《更新日５／１２～５／１４》
- 【トレセン在厩馬】：バスラットレオン、ルーシッド
- 【牧場在厩馬】：クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、パンサラッサ、マミリアス、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、アリシアン
先週の競馬で、バスラットレオンはNHKマイルCで無念の落馬、そして次走はどうなるのか気になっていましたが・・・次走予定は、日本ダービー！
他の馬の動向も進展はあるのか、近況を見ていきたいと思います。
広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㊲トレセン在厩馬編
まずは、トレセン在厩馬の近況から。
バスラットレオン（牡３）
【プロフィール】
- 血統：父キズナ×母バスラットアマル（母父：New Approach）
- 生産：浦河産
- 所属厩舎：矢作芳人 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.13栗東トレセン在厩。昨日までは運動のみ、今朝より騎乗を再開しています。「レースをしてこなかったこともあり、馬は元気いっぱいの様子。現時点における本馬にマイルからの４Ｆ延長は決して楽ではないのかもしれませんが、その一方で、３歳馬同士であれば、ごまかしが利く範囲内の距離であるとも考えられますからね。このまま５月３０日（日）東京１１Ｒ 東京優駿〈日本ダービー〉（ＧⅠ・芝2400ｍ）に向かいたいと思います」（宮内助手）
21.05.12栗東トレセン到着後も馬に異常が見られないことから、このまま続戦の方針が内定。５月３０日（日）東京１１Ｒ 東京優駿〈日本ダービー〉（ＧⅠ・芝2400ｍ）に向けて調整を進めていくことになりましたので、取り急ぎお知らせいたします。なお、鞍上は引き続き、藤岡佑介騎手を予定しています。
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
現状はマイルがベストと考えられていましたが、ダービーは2400ｍ。3歳馬同士なら「ごまかしが利く範囲内の距離」とあります。
ルーシッド（牡２）
【プロフィール】
- 血統 ：父ダンカーク×母スイートマカロン（母父：Tale of the Cat）
- 生産 ：新ひだか産
- 所属厩舎：高柳大輔 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.13栗東トレセン在厩。おもに坂路にてハロン１５秒台を上限としたメニューを消化。きのう今日とゲート練習が行われています。「きのうは試験時と同じように、ある程度ゲートから出していく形。特に疲れがきているわけでもなく、二歩目からは問題ないのですが、どうも一歩目がスムーズに出られない傾向にありますね。今日もそのあたりに重点を置いて確認しましたので、明日にでもまたゲート試験を受けてみようかと思っています」（高柳大調教師）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊲牧場在厩馬編
続いて、牧場在厩馬たちの近況を見ていきます。
クレッシェンドラヴ（牡７）
【プロフィール】
- 父：ステイゴールド 母：ハイアーラヴ（母父：Sadler’s Wells）
- 生産：新ひだか産
- 関東：林徹 厩舎
【関係者のコメント】
21.05.12テンコートレーニングセンター在厩。現在は、おもに周回コースにてハロン２０秒ペースのキャンター2000ｍを消化しています。
「トレッドミルで体をほぐしてから周回コースへ。元気があり、自然と勢いよく走ってしまいがちですので、今はあえて抑えて段階を踏んでいるところです。いったん休ませていた分、乗り出し直後は少し緩くも感じましたが、それもほどなくフィットし始めており、特に問題は見当たりません」（伊藤マネージャー）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
グランソヴァール（牡５）
【プロフィール】
- 血統：父ダンカーク×母スイートマカロン（母父：Tale of the Cat）
- 生産：新ひだか産
- 所属厩舎：尾関知人 厩舎（美浦）
【関係者のコメント】
21.05.12スピリットファーム在厩。おもにダート周回コースにてハロン１８～２０秒ペースのキャンター3000ｍを消化。昨日より、週１回の１５－１５を開始しています。「きのう半マイル１５－１５をやってみましたが、その後も特に気になるところは見当たりませんので、このまま週１～２回、馬場状態の良い日を見計らって時計を出していきたいと思います。７～１０日に１回、獣医師にチェックしてもらい背中の張りを取ってあげれば、問題なく乗り進めていけるのではないでしょうか」（明智代表）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
１５－１５も開始されましたね。
７～１０日に１回チェックしてもらうとあるので、６月出走を考えるとなると、帰厩は下旬頃になりますかね。
カナロアガール（牝５）
【プロフィール】
- 血統 ：父ロードカナロア×母サンデーローザ（母父：サンデーサイレンス）
- 生産 ：平取産
- 所属厩舎：田村康仁 厩舎（美浦）
【関係者のコメント】
21.05.12大瀧ステーブル在厩。先週末より、騎乗を開始しています。「角馬場でハッキング程度から乗り、きのう今日は周回コースにてハロン２０秒ペースのキャンター1800ｍを消化。体つきがまだ細めとはいえ、飼葉喰いは良くなってきましたし、馬に元気もありますからね。状態や脚元、食欲などを見ながらにはなりますが、この分であれば、これから少しずつピッチを上げていけるのではないでしょうか」（大瀧代表）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
状態面に変わりはなく、問題もなさそう。
カナロアガールの場合は、適性にあったコースで使ってもらえるのかが問題でしょうかね(^^;
引退まで１年切っていますが、それまでに数を使ってもらえるのかどうかですね。
パンサラッサ（牡４）
【プロフィール】
- 血統 ：父ロードカナロア×母ミスペンバリー（母父：Montjeu）
- 生産 ：新ひだか産
- 所属厩舎：矢作芳人 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.12チャンピオンヒルズ在厩。現在は、ウォーキングマシン６０分による管理となっています。「副管骨のあたりにダメージが残っているようで、触診でもまだ反応を示しますし、なかなか痛みが引いてこない状況です。この分だと少し時間がかかるかもしれませんね。目下はとにかく冷却ケアを続け、緩和を促進。毎週土曜日、獣医師にチェックしてもらいながら様子を窺っていきたいと思います」（小泉厩舎長）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
ちょっと長引きそうですね(^^;
焦っても仕方がないので、ここはしっかりと治してもらって、仕切り直しですね。
マミリアス（牡３）
【プロフィール】
- 血統 ：父リオンディーズ×母ハニーハント（母父：エンドスウィープ）
- 生産 ：新冠産
- 所属厩舎：根本康広 厩舎（美浦）
【関係者のコメント】
21.05.12テンコートレーニングセンター在厩。おもに周回コースにてハロン２０秒ペースのキャンター2000ｍを乗られています。「腰の疲れや緩みを気遣い、この中間にショックウェーブ放射を行ってから、少しずつペースアップへ。出走を重ねてきた分でしょうか、いい意味で馬がピリッとしている様子ですし、徐々に体もしっかりしつつあるように感じます。これからさらに乗り込みを進めていきたいですね」（伊藤マネージャー）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
徐々に状態面も上向いている感じでしょうかね。
次走は、交流戦も視野に入っているので、出走となれば一発で決めてもらいたいですね。
ゴッドシエル（牡３）
【プロフィール】
- 血統 ：父エピファネイア×母ゴッドフロアー（母父：ハーツクライ）
- 生産 ：新ひだか産
- 所属厩舎：松永幹夫 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.12イクタトレーニングファーム在厩。おもに周回コースにてハロン１７～２０秒ペースのキャンター2400～3200ｍを消化。週２回、坂路にて１５－１５前後を乗り込まれています。「おもに水曜日と土曜日に速めを乗っており、その後も飼葉喰い、馬体重ともにキープ（４６８ｋｇ）。騎乗すると馬にスイッチが入りますが、口向きやコントロールに問題はないですし、テンションも一定のところから度を越すようなことはありません。あとはトレセンの環境下でも、この状態を保ってくれるかどうかでしょう」（生田場長）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
そろそろ移動も視野に入ってきている段階でしょうか？
気性面に関しても、比較的安定しているようですが、マーテルの件もありますし、帰厩してからも保てれば良いのですが(^^;
ヴィジャーヤ（牡３）
【プロフィール】
- 血統 ：父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ（母父：ファスリエフ）
- 生産 ：浦河産
- 所属厩舎：池江泰寿 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.14１２日（水）に吉澤ステーブル湖南から、吉澤ステーブルＷＥＳＴに移動しています。「傷口がさらに小さくなり、順調な回復をみせていることから、今朝より騎乗運動を開始。まずは３０分ほどかけてハッキングまでとしました。元々毛づやは良いほうですし、休養中も目立った馬体のコンディション低下はありませんでしたが、一定期間休んでいましたので、さすがに背肉は落ちている印象でしょうか。これからしっかりと飼葉を食べさせ、戻していきたいと思います」（奥場長）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
ひとまず、さらに回復が進んで、騎乗運動も開始されました。
ですが、結構な期間休んでいたので、ここから乗り込みを進めていってどこまで状態面を上げて行けるか、そして間に合うのかが一番の問題ですね(^^;
リナーシェ（牝３）
【プロフィール】
- 血統 ：父キングカメハメハ×母ヴェイパー（母父：Galileo）
- 生産 ：浦河産
- 所属厩舎：四位洋文 厩舎（栗東）
【関係者のコメント】
21.05.12７日（金）に滋賀県東近江市のワコーファームへ移動しています。「『コンディションが上がってくるまでは』（調教師）ということで、こちらに移動してきました。現在はダク1500～2000ｍ、ハッキングキャンター2000ｍ程度で様子を見ていますが、乗るとまだ左前を中心に少しコトコトする感じでしょうか。それに飼葉の食べ方もゆっくりですので、まずは体をほぐしつつ、フックラさせながら進めていければと思います」（脇担当）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
まだ左前の硬さが残っているようですね。
あまり時間はありませんが、あと何戦出来ますかね？
勝ち上がりは厳しいかもしれませんが、少しでも前進出来るように頑張ってもらいましょう。
アリシアン（牝２）
【プロフィール】
- 血統 ：父エピファネイア×母ベネディーレ（母父：クロフネ）
- 生産 ：新ひだか産
- 所属厩舎：加藤征弘 厩舎（美浦）
21.05.12チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにて軽いキャンター1500～2000ｍ、ウッドチップ坂路にてハロン１６～１７秒ペースのキャンター１本、またはフェルトダート坂路にてハロン１７秒ペースのキャンター１本を乗り込まれています。馬体重５０６ｋｇ（5/12測定）「じわっとペースを上げているなかでも、骨瘤はだいぶ締まって小さくなってきた様子。もうひと我慢といったところでしょうか。登坂時は併せ馬も行っていますが、相手に怯むようなことはなく、順調に駆け上がってくれていますよ」（畠山厩舎長）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
骨瘤もだいぶ気にならなくなってきていますかね。
「併せ馬も相手に怯むことはない」とあるので、勝負根性もありそうです。
一応、6月デビューを目指していますが、そうなると移動もそろそろ見えてきそうです。
