皆さんはもう「馬名応募」されましたでしょうか?
そろそろ締め切りが近づいていますよね。
今回は「馬名応募」に関して、それぞれ入会しているキャロットクラブと広尾サラブレッド倶楽部の違いを見ていきたいと思います。
2020年度は【広尾サラブレッド倶楽部】では、出資後から1歳の12月31日まで馬名応募の受付をしていますが、【キャロットクラブ】では、12月1日より2021年1月6日までの受付となっています。
大きな違いは、広尾サラブレッド倶楽部では出資後からすぐに応募が出来るという点。
ただ、年内一杯までの受付となっています。
そして、キャロットクラブではクラブが馬名応募の募集をかけた時から始まり、例年だと年明け1週間ほどの期間までの受付となっています。
【追記】
➡2月17日に発表されました。(キャロットクラブ)
➡3月8日に発表されました。(広尾サラブレッド倶楽部)
馬名応募【キャロットクラブ】
応募期間:2020年12月1日~2021年1月6日
出資馬1頭につき1候補まで。
馬名採用者には愛馬命名書ならびに愛馬写真がもらえます。
募集期間は1カ月ちょっとですが、いつも年末年始の休み中に考えています(^^♪
応募数の中間発表が12月25日にありましたが、発表を見ると中央だと1頭あたり30~70くらいの応募状況ですね。
地方馬は5~20前後です。
【事前告知】愛馬に名前をつけてみませんか? (20/11/16)
キャロットクラブでは毎年恒例となっておりますが、本年も2020年度募集馬の競走馬名を皆様より募集いたします。愛馬の名付け親になれるかもしれない、またとないチャンスです。馬名募集期間:2020年12月1日(火)正午から2021年1月6日(水)10時00分まで。
馬名応募資格:当該馬に出資されている会員様
※名付け親となられた方には、愛馬命名書ならびに愛馬写真を進呈いたします。12月2日(水)正午に、クラブホームページメンバーズサイト内に馬名応募ページを開設いたします。
【※追記】
決定した馬名の発表につきましては2月19日(金)前後にクラブホームページにてご案内させていただく予定となっておりますので、今しばらくお待ち下さい。
※会報誌につきましては3月号での掲載予定となっております。
引用元:キャロットクラブ公式HP
馬名応募【広尾サラブレッド倶楽部】
応募期間:出資後~1歳の12月31日(締め切り間近!)
出資馬1頭につき3候補まで応募できます。
募集期間は出資が早ければ早いほど、キャロットよりも長くなるのが特徴ですので、ゆっくり馬名を考えたい方は早めに出資するのがいいのかもしれません。
2000口で1人3候補までとなればかなりの応募数になりそうですよね。
広尾の馬名はある程度スタッフの方々で絞って候補を上げ、その後は会員の投票で決まるので、まずは候補に残っておきたいところですね。
ちなみにキャロットクラブと同じく、応募数の中間発表が12月25日にありました。
見てみると、一番少ない応募馬で110候補、最多で395候補とやはりかなりの数ですね(^^;
※ 命名は、ご出資馬に限らせていただきます。(お一人様各募集馬につき、第3候補まで)
※ 第4候補以上、お申込いただきました会員様につきましては、受付時刻が新しい候補馬名から順に、第3候補まで採用させていただきます。
※ 応募締切は1歳12月31日となります(例)2019年産馬 2020年12月31日応募締切
※ トレセン入厩に備え、予告なく締切とさせていただく場合もございます。ご了承ください。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部公式HP
【※追記】
今年は馬名選挙ではなく、クラブ側である程度絞って、調教師や厩舎関係者の方々に決めてもらったのでしょうか?
特に、今年は詳しい情報がなかったので、あっさりと決まった感じがします(^^;
でも、この決め方のほうが口数関係なく決めて頂けるので、公平性があって良いですね!
馬名の名付けに関するルール
次は、競走馬登録での名前の付け方のルールを見ていきましょう。
●登録できない競走馬名【引用:キャロットクラブより】
1. | 有名な馬と同じ馬名は以下の期間、つけられません。 *中央地方問わずGⅠ勝馬名は無期限(例:シンザン、オグリキャップ)*中央競馬のGⅠ以外の重賞、地方競馬のGⅡ、GⅢの勝馬名はその馬が登録を抹消してから10年間*海外の著名馬名(国際保護馬名等)は無期限(例:フランケル、ファウンド) |
2. | 父母と同じ馬名は以下の期間、つけられません。 *日本で供用された種牡馬が死亡または用途を変更後15年間*日本で供用された繁殖牝馬が死亡または用途を変更後10年間*持込馬の父、外国産馬(外)の父母の馬名 |
3. | 現役の競走馬名はつけられません。 *中央地方を問わず、現役及び「馬の登録」を抹消後、5年以内*現役競走馬名を逆転した馬名(例:現役馬キャロットグリーンがいる場合のグリーンキャロット)*現役競走馬名と紛らわしい馬名 |
4. | 奇妙な馬名はつけられません。 *著名人物等の名称と同じ馬名(例:ビルゲイツ)*人に不快感を与える馬名(例:テロ)*頭文字または数字だけで構成される馬名(例:アイティー、イレヴン)*国名や有名な地名は登録できないことがあります(例:トウキョウ、ニューヨーク)*言葉の意味と性別が異なる馬名(例:牡馬にクィーン、牝馬にブライアン)*競馬用語に関する馬名(例:クロカゲ、イッチャク) |
5. | 明らかに営利のための広告宣伝を目的として会社名、商品名等と同じである名称を付したと認められ、かつ競走馬として相応しくない馬名。 |
6. | 1文字又は10文字以上の馬名。(国際的には)アルファベット18文字以内。 |
※詳しくは「公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル馬名登録実施基準」第4条(審査基準)および第5条(再び使用できる馬名)を参照
これらのルールを守って応募しなければ、候補馬名にすらならずに落選することになりますので、注意が必要です。
応募が採用されると・・・
馬名が採用されると、記念品が贈呈されます。
キャロットクラブ
キャロットクラブで、一度馬名が採用されたことがあります。
ちなみに採用された募集馬は「リッチダンサーの12」こと「メリーモナーク」。
今では、キャロット所縁の人気の血統になっていますよね。
募集当時はホーカーテンペスト、フロアクラフト、バウンスシャッセに続いての募集馬でした。
しかも、「キングカメハメハ×リッチダンサー」ということで、期待がかけられた馬でしたので、採用時は本当に嬉しかったですね。
命名者となると最初は単純に「嬉しい」という気持ちになるけど、デビューが近づいて来ると次第に「もし未勝利で終わったら・・・」というプレッシャーが掛かって来るから、未勝利戦を勝ったときは本当にホッとしました(^^;
ちなみにこの血統は、ホーカーテンペスト(戦闘機名)以外はダンス用語が採用されることがほとんどなので、「キングカメハメハ➡ハワイ➡フラ➡メリーモナーク(フラを復興させたカラカウア王)」という流れで命名しました。
他にも何人か同じ馬名を命名した方もいらしたので、イメージしやすい血統だと思います。
まぁ、結局平地では500万下で頭打ちとなり、障害へ転向(^^;
これが、この馬には合っていたようで、障害戦で初戦2着と好走し、2戦目で勝利。
次走の重賞でも4着と将来が楽しみでしたが、障害戦には怪我が付き物・・・
骨折引退となってしまったのが、非常に残念でした。
ちなみに採用された時に送られてきた「愛馬命名証明書」と「出資馬の写真」です。
※余談ですが、何年か前に応募した馬名が、今年の2歳馬の名前に採用されていたものもありました。
ちなみに、「グレナディアーズ(ヴィートマルシェの11)」の馬名に応募した「バーデンヴァイラー(ヴィートマルシェの18)」です。
祖母のキョウエイマーチから、「マーチ」の連想で「行進曲系」が採用されることが多いため、方向性は間違っていなかったみたいですが、当時は落選・・・(^^;
広尾サラブレッド倶楽部
広尾では、まだ採用されたことはありません。
クラブ側の最終候補に挙がったことはありましたが、応募数も多く、採用されること自体難しいですよね。
近年は、会員数も増えているので、凄まじい倍率になっているかと思います(^^;
ただ、キャロットと比べ、血統に関わる由来ではなくても採用されるイメージがあります。
ちなみに採用時に貰える記念品です(まだ、採用されたことないのでクラブより引用)。
馬名応募編まとめ
出資馬に命名をするのも、一口馬主の醍醐味の一つであり、イベントでもありますよね。
過去のクラブ所属馬の馬名を見てみると、そのほとんどが血統に由来していることがわかります(特にキャロットの場合)が、そうでなくても採用される場合もあります。
しかしながら、血統の由来に沿って考えると採用されやすいかと思います。
まだ応募したことない方は、是非この機会に応募をすることをオススメします!
やはり、自分が命名した馬名が実況で呼ばれるのは、何とも言えない「感慨深さ」がありますよ(^^♪
※画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ・広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。