【出資馬ミスペンバリーの19・ステラリードの19・スイートマカロンの19・ベネディーレの19・グレイスフルソングの19の馬名決定!】
キャロットクラブでは2月17日に2歳馬の馬名が決定していましたが、3月8日に広尾サラブレッド倶楽部でも遂に2歳馬の馬名が決定し、発表されました。
今年は「出資会員による選挙はなく、応募された馬名からクラブ関係者が決めることになっていた」とブログで書かれている方がいましたが、私が知る限りでは公式でそのような情報があったかどうか記憶にありませんでした(^^;
昨年は馬名選挙で1頭当たり3つほど候補を絞り、それを調教師側が最終決定するような感じだったかと思います。(違っていたらすいません(^^;)
今回のような形での決め方は、口数は関係なく決まるのでキャロットの決め方と似ています。少口でも大口でも一人の出資者ですし、馬名を付ける権利は平等であってほしいですから良い決め方かもしれませんね。
では、出資馬たちの馬名を見ていきたいと思います。
【追記】
馬名選挙の件ですが、公式サイトに2019年産・2020年産は行わないと書かれていました。確認不足でした、すいません(^^;
ミスペンバリーの19(牡2)鹿毛
【プロフィール】
- 2019年3月29日生
- 血統:父キズナ×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産:新ひだか産
- 関西:矢作芳人 厩舎
まずはミスペンバリーの19から見ていきます。
こちらは血統的にもディメンシオン、パンサラッサの半弟ですし、期待している馬。
馬名は「アシタカ: Ashitaka」と命名されました。
最初、馬名を目にしたときは、アシタカというとやはり「もののけ姫」と反射的に思ってしまいました(^^;同じように思っていた方が多かったですし、やはりインパクトがあります。そして、覚やすい名前ですよね♪
由来は『“足高”に由来する男の子の名前』とあります。となるとやっぱり「もののけ姫」から付けたということでしょうか。
アシタカ・・・映画『もののけ姫』の主人公。
本名は「アシタカヒコ」。名前の由来は恐らく日本に実在する名字「足高」(一部抜粋)
出典:ピクシブ百科事典
調べてみたら、やはり「もののけ姫」のアシタカですね。
「もののけ姫」の「アシタカ」の由来が「足高」からだったとは・・・初めて知りました(^^;
強くて頼もしい感じもしますし、この名前に恥じない活躍を期待したいと思います。
ステラリードの19(牡2)鹿毛
【プロフィール】
- 2019年2月5日生
- 血統:父ロードカナロア×母ステラリード(母父:スペシャルウィーク)
- 生産:新ひだか産
- 関西:矢作芳人 厩舎
続いて、ミスペンバリーの19と同厩舎であるステラリードの19。
パラスアテナ、カイザーノヴァの半弟となります。こちらも血統的に期待大ですね。
馬名は「キングエルメス : King Hermes」と命名されました。
由来は『“王+ギリシャ神話に登場する青年神”。父名からの連想。』とあります。
確か半姉のパラスアテナの馬名は「トランプのスペードのクイーンのモデル」が由来ですが、ギリシャ神話の女神の意味でもありますから、同じギリシャ神話からとなりますね(^^♪
パラスアテナやカイザーノヴァに続くような活躍を期待したいと思います。
スイートマカロンの19(牡2)芦毛
【プロフィール】
- 2019年3月12日生
- 血統:父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産:新ひだか産
- 関西:高柳大輔 厩舎
次は、スイートマカロンの19です。こちらはグランソヴァールの全弟となりますね。
同時期の兄は既に500kgを超えていたので、比べると馬体重は少ないですが、体の厚みはこちらのほうがありますね。見栄えもしますし、馬体重も増加傾向でこの先が楽しみです(^^♪
馬名は「ルーシッド : Lucid」と命名されました。
由来は英語で“明快”の意。母母パステルカラーからの連想。
この馬名も良いですよね。
兄以上の活躍を期待します!
ベネディーレの19(牝2)鹿毛
【プロフィール】
- 2019年3月3日生
- 血統:父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
- 生産:新ひだか産
- 関東:加藤征弘 厩舎
そして、ベネディーレの19です。出資している19年産で唯一の牝馬ですが、既に500kgを超えています。もともと馬格はありましたが、画像を見ても胸前の筋肉量も多く見えますね。
馬名は「アリシアン : Alliciant」と命名されました。
由来は『フランス語で“魅惑的な”の意。魅惑的な活躍をして欲しいとの願いを込めて。』
この血統は広尾に入会するきっかけになったゼロレボルシオンの半妹でもあり、ちょっと思い入れがあります(^^;兄は未勝利で終わってしまいましたが、妹には頑張ってもらいたいですね。
既に北海道から茨城のリバティホースナヴィゲイトへと移動しています。
また、キャロットに所属していた半兄のガンサリュートは京成杯(GⅢ)で2着と早い時期に活躍していたので、ベネディーレの19も早めの始動が出来るかどうか。
グレイスフルソングの19(牡2)青鹿毛
【プロフィール】
- 2019年3月9日生
- 血統:父シルバーステート×母グレイスフルソング(母父:Rock of Gibraltar)
- 生産:新ひだか産
- 関東:深山雅史 厩舎
最後はグレイスフルソングの19です。
馬名は「アタビズム : Atavism」と命名されました。
由来は『隔世遺伝”の意。偉大な種牡馬である父父と母父の隔世遺伝にも期待を込めての命名』とあります。血統は世界的名牝Balladeの系譜に連なり素晴らしいのですが、なかなか活躍馬が出てくれません(^^;
この仔が母グレイスフルソングの最後の産駒となるので、活躍してくれたらと願っています。父は幻のダービー馬とも称されていますから、その血が覚醒してくれたら嬉しいのですが。
馬体重が直近の更新でまだ438kgと小さいので、春に向かって大きくなってもらいたいですね。
広尾サラブレッド倶楽部2019年産の馬名決定!まとめ
今年の広尾サラブレッド倶楽部での馬名選考は、出資会員による馬名選挙はなく、応募された馬名の中からクラブ側が決めるというもの。
ただ、馬名発表というのは出資者にとって「大きなイベント」でもあるので、馬名応募が終了した時点で、公式HPに「〇月〇日前後に発表します」のようにきちんと告知をして頂きたかったです。
知っている方もいたようなのですが、今回はTwitterのフォロワーさんのツイートで知ったので、何だか順番が逆ですよね・・・(^^; 今年はそこが非常に残念でしたね。
また、馬名に関しては広尾サラブレッド倶楽部は、キャロットと違って馬名の傾向が掴みにくい感じがします。独特というか変わっているというか、色んな視点から考えないと命名者になれないような気がします(^^;
でも、私的には今回の出資馬の馬名は気に入っているので、競馬場で名前が呼ばれるのを楽しみに待ちたいと思います(^^♪
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。