【広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況⑳‐2】
2月28日の中山記念(GⅡ)へ出走したパンサラッサですが、7着に敗れました。
スタートで躓いてしまい、いつもの競馬が出来なかったことで、残念ながら賞金加算も叶いませんでした。
この結果を踏まえて、次走はどうするのか?陣営のコメント等を見ていきたいと思います。
【パンサラッサ】結果
まずはレースぶりからです。
スタートで躓いてしまい、中団からの競馬。最後まで止まることなく脚を伸ばしましたが、先行勢のレースぶりも強く、結果7着での入線となっています。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
今回は珍しくスタートで躓いてしまいました(^^;
そのため、逃げ馬の番手に付けることが出来ず、中団からの競馬となってしまいましたね。
道中も中団の外目を追走、1000m通過が57.8と早いペース。
そのままの位置で3コーナーから4コーナーへ向かい、最後の直線へ。
中団外目からジワジワとした伸びで前に迫るも、さすがに前も止まらず結局7着でゴール。
キレる脚がないので、ウインイクシードのようなレースが理想だったかと思いますが、仕方ありませんね。
【パンサラッサ】陣営のコメント
関係者のコメントを見ていきます。
三浦騎手のコメント
ゲートで躓いたのが悔やまれます。今日はそれがすべてでした。後ろからのレースでも対応はしてくれているのですが、いつものように前の位置でレースができていれば、結果はまた違ったと思います。すみませんでした。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
やはり最初に躓いてしまったことでレースは終わってしまいましたね(^^;
どうしてもキレる脚がないので、スピードの持続力勝負がパンサラッサの強みですからね。
矢作調教師のコメント
ゲートがすべてでしたね。逃げ馬の後ろからをイメージしていましたので、まさかという展開になってしまいました。好位からの競馬であれば、このメンバーでも掲示板はあったのではないでしょうか。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
矢作調教師もやはり「ゲートがすべて」と仰っています。
いつもスタートが早く、滅多に出遅れることはないのですが、今回は本当にまさかでしたね(^^;
ただ、これも競馬ですので次走でしっかりと巻き返してもらいたいです。
クラブのコメント
やむなく中団からの追走、加えて速い流れの高速決着を考えれば、よく頑張ってくれていますが、前目から渋太く粘り込む競馬が身上なだけに、スタートで後手を踏む格好になったのは大きな痛手でした。なお、「ひとまず上がりに問題はなく、このあとは島上牧場へ直接放牧に出し、火曜日にチャンピオンヒルズへ。あくまでも馬の状態と相談しながらにはなるものの、賞金加算を意識して、4月18日(日)福島11R 福島民報杯(L・芝2000m)への出走も検討」(師)していく予定になっています。
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ひとまずレース直後は問題もないとのことなので、まずはリフレッシュしてもらい、次へ向けてまた頑張ってもらいましょう。
次走は福島民報杯を目標にするようですので、今度こそ「勝利」を掴んでもらいたいですね。
【パンサラッサ】中山記念2021出走結果!次走は福島民報杯!まとめ
小倉大賞典を除外されて、今回の中山記念で賞金加算を狙ったパンサラッサでしたが、まさかの出遅れでいつもの競馬が出来ず7着と敗れました。
毎回スタートが早く、前目で競馬をすることが出来るのが強みですが、今回は中団からの競馬となってしまいました。しかも終始外を回されていたので、距離のロスも痛かったですね。
ただ、最後の直線はそれなりに伸びてはいましたので、成長も感じることが出来ました。
次走は福島民報杯の予定とのことですが、OPに上がってからの「OP・リステッド」での成績は、ダート戦を除けば3戦して2着が2回、4着1回と安定しています。
福島芝2000と言えば、「七夕賞」と「福島記念」が行われるコースでもあり、多少のハイペースになっても先行馬が止まる事は考えにくく、差し馬なら器用に立ち回る馬が優勢と言われています。
距離は違えど、福島で行われたラジオNIKKEI賞でも2着に来ていますし、コース適性はあるのではないでしょうか。
次走こそ賞金加算を出来るように頑張ってもらいましょう!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。