《近況更新2/10~2/11》
- 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、カナロアガール、バスラットレオン、マーテル、ラヴマイウェイ
- 【トレセン在厩馬】:グランソヴァール、パンサラッサ、ヴィジャーヤ、リナーシェ、マミリアス
今週の競馬では、3歳未勝利戦にエベーヌとゴッドシエルが出走し、結果は下記に更新した通り(^^;
今回の近況更新では3歳馬のヴィジャーヤとリナーシェの2頭が帰厩し、マミリアスが来週未勝利戦へと出走予定となっていて、再び3歳馬達の動向が気になるところ。
早速、見ていきたいと思います。
広尾サラブレッド倶楽部(牧場在厩馬編)
まずは牧場在厩馬から見ていきたいと思います。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
テンコートレーニングセンター在厩。おもに周回コースにて軽いキャンター1000m、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回、15-15前後を乗り込まれています。馬体重525kg(2月初旬測定)
「昨日、3F14.2-13.9-12.8で登坂。それなりのタイムにはなっていますが、馬自身にしてみれば楽々といった様子で、『感触も良く』(乗り役)、具合は良さそうですよ。適度に落ち着きもありますし、これから進めて行くにあたって不安な点はありません」(伊藤マネージャー)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
だいぶ調子は良さそうで12秒台も計時していますが、楽々と登坂している様子。
本当に頼もしい限りです(^^♪
まだ、具体的にはどこを目標にするといったコメントはありませんが、この調子で行けば帰厩も徐々に見えてきそうですね。
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産:平取産
- 関東:田村康仁 厩舎
【クラブのコメント】
高木競走馬育成牧場在厩。おもに周回コースにてダク1800m、ハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回、3~4F15-15前後を乗り込まれています。
「先週末も15-15から馬なりで脚を伸ばして13秒台前半でフィニッシュ。油断するとタイムが出過ぎてしまうくらいの前向きな走りになってきたことからも、着実に調子を上げていることが分かります。昨日の獣医師チェックによれば、『内臓面、脚元など、特に異常はありません』とのことでした」(高木場長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
もう帰厩しても良さそうなんですが、なかなか声がかかりませんね(^^;
先週の更新では「そろそろ始動のタイミングを考えたい」とありましたが、ダート戦を使うにしても、芝スタートの東京ダ1600mあたりを使ってみてもらいたかったです。
来週で東京開催も終わってしまいますし、中山でのダート戦を考えているんでしょうか?
そうなると距離はこれまでと同様の1800mになりそうですが、デビュー戦の1600m以外は1800と2000しか使っていません(^^;
もう少し色々と試行錯誤してもらいたいところですよね。
バスラットレオン(牡3)
【プロフィール】
- 父:キズナ 母:バスラットアマル(母父:New Approach)
- 生産:浦河産
- 関西:矢作芳人 厩舎
【クラブのコメント】
チャンピオンヒルズ在厩。引き続き、おもにウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1~1本半を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「今朝は半マイル56秒程度で登坂。しっかりと背中を使えるように意識しながら進めており、硬さが取れて、だいぶ感触が良くなってきていますよ。調教師によれば、『3月2~3週目あたりの自己条件を視野に入れて、帰厩のスケジュールを考えていきましょうか』とのことでした」(小泉厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
マーテル(牝3)
【プロフィール】
- 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 生産:浦河産
- 関西:武幸四郎 厩舎
【クラブのコメント】
チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにてハロン20~22秒ペースのキャンター2000~3000m、ウッドチップ坂路コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。今週より、終い1F15秒程度を開始しています。
「進めていく中でもむしろ飼葉喰いは良くなっており、馬体重も489kgまでアップ。それに落ち着きも維持できていますので、ここからは週2回少しペースを上げて(16-15、15-14程度)乗り込んでいきたいですね。本馬の骨格を考えれば、牧場では500kg近くあってもイイくらい。周回コースで併せ馬を行うなどして、メリハリのある体つきにしていきたいと考えます」(畠山厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ここ最近は落ち着いて調教にも取り組めているようでちょっと安心しました。
ただ、前回帰厩前に「15-15を切るところを乗り始めたところ、結構テンションが高まり、常歩の段階からチャカチャカ」とありましたので、今回はどうなるか気になる所。
このまま落ち着いて帰厩まで持っていければ、精神面での成長と考えられるかもしれません。
まだ、安心は出来ませんし、今後も動向に注視したいと思います。
ラヴマイウェイ(牝3)
【プロフィール】
- 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの屋内ダートトラックにて軽め2400m、坂路にて普通キャンター1~2本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
「今週に入って併せ馬で坂路を2本。2本目に15-15を切ってみたところ、併せた古馬に2~3馬身ほど遅れを取ってしまいました。ただ、これはまだ中身が整っていないからであって、精神的には坂路2本乗り、併せ馬ともにクリアできていたと思います。引き続き慎重な姿勢に変わりはないものの、これをひとつのステップとして乗り進め、さらに体力を付けていきたいですね」(石川代表)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
少しずつ調教のペースも上がり、単走から併せ馬へとステップアップもしていますね。
今のところ、併せ馬でも大丈夫そうですし、集中力が欠けることもなさそう。
このまま体力を付けつつ、精神面の成長へと繋げて欲しいですね。
広尾サラブレッド倶楽部(トレセン在厩馬編)
次は、トレセン在厩馬の近況を見ていきたいと思います。
グランソヴァール(牡5)
【プロフィール】
- 父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産:新ひだか産
- 関東:尾関知人 厩舎
【クラブのコメント】
美浦トレセン在厩。まずはレース後の様子見が行われています。
「獣医師に診てもらったところ、『右肩、左トモに少し疲れがある程度で、脚元は大丈夫そう』との見解。中1週で使った割には、そこまでの反動はないようです。近日中にいったん千葉県香取市の北総乗馬クラブへ放牧に出し、疲れを取ってもらったうえで障害練習に着手し、感触を窺っていきたいと思います」(尾関調教師)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ひとまず体調や脚元に関しては大丈夫そうですね。
前々から言われている障害練習も行っていくようですが、他クラブの馬で「ハミ受けとフォームの改善を行う為」に障害練習を取り入れて、上手くいったパターンもあります。
グランソヴァールも同様に変わってくれると良いのですが。
パンサラッサ(牡4)
【プロフィール】
- 父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産:新ひだか産
- 関西:矢作芳人 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。レース後は運動のみで様子を見ています。
「特に疲れや反動はなさそうですが、レースで外傷を負って帰ってきましたので、まずはそこの手当てから。明日より乗り出す予定で考えています。現時点では続戦の構え。本馬の収得賞金で入れるかどうかですが、2月21日(日)小倉11R 小倉大賞典(GⅢ・芝1800m)への出走を目指していきたいところです」(矢作調教師)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
関門橋Sではクビ差の2着と惜しい競馬。
残念ながら賞金加算が出来なかったですが、前走と同じ小倉競馬場で行われる小倉大賞典(GⅢ)へと向かう予定。
ただ、本日の特別登録を見ると完全に除外対象となっていて、参戦は無理そうですね(^^;
こうなると前走のクビ差が悔やまれます・・・(T_T)
矢作先生は次走どこを選びますかね?
ヴィジャーヤ(牡3)
【プロフィール】
- 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 生産:浦河産
- 関西:池江泰寿 厩舎
【クラブのコメント】
・昨日(2/9)、栗東トレセンに帰厩。今朝より、坂路入りを開始しています。
「さらに速めの調教を積むことによって、段々と体力面も上向きの状態に。ある程度の時間をかけて結構なボリュームで乗り込んできましたので、この分であれば、トレセンでの調教に耐えうるベースが整いつつあると思われます。向こうの環境でも頑張って欲しいですね」(佐藤マネージャー)
・栗東トレセン在厩。本日(2/11)よりペースアップ、坂路にて54秒台をマークしています。
【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.02.11 助 手 栗東坂 良 1回54.3-40.6-27.1-13.1 強めに追う 引用元:広尾サラブレッド倶楽部
放牧先でもしっかりと乗り込んできたようで、トレセンでの調教にも耐え得るとの判断で帰厩。
このままデビューを目指して行くことになりますが、もう新馬戦は終わってしまった為、デビュー戦は既走馬とのレースになります。
11日には、早速54秒台の時計で追い切りを行っていますが、どこまで縮められるか注目していきたいと思います。
リナーシェ(牝3)
【プロフィール】
- 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 生産:浦河産
- 関西:武幸四郎 厩舎
【クラブのコメント】
・本日(2/10)、栗東トレセンに帰厩しています。
「先週の土曜日にも15-15を切る時計で登坂しており、週1回ではありますが速めの調教を継続しつつ、430kgの馬体重をキープした状態で送り出すことができました。調教師によれば、『2月最終週の出走をイメージして調整を進めていきたい』とのことでした」(青山調教主任)
・栗東トレセン在厩。今朝(2/11)から坂路入りしており、まずはハロン16~17秒ペースのキャンター1本を消化しています。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
リナーシェも帰厩し、レース目標は2月の最終週を目標にするとのこと。
小倉だと輸送もある為、馬体重の心配がありますし、阪神競馬を使うことになるでしょうか。
一応、最終週の阪神競馬で芝のレースを見ると、土曜日に芝1600m、日曜日は芝1800m(牝)と芝2000mがあります。
小倉競馬ですと芝1200m戦もありますが、やはり考えられるとしたら、阪神競馬の芝1600mか芝1800m(牝)になりますかね。
マミリアス(牡3)
【プロフィール】
- 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 生産:新冠産
- 関東:根本康広 厩舎
【クラブのコメント】
美浦トレセン在厩。昨日、ダートコースにて併せ馬で追い切られました。
「終い少し気合いをつける程度。1勝馬相手にどうかと思っていましたが、最初にスッと行かれてしまったものの、そこからジワジワ伸びて、最後は本馬の勢いのほうが勝るくらいでしたからね。鞍上も『いい動き』と言っていましたし、しぶとく食らい付いて、この馬なりに良くなってきているのではないでしょうか。次走は2月20日(土)東京6R 3歳未勝利(芝1600m)を中心視。『東京ならコーナー2つですし1800mでも』(野中悠太郎騎手)融通が利くかなとも思っています」(根本調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.02.10 野 中 美南B 良 6F-84.2-68.2-53.3-39.1-12.6(7) 馬ナリ余力 ジュラメント(三歳1勝)強めの内を0.6秒先行5F付同入21.02.07 助 手 美南W 良 半哩- - -58.6-43.2-14.1(4) 馬ナリ余力 引用元:広尾サラブレッド倶楽部
調教での根本調教師の評価は、マミリアスに成長が見られるということでしょうか。
1勝クラスの馬相手に「勢いは勝っていた」と仰っていますし、それなりに期待したいところです。
今週の土曜日の競馬を考えているようですが、今回は芝1600m戦を予定。
前走の2000mはさすがに長かった印象でしたが、今回デビュー戦と同距離に戻しての一戦。
改めて見どころのあるレースをしてもらいたいですね(^^♪
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。