またしてもバスラットレオンが海外の重賞レースで魅せてくれました!
日本馬の参戦した最初のレース「1351ターフスプリント(G3)」で昨年のドバイを思い起こさせるような逃げ切り勝ち。
しかも昨年のドバイは「ダート」で、今回は「芝」。
まさに二刀流と言う言葉がピッタリなバスラットレオンのレースぶりや関係者のコメント、そして次走についてご紹介していきます!
パンサラッサについてはこちら↓
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【1351ターフスプリント2023】バスラットレオンのレースぶりは?
まずはバスラットレオンのレースを振り返ってみたいと思います。
🤯 BATHRAT LEON バスラットレオン holds on!!
Fends off Casa Creed to take the G3 1351 Turf Sprint presented by stc.#TheSaudiCup🏆 #サウジカップ🏆🎌 pic.twitter.com/9fWS8floPL
— The Saudi Cup (@thesaudicup) February 25, 2023
元々スタートは速い馬ですが、今回もしっかりと決めてくれました。
しかし、バスラットレオンより外枠だった日本のレシステンシアが好発を決め、先頭へ立つかの勢いのところ、鞍上の坂井騎手が少し押して先頭を譲らず前へ。
その後、それほど飛ばすことなく、楽な感じで先頭を走ります。
そのまま3コーナーから4コーナーへと向かいますが、後ろのレシステンシアの鞍上の手が動くのをよそに、バスラットレオンの坂井騎手は持ったまま最後の直線へ。
レースを実際に見てみると手応えの違いがはっきりと分かりるように、抜群の手応えで直線で後続を離しにかかります。
そして、昨年の2着馬であるカサクリードが一完歩ずつ差を詰めてきますが、アタマ差で凌ぎきり優勝!
昨年はドバイでゴドルフィンマイルを逃げ切ったのち、ヨーロッパ遠征など芝、ダート問わずに様々な場所と条件で走ってきました。
その経験が生きた結果だと思いますし、調教でもパンサラッサに先着するなど、調子の良さも伺えました。
今回もドバイに続き、日本勢の先陣を切っての勝利でしたので本当に嬉しかったですし、他の日本馬にも追い風となる勝利となりましたね。
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【1351ターフスプリント2023】バスラットレオンの関係者のコメント
レース後のコメントについても見ていきたいと思います。
坂井騎手のコメント
スタート、道中ともに良かったですし、直線の手応えも良く、ずっと反応してくれました。ドバイに続いて日本の馬でまた海外重賞を勝たせていただき、心に残るレースになりました。サウジで初めて勝つことができて、すごく嬉しいです
矢作調教師のコメント
バスラットレオンとジョッキーのおかげ。スタッフも含めてみんなが1つになってやってきた甲斐がありました。装鞍所の目の前を他馬がどんどん通りかかるものですから、いつもよりもイレ込みがキツかったのですが、パドックに行く前ぐらいには落ち着いてくれましたからね。頭のいい馬だなと思います。本馬、そしてみなさんに感謝しています。ありがとうございました。
クラブのコメント
スタートから押してハナに立つ先行策。道中はレシステンシアにマークされる形となりましたが、直線に向いてリードを広げると、ゴール前で外から迫る昨年の2着馬カサクリードの追い込みを一杯に凌いで先頭ゴール。ドバイのダートに続き、今年は芝でも海外重賞制覇となりました。なお、このあとは、「3月25日(土)ドバイ・メイダン ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)に転戦する方向で上がりの状態を確認していく」(師)予定となっています。
鞍上の坂井騎手は、昨年のドバイでもバスラットレオンを勝利に導いてくれましたし、今回も良いレースをしてくれるのではないかと思って見ていました。
スタートを決めると迷うことなく先頭に立ち、昨年のドバイを再現しているかのようなレースぶりで、見事にここでも勝利を飾ってくれました。
今回のサウジでは、ダート戦ではなく「芝」で、昨年に続いての海外重賞制覇となり、矢作調教師の馬に合わせたレース選択の上手さが際立ちますね!
本当に素晴らしいレースでしたし、バスラットレオンに出資できたことにも感謝したいと思います。
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【1351ターフスプリント2023】バスラットレオンの次走は?
今回は「芝」の「1351ターフスプリント」を優勝したバスラットレオンですが、次走については昨年優勝したドバイのダート戦「ゴドルフィンマイル」が予定されています。
次走については矢作調教師はメディアの取材に
この馬は大谷翔平のように、二刀流だと思います。自分でも芝とダート、どちらがいいか判断がつかないくらいです。(このレースを選択したのは)距離とサウジの馬場適性を考えて。できれば逃げたいとジョッキーと作戦が一致して、その時点でいい勝負ができるのではと思っていました。相性がいいのもありますが、それ以上にリュウセイ・サカイというジョッキーが成長しているのだと思います。(この後は)オーナーと相談になりますが、メインとしてはゴドルフィンマイルを考えています
出典:スポーツ報知
と答えていますし、既にクラブの公式コメントにも書かれていますように、こちらは連覇のかかるレースとなりますので、楽しみが広がりますね!
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まとめ
今回は、サウジカップデーで「1351ターフスプリント(G3)」に出走し優勝したバスラットレオンについてご紹介しました。
芝・ダート、場所や条件に問わずに活躍を見せてくれるバスラットレオン。当歳の頃から、矢作調教師自らが目をつけていた存在と言われているんです。
それに応えるかのようなレースぶりで今後がますます楽しみになりますね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。