広尾サラブレッド倶楽部で出資しているカナロアガール(牝4)が11日の新潟競馬8R3歳1勝クラス(芝1800m)に出走しました。鞍上は藤田菜七子騎手。
今回は前走6月の東京競馬でのレースから約4カ月振りのレースでした。
近走は掲示板を外さない安定した結果を出していますが、別の言い方をすれば、勝ちきれない競馬が続いているとも言えますよね(^^;
新潟競馬場は良馬場でしたし、11頭立てとフルゲートではなかったので、スムーズな競馬で勝ち切ってもらいたかったのですが、残念ながら4着でした。
カナロアガール3歳以上1勝クラスのレース振りは?
パドックではプラス16kgと過去最高体重での周回でしたが、太目感もなく良い感じに見えました。
今までなかなか馬体重が増えませんでしたから、今回はしっかりと夏場を休んだことでの成長分もあるかとは思います。
スタートはまずまずでしたね。その後はいつもと同じように後方2~3番手を追走。折り合いも良く、スムーズな競馬は出来ていたように見えました。
1枠1番でしたから、道中は内目を追走し、最後の直線を迎えて奈七子騎手が内から真ん中へと進路を取り、ここから一気に伸びてくるかと思われました。
しかし、伸びてはいるものの、いつものキレが見られず4着での入線となりました。
プラス16kgでしたが、太目感もなく追い切りからも調子が良さそうに見えたのですが・・・。
カナロアガールの結果に関係者のコメント
公式でのコメントが出ていますので、見ていきたいと思います。
田村調教師のコメント
「体つきがふっくらとしていて、状態は良かったんですけどね。
最後は伸びてきていたのですが、久々の分もあったのでしょうか。
もうワンパンチが足りない感じになりました。いつもあと少しなのですが…」(田村調教師)
田村調教師も状態の良さを認めているように、いつものキレがあればもっと伸びてきても良いと思うんですが。
やはり、久々の分で伸びきれなかったのでしょうか?
戦ってきた相手を見れば、2勝クラスでもやれても良いと思うので、次走しっかりと勝ち切ってもらえたらと思います。
クラブのコメント
馬体重+16kg増でも太め感は全くなく、フレッシュな状態に映りましたが、休み明けも多少は影響したのでしょう。最後の直線での伸びがもうひとつ物足りないレースになってしまいました。なお、このあとは、「それでも権利は獲れたことですし、中2週で10月31日(土)東京8R 1勝クラス(芝2000m)あたりを意識して、レース後の回復状況を窺っていく」(師)予定になっています。(HTC)
次走は中2週での競馬を目指すようなので、得意な東京コースで巻き返してもらいたいですね。
カナロアガール3歳以上1勝クラス(芝1800m)結果まとめ
今日のカナロアガールはプラス16kgでしたが、太くは見えず田村調教師も調子の良さをコメントでもしてくださいました。
そうなると今回のレースでの敗因を考えると、田村調教師やクラブのコメントにもあるように「休み明けでもうワンパンチ足らなかった」ということになりますよね。
これで次走いつものようにしっかりとした脚が使えれば、「前走はやはり休み明けだったから」とハッキリと敗因として言えますから、巻き返してもらいたいところですね。
さらに次走は得意の東京ですから、1勝クラスを是非とも卒業してもらいたいです(^^♪
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。