱旋門賞最高着順となっています。

しかも、その2回を同じ騎手が記録しているというのも興味深いところですね。

なお、日本調教馬ではエルコンドルパサーとナカヤマフェスタだけでなく、オルフェーヴルも2012年・2013年に2着へ入っています。

日本馬がこれまで凱旋門賞でどのような成績を残してきたのか、歴代の挑戦についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

→凱旋門賞の日本馬歴代成績一覧!最高着順や2着になった馬を紹介

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武豊騎手の凱旋門賞成績は?

日本人騎手の凱旋門賞挑戦を語るうえで、やはり外せないのが武豊騎手です。

武豊騎手は1994年のホワイトマズルで初めて凱旋門賞に騎乗。

その後、日本馬だけでなく海外調教馬にも騎乗し、2024年のアルリファーまでに11回凱旋門賞に騎乗しています。

2026年はメイショウタバルへの騎乗が予定されているため、実際に出走すれば12回目の凱旋門賞騎乗となります。

騎乗馬 着順
1994年 ホワイトマズル 6着
2001年 サガシティ 3着
2006年 ディープインパクト 3位入線後失格
2008年 メイショウサムソン 10着
2010年 ヴィクトワールピサ 7着
2013年 キズナ 4着
2018年 クリンチャー 17着
2019年 ソフトライト 6着
2021年 ブルーム 11着
2022年 ドウデュース 19着
2024年 アルリファー 11着
2026年 メイショウタバル 出走予定

武豊騎手の凱旋門賞での最高着順は、2001年に海外調教馬サガシティで記録した3着です。

日本調教馬に限ると、2013年のキズナでの4着が最高着順となります。

1994年ホワイトマズルで凱旋門賞初騎乗

武豊騎手が初めて凱旋門賞に騎乗したのは1994年。

パートナーはイギリス調教馬のホワイトマズルでした。

結果は6着。

日本馬での挑戦から始まったのではなく、海外調教馬から凱旋門賞への挑戦が始まっているのも武豊騎手らしいところですね。

2001年サガシティで3着

武豊騎手自身の凱旋門賞最高着順となっているのが、2001年のサガシティです。

フランス調教馬のサガシティに騎乗し、3着に入りました。

日本馬以外にも騎乗機会を得ながら凱旋門賞に挑み続けてきたことが、武豊騎手の凱旋門賞でのキャリアの大きな特徴です。

2006年はディープインパクトとのコンビで挑戦

2006年には、日本競馬を代表する名馬ディープインパクトとのコンビで凱旋門賞に挑戦しました。

日本でも非常に大きな注目を集めた一戦で、ディープインパクトはレースで3位入線

しかし、レース後の検査で禁止薬物が検出されたことにより、その後失格となりました。

結果として正式な着順は残りませんでしたが、武豊騎手の凱旋門賞挑戦を振り返るうえでは、欠かすことのできない一戦といえるでしょう。

2013年キズナで4着

2013年には日本ダービー馬キズナとのコンビで挑戦。

この年はオルフェーヴルも出走しており、日本から2頭が凱旋門賞に挑みました。

キズナは4着。

武豊騎手が日本調教馬で記録した凱旋門賞の最高着順となっています。

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2026年は武豊騎手がメイショウタバルで凱旋門賞へ

そして2026年、武豊騎手が再び凱旋門賞の舞台へ戻ってくる予定です。

パートナーはメイショウタバル

2026年10月4日にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞への出走が予定されており、本番では武豊騎手が騎乗する予定となっています。

【凱旋門賞2026・日本馬の予定騎手】

  • メイショウタバル:武豊騎手
  • アドマイヤテラ:C・デムーロ騎手

武豊騎手は2024年に海外調教馬アルリファーで11回目の凱旋門賞騎乗を経験しています。

2025年は騎乗がなかったため、メイショウタバルが予定どおり出走すれば、2026年が自身12回目の凱旋門賞騎乗となります。

また、「メイショウ」の勝負服で凱旋門賞に挑むのは初めてではありません。

2008年にはメイショウサムソンに騎乗して10着となっており、2026年は18年ぶりに「メイショウ」の馬で凱旋門賞へ挑むことになります。

アドマイヤテラにはC・デムーロ騎手

もう1頭の日本馬アドマイヤテラには、クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗する予定です。

C・デムーロ騎手は凱旋門賞で、

  • 2020年:ソットサス
  • 2023年:エースインパクト

と、すでに2度の優勝経験があります。

日本馬2頭が出走予定でも、騎手という視点では「日本人騎手の武豊騎手」と「凱旋門賞2勝のC・デムーロ騎手」という異なる経験を持つジョッキーが騎乗することになります。

2026年は馬だけでなく、騎手にも注目して見てみると面白そうですね。

メイショウタバルとアドマイヤテラだけでなく、2026年の海外有力馬や前哨戦を経た注目馬については、こちらの記事で詳しくまとめています。

→凱旋門賞2026の出走予定馬は?日本馬・海外有力馬と注目馬を徹底解説

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日本馬には外国人騎手が騎乗するケースも多い

ここまで日本人騎手を中心に紹介してきましたが、日本馬が凱旋門賞に挑戦するとき、必ず日本人騎手が騎乗するわけではありません。

現地競馬への経験などを考慮して、海外のトップジョッキーに騎乗を依頼するケースもあります。

代表的なのがオルフェーヴルとクリストフ・スミヨン騎手のコンビでしょう。

オルフェーヴルはスミヨン騎手で2年連続2着

オルフェーヴルは2012年と2013年の2年連続で凱旋門賞へ出走。

どちらもベルギー出身のC・スミヨン騎手が騎乗し、2年連続で2着となりました。

【オルフェーヴルの凱旋門賞】

  • 2012年:C・スミヨン騎手/2着
  • 2013年:C・スミヨン騎手/2着

ほかにも、近年の日本馬ではC・ルメール騎手やO・マーフィー騎手、M・バルザローナ騎手などが騎乗しています。

2025年に日本馬最先着となる5着に入ったビザンチンドリームにも、O・マーフィー騎手が騎乗していました。

凱旋門賞では馬の能力だけでなく、ロンシャンのコースや欧州競馬を熟知した騎手を確保することも陣営にとって重要な要素のひとつといえそうです。

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凱旋門賞の日本人騎手についてよくある質問

最後に、凱旋門賞と日本人騎手について気になりやすいポイントをまとめます。

日本人騎手は凱旋門賞を勝ったことがありますか?

2026年9月18日時点では、まだありません。

日本人騎手の最高着順は蛯名正義元騎手の2着です。

武豊騎手の凱旋門賞最高着順は何着ですか?

武豊騎手自身の最高着順は、2001年サガシティでの3着です。

日本調教馬では2013年キズナの4着が最高です。

なお、2006年のディープインパクトは3位で入線しましたが、その後失格となっています。

2026年の凱旋門賞で武豊騎手は誰に乗りますか?

メイショウタバルに騎乗予定です。

予定どおり出走すれば、武豊騎手にとって12回目の凱旋門賞騎乗となります。

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まとめ

今回は、凱旋門賞に挑戦した日本人騎手の歴代成績や最高着順、武豊騎手のこれまでの挑戦について紹介しました。

【今回のポイント】

  • 2026年9月時点で日本人騎手の凱旋門賞制覇はまだない
  • 日本人騎手の最高着順は蛯名正義元騎手の2着
  • 蛯名元騎手は1999年エルコンドルパサーと2010年ナカヤマフェスタで2着
  • 武豊騎手は2024年までに凱旋門賞へ11回騎乗
  • 武豊騎手自身の最高着順は2001年サガシティの3着
  • 日本調教馬での武豊騎手の最高着順は2013年キズナの4着
  • 2026年はメイショウタバルに武豊騎手が騎乗予定
  • 予定どおり出走すれば武豊騎手は12回目の凱旋門賞騎乗
  • アドマイヤテラには凱旋門賞2勝のC・デムーロ騎手が騎乗予定

1969年の野平祐二騎手から始まった、日本人騎手の凱旋門賞への挑戦。

蛯名正義元騎手は2度も2着まで迫り、武豊騎手も長年にわたってこのレースへの挑戦を続けてきました。

そして2026年は、メイショウタバルと武豊騎手のコンビが世界最高峰の舞台へ挑む予定です。

日本人騎手として初めて凱旋門賞を制する日はいつ訪れるのか。

馬だけではなく、その手綱を取るジョッキーにも注目しながら2026年の凱旋門賞を楽しみたいですね。

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