広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉛-4《更新日4/7~4/9》

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広尾サラブレッド倶楽部

《更新日4/7~4/9》

  • 【牧場在厩馬】:マーテル、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、ルーシッド、アリシアン
  • 【トレセン在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、パンサラッサ、マミリアス

今日の桜花賞はソダシが負けなしの5連勝で勝利!そのソダシと札幌2歳Sで戦ったバスラットレオンがニュージーランドT(GⅡ)を逃げて圧勝!

初ダート戦のカナロアガール、そして、デビュー戦だったラヴマイウェイは残念な結果となりましたが、詳しくはまた個別に書きたいと思います。



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広尾サラブレッド倶楽部(牧場在厩馬編)

まずは牧場在厩馬から見ていきます。

マーテル(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父ドゥラメンテ×母マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:武幸四郎 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

チャンピオンヒルズ在厩。週2回の速めを順調に消化、今週末の栗東トレセン帰厩が予定されています。
「直近で半マイル56秒程度をマーク。馬自身に走る気がありますし、だいぶ精神面におけるオン・オフのメリハリがついてきた感じでしょうか。馬体重についても到着時から約30kg増であれば、悪くない数字ですよね。ここからは周回コースをメインとして、長めを乗って送り出せればと思います」(畠山厩舎長)
今週末に帰厩とあるので、既にトレセンへ帰厩しているかもしれません。精神面にも問題なくここまで来れましたし、馬自身に走る気もあると言うことなので、復帰戦はデビュー戦のようなことはないと思いたいですね。

 

馬体的にも精神的にも成長していると思いますし、なんとか勝ち上がりに目処の立つレースをしてもらいたいところ。

ゴッドシエル(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:松永幹夫 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

イクタトレーニングファーム在厩。現在は、おもに周回コースにてハッキング及びハロン20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化しています。
「飼葉をよく食べさせながら、すでにコース入りして乗っていますので、だいぶトモの肉づきが戻ってきましたね。調教時は口向きを調整しつつ、目下オーバーワークに気を付けて進めていきたいところです。馬房と洗い場間でチャカチャカする程度で、そこまでうるさい感じはありません」(生田場長)
調教のペースも順調にアップしていますし、このまま調教量をしっかりと確保してもらって復帰戦へと繋げてもらいたいですね。去勢の効果が出るのは、時間が掛かるとは言われていますが、未勝利戦終了まであまり時間もありませんし、順調に行ってもらいたいですね。

 



ヴィジャーヤ(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:池江泰寿 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

吉澤ステーブル湖南在厩。引き運動30分にて管理されています。
「患部の治療は順調に進んでいますので、もう抗生剤や抗炎症剤の力を借りる必要はありません。引き続きハイドロサイトを数日ほど貼り続け、早期再生を促進。この分であれば、近日中にもウォーキングマシン運動を開始できるものと思われます」(奥場長)
ひとまずフレグモーネは大丈夫そうですね。これ以上長引かなくて良かったです。ここから徐々に調教を再開するとしても、一月ほど休んでいたので、復帰するまではちょっと時間も必要でしょうね。今のところ矢作厩舎以外は勝ち上がっていないので、この馬には頑張ってもらいたいです(^^;

アリシアン(牝2)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【クラブのコメント】
リバティホースナヴィゲイト在厩。昨日まではトレッドミルでの調整、今朝より馬場にて騎乗運動を開始しています。
「北海道から移動してきた時よりは馬に落ち着きがありますが、それでもトレセンで進めてきただけあって、テンションはやや高めですね。左前肢にいくらか骨瘤が出かかっていますので、しっかりとケアしながら立ち上げていきたいと思います」(佐久間代表)
ゲート試験合格後に放牧に出されましたが、騎乗運動も再開。ただ、骨瘤が出かかっているとあるので、そのケアもしっかりとして頂いて、デビューに向けて頑張ってもらいましょう(^^♪

 

ちなみに「骨瘤」は、管骨の主に内側(外側にでるケースもあり)にできる瘤(こぶ)のこと。重症化すると盛り上がった部分が腱や神経に触れてしまうことで、腱を痛めて競走能力に大きな影響が出たり、痛みが出たりすることもあると言われています。

ルーシッド(牡2)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター2200~2500m、ウッドチップ坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15-15を開始しています。
「ほどなく飼葉を食べてくれるようになり、それに伴って、馬体にボリュームが出てきた感じ。まだ速めを始めて間もないため、余裕まではありませんが、当初の印象よりもすぐに15-15に移行できたのは良い傾向ですよね。様子を見ながら、今後は週2回速めを取り入れていければと思います」(木村マネージャー)

引用元:広尾サラブレッド倶楽部

北海道のシュウジデイファームから、滋賀県のチャンピオンヒルズに移動したルーシッド。前回の更新時はまだ軽めの調整でしたが、今回の更新では週1回の速めの調教も始まりました。

馬体にボリュームも出始めたようで、少しずつペースアップも出来ていますね。週2回の速めも乗り進められるようになれば、トレセンへの移動も見えてきそうです(^^♪

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広尾サラブレッド倶楽部(トレセン在厩馬編)

続いてトレセン在厩馬たちを見ていきます。

クレッシェンドラヴ(牡7)

【プロフィール】

  • 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産:新ひだか産
  • 関東:林徹 厩舎

【クラブのコメント】

 美浦トレセン在厩。まずはレース後の様子見が行われています。
「思っていたほど肉体的なダメージはなさそうですが、雨が降り出した馬場で泥んこになって帰ってきましたからね。精神面にも気遣ってあげる必要がありますので、いずれにせよ今週末にも一旦テンコートレーニングセンターへ放牧に出して、ひと息入れてあげたいと思います。牧場のほうでも回復状況を確認してもらい、それから次走を検討していきたいところです」(林調教師)

引用元:広尾サラブレッド倶楽部

レースでは泥んこになって頑張って走ってくれたクレッシェンドラヴですが、とりあえずダメージもなさそうで一安心。前走後は「次は選択肢を広く取って、今後のローテーションを検討していきたい」とありましたが、どんなレース選択をするのか注目ですね(^^♪

グランソヴァール(牡5)

【プロフィール】

  • 血統:父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産:新ひだか産
  • 所属厩舎:尾関知人 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

 美浦トレセン在厩。昨日、五十嵐雄祐騎手を背に障害試験に合格しています。
向正面で1つだけタイミングが合わなかった障害がありましたが、それ以外はほぼ問題がなく、時計も優秀なほうだと思います。ただ、平地以上に脚元に負担がかかるのも事実ですので、ここでひと息入れてあげるのも手かと。今後については疲れ具合など馬の様子を窺いながら、ジョッキーも交えて考えていければと思います。飛越が巧いというよりは、スピードを落とさずに飛べるといった感じ。平地力もあって、芝・ダートを問わないのも強みと言えるでしょう」(尾関調教師)

【調教時計】

日付 騎乗 場所 内容
21.04.07 五十雄 美北障

試 8F
107.4- - - -50.7-37.7-13.1(3) 馬ナリ余力

引用元:広尾サラブレッド倶楽部

障害試験に見事合格したグランソヴァールですが、障害馬としてのセンスがありそうですね(^^♪

ただ、「飛越が巧いというよりもスピードを落とさずに飛べる」とのことで、そうなると中京や新潟向きでしょうかね。過去にキャロットの出資馬で2頭の障害オープン馬(ホーカーテンペスト・メリーモナーク)を持ちましたが、ホーカーテンペストタイプかもしれません。

ホーカーテンペストは平地力を活かした飛越だったので、飛ぶと言うよりも跨ぐ感じでしたが(^^;

Twitterに挙げられた障害試験の結果を見ても、一頭だけタイムが抜けていますし、レース本番でどんな競馬をしてくれるのか楽しみです(^^♪



パンサラッサ(牡4)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

・21.04.08
栗東トレセン在厩。今朝より坂路入りしており、15-15を1本。来週4月18日(日)新潟11R 福島民報杯(L・芝2000m)に向けて調整を進めていきます。
・21.04.07
本日、栗東トレセンに帰厩しています。「帰厩が今週になりましたので、この中間は追い切りレベルとなる半マイル53秒台で登坂。競馬に向けて、しっかりと負荷をかけての調教を順調に消化することができました。フレッシュ且つ、ある程度仕上がった状態で送り出すことができたと思います」(小泉厩舎長)
【追い切り時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.04.08 助 手 栗東坂

良 1回
59.4-43.7-28.9-14.7 馬ナリ余力
前走の中山記念ではスタートで躓いてしまい、自身の競馬が出来ずに惜敗。今回は、秋以降のためにもしっかりと賞金加算が出来るよう頑張ってもらいたいですね。また、以前「距離短縮」の話も出ていましたが、今回の結果次第ではまたそういった話もあるかもしれませんよね?

マミリアス(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
  • 生産  :新冠産
  • 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

美浦トレセン在厩。まずはレース後の様子見が行われています。
特に疲れはなさそうですし、今回は交突の影響もなく大丈夫そうですよ。ひとまず節をあけないことにはレースに使えそうにありませんが、今週からの新潟開催が進むにつれて、また頭数が落ち着いてくることも予想できますからね。いつでも対応できるよう、乗り出していきたいと思います」(根本調教師)
前走は前が詰まって残念な結果となってしまいましたが、レース後のコメントの通り、そのままトレセンに在厩して調整が続きます。次走は再び同条件を使うんでしょうか。出来れば距離短縮や芝のレースも使ってもらいたいですが、権利がないだけに出れる条件も限られそうです。その限られた条件で最良の結果が出るように頑張ってもらうしかないですね(^^;

 

※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

 

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