【広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉙-2】
2021年4月4日の阪神11R大阪杯（ＧⅠ）芝2000mに出走したクレッシェンドラヴでしたが、11着と惨敗。今回の大阪杯でGⅠは３度目でしたが、内田騎手も勝ちに行く競馬をしてくれましたが、最後は実力の差が出てしまいましたかね(^^;
昼過ぎから雨も降り出して重馬場となり、血統的にも馬場が味方するかと期待していたのですが、最後は伸び切れず力尽きてしまいました・・・
【🏯大阪杯🏯】
🥇8️⃣レイパパレ(4番人気)
🥈1️⃣モズベッロ(6番人気)
🥉7️⃣コントレイル(1番人気)三冠馬でも、2階級女王でもない
4番人気レイパパレが逃げ切り勝ちで
デビューから無敗のままGⅠ初制覇‼️
コントレイルは3着、
グランアレグリアは4着に敗れた pic.twitter.com/ISprGI1ot4— カンテレ競馬 (@ktvkeiba) April 4, 2021
【大阪杯2021】クレッシェンドラヴのレースぶり
【レース内容】
スタートは遅れることなく上手に出れていましたね。内田騎手は少し押しながら先行させようとしていましたが、やはりGⅠともなると周りも速いため、６番手で１コーナーへと向かいます。
道中も促されつつ追走していましたが、１０００ｍ通過は５９秒８とレイパパレが作るペースが思ったよりも速かったでしょうかね。重馬場でもあるため、前半から消耗戦のような感じになり、ペースが緩むようなこともなかったですね。
最後の直線も鞍上の内田騎手が必死に追って、クレッシェンドラヴも泥んこになりながらも懸命に応えようとしている姿が印象的でした。
結果的に直線では早々に力尽き、１１着での入線となりました。
【大阪杯2021】クレッシェンドラヴ陣営のコメント
陣営のコメントをそれぞれ見ていきたいと思います。
内田騎手のコメント
衰えなどなく、七夕賞を勝った時よりも状態は良かったです。それにグランアレグリアやサリオスを見ながら、やりたい競馬もできました。トップホースたちとのスピードの違いは否めませんが、一発を狙ったレース運びに対して、クレッシェンドラヴも本当に頑張って走ってくれたと思います
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
内田騎手のコメントからも「勝ちに行く競馬」をしてのこの結果だっただけに、上位の馬たちとの力量差をまざまざと見せつけられた一戦でしたが、両者の頑張りを称えたいですね。
本音を言えばモズベッロのような競馬が理想だったのかもしれませんが、これも競馬ですからね。
林調教師のコメント
『１０レースに騎乗した際に内外の差があまりなかった』（鞍上）ようで、内々からレースを進める形に。状態の良さを活かして一発を狙っていたのですが、勝ちに行く競馬をすると、やはり力の差を感じさせられるレースでもありました。４コーナーで人気馬たちは馬なりで上がって行きましたからね。その違いはあったかと思います。ただ、この差を縮めるべく、引き続き上を目指して頑張っていきたいと思います
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
内田騎手が重馬場でも内々でのレースをしたことに関しては、「内外の差があまりなかった」とコメントしていたようですね。確かに、パトロール見るとそれほど荒れてるようには見えなかったし、グリーンベルトに近いとこ走っていましたからね。ただ、前の馬が蹴った土や泥芝が飛んでくるのをモロに受けていたのは大きかったですね(^^;
クラブのコメント
デキの良さに加え、昼からの降雨による馬場悪化も後押しにしたいところでしたが、３～４角にかけてのペースの上がり方はやはり頂上決戦。G１馬との力量差を痛感させられるレースとなりました。なお、「数日ほど馬の状態をしっかりと確認してから、いつものようにテンコートレーニングセンターでリフレッシュ。次は選択肢を広く取って、今後のローテーションを検討していきたい」（師）ところです。強い相手との競馬で学びも多かったはずですから、これも今後に生かしていければと考えます。
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
内田騎手も林調教師も今回のクレッシェンドラヴの状態の良さを上げていたので、楽しみにレースを見ていましたが、やはりGⅠともなると違いますね(^^;
林調教師も「GⅠ馬たちとの力量差」を痛感されていますが、見ていて思ったのは「行きっぷりが悪かった」こと。周りが速かったこともあってそう見えたのか、休み明けだったからなのかは分かりませんが、次走は選択肢を広く取るとありますので、どこを狙うのか注目したいと思います。
内田博幸騎手（クレッシェンドラヴ＝１１着）「いい位置に入ったと思ったんだけど…。血統的にもこういう馬場はこなせると思っていたけど、４コーナー手前で苦しくなった」
引用：スポーツ報知
11着クレッシェンドラヴ（内田）いいポジションに入れたと思ったけど、直線に入ると苦しくなりました。
引用：スポニチアネックス
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【大阪杯2021】クレッシェンドラヴ結果まとめ
今回で3度目となるGⅠレース、「大阪杯（ＧⅠ）」に出走したクレッシェンドラヴ。重馬場を味方に好走を期待していたのですが、やはりGⅠともなると上位馬たちとの力量差を痛感することとなりました。
ただ、7歳でも内田騎手も仰っていたように衰えはなく、むしろ「七夕賞を制した時よりも状態は良かった」とあります。パドックでも馬体の良さは感じられましたし、血統的にもステイゴールド産駒ですからまだまだやれると思いたいですね。
今後についてはいつも通りにリフレッシュを挟み、選択肢を広く取ってローテーションを検討するとあります。できれば、もう一花咲かせてもらいたいと思っているので、それを期待しつつまた頑張ってもらいたいですね。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ（広尾サラブレッド倶楽部）より許可をいただき掲載しています。
