本日、12日の中山11R師走ステークス(L)で初ダート戦となったパンサラッサでしたが、11着と惨敗・・・(^^;
陣営からもダート適性がありそうと言われていましたし、坂路であれだけの猛時計を出していたので、やれると思っていたのですが・・・
パンサラッサも続くと思っていたので、この結果は本当に残念です(^^;
【パンサラッサ】のレースぶりは?
初めてのダートスタートだったからか、ちょっと滑ったように見えましたが、すぐさま先行し、リアンヴェリテの2番手に付け1コーナーへ向かっていきます。
この結果を見ると、思っていたほどダート適性はなかったということなんでしょうかね?(^^;
まぁ、実際に走ってみないと分からない部分もありましたけど、ちょっと負けすぎた感じもします。
ただ、今回は休み明け4戦目でしたし、もしかしたら見えない疲れもあったのかもしれませんよね?
おそらく、この後は放牧に出されるかとは思いますが、適性面も含め、しっかりと立て直してもらえたらと思います。
【パンサラッサ】の結果に関係者のコメント
公式で関係者のコメントが出ていますので、それぞれ見ていきたいと思います。
戸崎騎手のコメント
「軽い走りをする馬ですから、深いダートに体力を奪われたようにも感じました。ただ、返し馬でのダートの感触は良かったので、一概にダートがダメとは言い切れません」(戸崎騎手)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
戸崎騎手も返し馬でのダートの感触は良かったと言っているように、全く適性がなかったという訳でもなさそうですね。
ただ、「軽い走りをする」とあるので、深いダートは向かないのかもしれませんね。
矢作調教師のコメント
「良い状態に仕上がっていましたので、悔しい気持ちで一杯です。4コーナーでの手応えも良かったのですが、直線であそこまで安定味を欠くとは想定外でした。ただ、今日のレースだけで適性云々を決め付ける必要はないと思います」(矢作調教師)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
矢作調教師の悔しさが凄く伝わってきますね(^^;
先ほどもレースぶりのところでも書きましたが、確かに4コーナーでの手応えは良さそうだったんですよね。
直線でいつもの粘りがなく、ズルズルと後退してしまったことに関しては「想定外」と仰っていますし、それだけ期待していたということでしょうね。
また、今日の結果だけでは「ダート適性のある・なし」を決め付ける必要はないともありますので、次走どのような選択をするのか注目ですね。
クラブのコメント
すんなり行ける展開が理想でしたが、スタートでややバランスを崩し、そこから先行争いに加わって行く形。さらには差し馬有利の流れになってしまい、直線で踏ん張りきれませんでした。なお、このあとは、「いつものように回復状況と相談をしながら」(師)。路線については改めて意見交換を行っていく予定になっています。(HTC)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
レースを見直すと、確かに後手を踏むようなスタートで、先行争いに加わるときに、いつもよりも脚を使っていたかもしれませんね。
ただ、調教では好時計を連発していましたし、調子の良さを感じていただけに、直線粘り切れなかったのは残念でなりません。
今後については「回復状況と相談」とありますので、次走をどこにするのか、また路線についてもどこを狙っていくのか、陣営の選択に注目したいですね。
【パンサラッサ】師走ステークス(L)結果まとめ
先行力を生かした、粘りが持ち味のパンサラッサですが、今回のダート戦ではそれが発揮できませんでした。
戸崎騎手の「軽い走りをする」という言葉から、やはり芝の方が良いのか、それとも矢作調教師の「今回のレースだけでは決め付ける必要はない」との言葉から再びダート戦も視野に入れるのか、はたまた「ゆくゆくは距離短縮も」とも仰っていたことから短距離戦も選択肢に入れるのか、悩ましいところですよね(^^;
でも、まだ3歳ですし、これからの成長も見込めるので、矢作調教師に上手く導いてもらって、まずはオープン勝ちを目指してもらいたいですね!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。