《更新日3/3~3/4》
- 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、パンサラッサ、マーテル、ゴッドシエル、ラヴマイウェイ
- 【トレセン在厩馬】:バスラットレオン、ヴィジャーヤ、リナーシェ、マミリアス
今週の競馬には広尾での出資馬の出走はなし。
来週はバスラットレオンの復帰戦になりますが、鞍上は今週の競馬がデビュー戦の新人女性騎手の古川奈穂騎手の予定。
模擬レースを逃げ切りで2勝した際に、古川騎手の売りは「スタートの巧さをいかした積極的な騎乗」と矢作調教師が分析されていました。さらに「前に行ける馬ならば女性の負担重量4キロ減はかなり有利な材料」と仰っていたこともバスラットレオンの鞍上に古川騎手を選んだ決め手でしょうか。
1勝クラスですし、重賞で好走続けていますから、あっさりと勝ち切ってもらいたいところですね(^^♪
では、近況を見ていきます。
広尾サラブレッド倶楽部(牧場在厩馬編)
まずは牧場の在厩馬から見ていきたいと思います。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
テンコートレーニングセンター在厩。先週同様、おもに周回コースにて軽いキャンター1000m、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「今週は終い12秒台をいい雰囲気で登坂。動きに無駄がなく、力みのない走りっぷりがイイですね。きのう調教師にも直接確認していただいたことですし、毛づやなども良好。春競馬に向けて、しっかりと準備が整いつつある状況です」(伊藤マネージャー)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ここまで大きな問題もなく、順調に過ごせているのが良いですね(^^♪
雰囲気もだいぶ良くなっているようですし、走りっぷりも褒められています。
春競馬へ向けて良い流れで来ていますし、復帰戦が楽しみになってきました。
グランソヴァール(牡5)
【プロフィール】
- 父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産:新ひだか産
- 関東:尾関知人 厩舎
【クラブのコメント】
北総乗馬クラブ在厩。まずは角馬場にて障害練習を重ねています。
「先週の金曜日にも飛ばしてみました。慣れによる部分もありますが、躊躇することなく自分から障害に向かっていきますし、ひとまずセンスは悪くない方だと思いますよ。今度は週末に走路に入れて、さらに様子を窺っていく予定。トモに緩いようなところがありそうですから、そのあたりも含めて、アクションを確認していきましょう」(川崎場長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
障害練習を継続して行っています。
飛越のセンスもありそうですし、障害に自分から向かって行くというのも「〇」。
こうやって障害練習を繰り返すことで、トモの強化にも繋がってほしいところです。
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産:平取産
- 関東:田村康仁 厩舎
【クラブのコメント】
高木競走馬育成牧場在厩。先週同様、おもに周回コースにてダク1800m、ハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回、3~4F15-15前後を乗り込まれています。馬体重511kg(2/25測定)
「先週の金曜日も半マイルから15-15で入り、ラスト1Fは馬なりで13.1を計時。調教を強めているだけあって、飼葉喰いに多少の波はありますが、ここ1週間はペロリと平らげてくれていますよ。乗り込んでいくことにより、着々と充実してきているのだと思います」(高木場長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
体調にも問題もなく、順調。
あとは帰厩の声がかかるのを待つのみなんですが(^^;
東京開催を考えているとしたら、帰厩は4月に入ってからになるんでしょうかね・・・
パンサラッサ(牡4)
【プロフィール】
- 父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産:新ひだか産
- 関西:矢作芳人 厩舎
【クラブのコメント】
レース後は島上牧場を経由して、昨日、チャンピオンヒルズに移動しています。
「ここまではウォーキングマシン運動のみでレース後の疲労取りに終始。これといって反動は見受けられず、脚元も問題ありませんので、明日から騎乗を開始する予定で考えています。テンションや目つきなど、いつもの本馬と変わりのない様子です」(小泉厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
レース後も特に反動もなく、脚元も大丈夫そう。
次走は福島民報杯を予定していますが、この調子なら予定通りに向かえそうです。
今度こそ賞金加算を目指して頑張ってもらいたいですね(^^♪
マーテル(牝3)
【プロフィール】
- 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 生産:浦河産
- 関西:武幸四郎 厩舎
【クラブのコメント】
チャンピオンヒルズ在厩。先週同様、おもにフェルトダート周回コースにてハロン20~22秒ペースのキャンター2000~3000m、フェルトダート坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、ウッドチップ坂路にて15-15程度を乗り込まれています。
「今週に入って15-14で登坂。乗り出しから上がりまで落ち着いたものですし、周回時もモタれる感じはなく、周囲がしっかりと見えている状態で手応えもありますので、むしろ安定感を感じるくらいです。馬体重は485kg。微減ですが、飼葉を食べてくれていますからね。ここからまた上げていくことも可能と見ています」(畠山厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ゴッドシエル(牡3)
【プロフィール】
- 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 生産:新ひだか産
- 関西:松永幹夫 厩舎
【クラブのコメント】
イクタトレーニングファーム在厩。2月26日(木)に無事、去勢手術を終えています。
「漿液がにじむ程度で腫れや膿みはなく、『術後も問題ない』と獣医師。今はまだ手入れ場まで歩かせるぐらいにとどめていますが、明日以降の獣医師チェック次第では、少しずつ動かしていくことになるかと思われます。現在の馬体重は463kg。去勢による急な体重減を回避するべく、色々と手をかけてきた甲斐がありました」(生田場長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
去勢手術も無事に終了し、今は抜糸を待っている段階でしょうか。
去勢をすると馬体重が大きく減る馬もいますが、今のところ前回の更新時とほぼ同程度の馬体重(前回更新時460㎏)ですね。
あとは去勢の効果が徐々に出てきてくれると良いのですが。
ラヴマイウェイ(牝3)
【プロフィール】
- 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの屋内ダートトラックにて軽め2400m、坂路にて普通キャンター1~2本を消化。週1~2回の速めを継続して乗り込まれています。
「先週少し強めを行きましたので、今週は40秒を切るくらいで。いつものパートナーである準オープン馬に胸を借り、ゴネることなく併走で駆け上がっていきました。ゲートに関しては雪が多いこと、また本馬の精神面も考え、あまり詰め込むことなく、やや頻度を落として確認しています」(石川代表)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
先週と同様の調教メニューですが、今週は先週よりもちょっと抑えての調整ですね。
ただ、いつもの調教パートナーである準オープン馬としっかりと併走出来ていますし、ゴネることもなし。
動けるようにもなっていますし、このまま無事にデビューまで行ってもらいたいです。
広尾サラブレッド倶楽部(トレセン在厩馬編)
続いてトレセン在厩馬の近況を見ていきます。
バスラットレオン(牡3)
【プロフィール】
- 父:キズナ 母:バスラットアマル(母父:New Approach)
- 生産:浦河産
- 関西:矢作芳人 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。昨日、坂路にて52秒台をマークしています。
「以前からそれほど煩いタイプではありませんが、放牧から帰ってきて精神的にも落ち着きがありますし、相変わらずよく動いてくれていますよ。レースは3月13日(土)阪神6R 3歳1勝クラス(芝1600m)、鞍上は4kg減の恩恵を受ける厩舎所属の新人・古川奈穂騎手を予定。スタートも上手く、前に行ける馬ですから、頂戴したこのチャンスをきっとモノにしてくれることでしょう。経験を重ねつつ、ゆくゆくは立派なジョッキーへと成長していってもらいたいところです」(矢作調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.03.03 助 手 栗東坂 重 1回52.5-38.0-24.5-12.0 一杯に追う マリーナ(三歳1勝)一杯に0.5秒先行クヒ゛遅れ引用元:広尾サラブレッド倶楽部
無事に帰厩し、チューリップ賞に出走予定のマリーナを相手に坂路にて52秒台の時計で一杯に追われています。
やはり動きますね。調子は良さそうですし、1勝クラスでは足踏みしたくありませんよね。
鞍上予定の古川騎手にも頑張ってもらいたいですね(^^♪
ちなみにバスラットレオンの鞍上に決った際の古川騎手のコメントです。
中間に1度乗せてもらいました。他の3歳馬と比べても馬体がしっかりしていますし、パワーもあります。能力の高さを感じました。大きなチャンスだと思っていますし、結果を出したいです
引用:デイリースポーツ
しっかりとしたコメントですね。
バスラットレオンはスタートも早いですし、「逃げ・先行」タイプでもあるので、古川騎手とも手が合っていると思います。このチャンスを是非掴み取ってもらいたいです!
そして、バスラットレオンには再び重賞戦線へと向かってもらいたいですね。
ヴィジャーヤ(牡3)
【プロフィール】
- 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 生産:浦河産
- 関西:池江泰寿 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。今週もCウッドにて長めから追い切られています。
「まだ内ラチにモタれるなど、随所に若さを見せる状況ですし、気性的にちょっと難しいような面もありますね。あと2本ほどやれば、あらかた態勢は整ってきそうですので、3月20日、21日の週のデビューを目標にしたいと考えます。理想は芝の中距離ですが、ここまでの経緯を踏まえますと、総合的に考えてダート1400mあたりになりますでしょうか。阪神か中京かは、これから決めていきたいと思います」(池江調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.03.04 松 田 栗東CW 重 6F-84.2-68.4-54.6-40.6-12.5(8) 一杯に追う ヴィルヘルム(三歳1勝)馬ナリの内0.6秒追走同入21.02.28 助 手 栗東坂 良 1回57.7-41.8-27.2-13.7 馬ナリ余力 引用元:広尾サラブレッド倶楽部
「気性的にちょっと難しい面」があると嫌なコメントが(^^;
今年の3歳馬にとっては「気性」の問題が鬼門となっているでしょうか・・・
杞憂に終わりますように・・・
デビュー戦はダート1400を考えているようですね。
ダートで勝ち上がりを目指して、その先はやはり芝の中距離を使いたいところ。
リナーシェ(牝3)
【プロフィール】
- 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 生産:浦河産
- 関西:四位洋文 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。今朝より乗り運動を開始しています。
「第一印象はとにかく可愛らしくて、手がかからない女の子。環境の変化に敏感なのでしょうか。まだ転厩してきたばかりということもあってキョロキョロして飼葉喰いがもう一つでしたが、今朝は割と食べ始めていますよ。レースの疲れや反動はなさそうですので、このまま次走へ向かう予定ではあるものの、バリバリ乗ってしまうと食べなくなりそうですから、優しく慎重にいきたいですね。馬は喋ることができませんので、馬の気持ちを読み取れるような調教師を目指し、トップを狙っていきたいと思います。会員の皆様、よろしくお願いいたします」(四位調教師)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
マミリアス(牡3)
【プロフィール】
- 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 生産:新冠産
- 関東:根本康広 厩舎
【クラブのコメント】
美浦トレセン在厩。すでに騎乗を再開しています。
「レース後も反動はなく大丈夫。ひとまず続戦できる状態にはありますよ。節の関係ですぐに使えるかどうかは分かりませんが、来週になれば三場目が小倉から中京になりますので、関東馬も少しは分散するでしょうし、中山のダートもありますからね。候補は芝1600m、ダ1800mあたり。前走で使える幅が広がったのは良かったと思います」(根本調教師)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ひとまず続戦可能とのことですが、次走は「芝1600かダ1800」の両にらみのようです。
前走は初ダートでも先行できましたし、芝・ダートどちらも使えると分かったことで、レース選択が色々と出来るのは良いですね(^^♪
この先を考えると、未出走馬たちも結構出てきますし、掲示板に載らなければ優先順位も下がってしまい、出たいレースにも出れませんからね。
次走はまずは掲示板確保が最低条件ですね。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。