《更新日7/7~7/15》
- 【トレセン在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、マミリアス、ヴィジャーヤ、アリシアン
- 【牧場在厩馬】:カナロアガール、パンサラッサ、バスラットレオン、ゴッドシエル、リナーシェ、キングエルメス、ルーシッド
今回は、2週合わせて近況更新をしたいと思います。
7月11日の七夕賞に出走したクレッシェンドラヴは、残念ながら1番人気に応えられず14着と惨敗・・・
年齢的な衰えも指摘されていますが、調教もあれだけ動けていたこともあるので、衰えだけであの結果になるのかどうか(^^;
そして、来週25日には、2歳馬アリシアンがデビュー予定となっていて、クレッシェンドラヴ惨敗のくやしさを晴らしてもらいたいですね!
広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㊼トレセン在厩馬編
まずは、レース結果とトレセン在厩馬の近況から。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 血統 :父ステイゴールド×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:林徹 厩舎
【関係者のコメント】
21.07.11互角のスタートから前半は中団に位置して行くも、勝負所より追走がままならなくなり、直線を迎えても伸び切れず、結果14着での入線となっています。
「有馬記念の時は騎乗していませんでしたが、本馬としてはベストパフォーマンスとも言える競馬でしたからね。あそこをピークに出し尽くしてしまったのでしょうか。6歳暮れにあのレースをして、最近の攻め馬でも動けているのに、競馬に行って今日のような結果になるということは、正直、年齢的なものがあるのかもしれません。(レース前に何度か大雨が降った)こういう馬場でも頑張ってはいたものの、動きたいところで動くことができませんでした」(内田博騎手)
「得意とする福島でこのような内容になってしまうということは、フィジカル面などに年齢的なものが影響を及ぼし始めているのかもしれません。今になって振り返ってみますと、前走の大阪杯の時もそのようなところがあったのではと考えます」(林調教師)
◆直前の調教過程に抜かりはなく、パドックでも体つきや状態の良さを見せ付けていましたが、レースではペースが上がり始める3~4角で追走に苦しむ格好になり、終いにかけての脚を繰り出すことができませんでした。なお、このあとは、いつものように一旦リフレッシュ放牧を挟んで様子を窺っていく構え。次走については、矛先を大幅に変えてみることも念頭に置いて、調教師と意見交換を行っていく予定になっています。(HTC)
福島では、連対率100%でしたから、今回は「2連覇」を期待していたのですが、まさかの大敗。
レースを見ていても、いつものように動けていなかった印象はあります。
年齢的な衰えだけでなく、馬場も影響していたのかなとも思いますが、どうなんでしょうか?
直前で、結構な土砂降りにもなっていましたし、思った以上に馬場が影響していた可能性もあるかもしれません。
とりあえず、レース後の状態に関しては、疲労がかなりあるそうなので、まずはしっかりとリフレッシュしてもらい、巻き返してもらいたいと思います。
グランソヴァール(牡5)
【プロフィール】
- 血統 :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:尾関知人 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.07.15美浦トレセン在厩。まずは運動のみで様子を見ています。
「帰厩後はひとまず曳き運動とウォーキングマシンのみ。近いうちにどこかの馬場に入れて、跨ってみての感触なども掴んでいければと思っています。獣医師にも診てもらいつつ、まずは状態把握に専念。必要とあれば精密検査を行うことも考えます」(尾関調教師)
21.07.1210日(土)に美浦トレセンへ帰厩しています。「手元で現況を細かく把握していきたいものですから、馬房の調整をつけてトレセンのほうへ。担当獣医師にも診てもらいながら、まずは様子を窺っていきたいと考えます」(尾関調教師)
21.07.07スピリットファーム在厩。引き続き、曳き運動のみで様子を窺っています。
「この中間に獣医師チェックを受けたところ、『腫れなどを伴っていませんので、しばし経過観察を続け、その後の状況によっては精密検査を行ってみましょう』ということになりました。よって当面の間は、用心のために水冷ケアを続け、騎乗を控えて様子を見たいと思います」(明智代表)
「右前の裏が若干熱っぽくなり、もうひとつスッキリしない状況」とあったので、心配でしたが、一先ず腫れがなく、経過観察を続けるようですね。
障害戦を使うと、どうしても脚への負担が大きく、反動が出やすいですからね(^^;
このまま、良化をしてくれると良いのですが・・・
ヴィジャーヤ(牡3)
【プロフィール】
- 血統 :父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 生産 :浦河産
- 所属厩舎:池江泰寿 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.16栗東トレセン在厩。15日(木)には坂路入りしています。
「飛節の張りは傷腫れによるもの。消炎剤を投与してなるべく馬場入りしていますが、動く部位であることから、痛みの引きや治りが遅いのがもどかしいところです。昨日少しやりましたので、今日は大事を取って運動をセーブ。来週にはまた15-15程度を乗れるのではないでしょうか。第4回小倉開催(8/14~9/5)には間に合うものと思われます」(池江調教師)
21.07.08栗東トレセン在厩。日曜日にCウッドにて半マイルから時計をマークしています。
「日曜日に続き、今週は長めからコースで追い切ろうかとも考えていましたが、ここにきて左トモ飛節にいくらか張りが出たものですから、大事を取ってペースを落としました。おそらくこの小休止によって乗り越えられるはず。今週末もしくは来週には大きめのところを乗れるのではないかと思います」(池江調教師)
ここにきて、再び頓挫してしまいました(^^;
ただ、既に坂路入りは出来ているようなので、大事には至らなそうですが、今回もキズによる影響みたいですね(^^;
しかも、前回と同様に動く部位にある「傷」。
ヴィジャーヤは、傷ができやすいんですかね?
「小倉開催(8/14~9/5)には間に合う」とありますので、なんとか勝ち上がりをお願いしたいところです。
マミリアス(牡3)
【プロフィール】
- 血統 :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 生産 :新冠産
- 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.07.15美浦トレセン在厩。この中間は、おもに普通キャンターにより調整されています。
「まだ次に使えるレースが定まっていませんので速いところはやっていませんが、馬に変わりはなく、コンディションを維持できていますよ。来週からは2場開催と番組数が少ないですし、交流戦も基本4節あけないことには出られませんからね。フルゲート割れしていれば入れますが、この時期みんな考えることは同じでしょうから…。無理を承知で、今週末が締め切りの交流戦に申し込んでみることも検討中。目下はどこか出走できそうなところが見えてくれればといった状況です」(根本調教師)
21.07.08美浦トレセン在厩。まずは運動のみでレース後の様子見が行われています。
「前走後も大きな疲れなどなく、レースを使う前と比べても特に変わりは見て取れません。いったん放牧に出すことも考えましたが、本線である地方交流戦に必ず入れる保証はありませんからね。選択肢をより多く持っておくためにも、このままトレセンにおいて調整を続け、中央にも対応できるようにしておいた方が良いでしょう」(根本調教師)
「来週から2場開催」とあるように、この時期にオリンピックの影響を受けてしまうのは痛いですね(^^;
交流戦も4節あけないことには、出走も難しいようなので、もどかしいですね・・・
アリシアン(牝2)
【プロフィール】
- 血統 :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
21.07.15先週末に函館競馬場へ移動しています。
「函館でデビューさせるべく、この中間より現地へ。きのう吉田隼人騎手を背にウッドチップコースで追い切りました。先週の坂路での動きも良かったですし、今週のウッドでの追い切りも余力のある動きでしたからね。良い状態に仕上がりつつあると思います。目標レースは7月25日(日)函館5R 2歳新馬(芝1800m)、鞍上は吉田隼人騎手の予定です」(加藤征調教師)
21.07.08美浦トレセン在厩。徐々にピッチを上げて乗り込まれています。
「昨日の坂路の2本目に54秒台を馬なりで。しっかりとした手応えで登坂できていたと思います。この動きであれば、来週からウッドチップコースでの追い切りを始めることができそうです。第1回函館開催の後半、もしくは第3回新潟開催でのデビューを目標に調整を進めていきましょう」(加藤征調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.07.14 吉田隼 函館W 良 5F- -68.0-53.2-38.2-12.4(5) 馬ナリ余力 オセアダイナスティ(古馬1勝)馬ナリの内1.0秒追走0.2秒先着21.07.07 助 手 美南坂 良 2回54.1-39.4-26.1-12.9 馬ナリ余力 ヴィアドロローサ(新馬)馬ナリを0.5秒追走同入
一時は、6月デビューも検討されていたアリシアンですが、一頓挫がありながらもこうして7月デビューへと漕ぎつけました。
しかも、動きも上々で、先週合わせたオセアダイナスティは、昨日の競馬で圧勝しています。
いやが上にもアリシアンに期待してしまいますね(^^♪
広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊼牧場在厩馬編
続いて、牧場在厩馬たちの近況を見ていきます。
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産 :平取産
- 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.07.14大瀧ステーブル在厩。引き続き、おもに角馬場にてハッキング1500~2000m、周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを乗り込まれています。
「度重なるゲリラ豪雨により、馬場状態が安定してくれませんが、その合間を縫うように調整を進めています。いざコース入りすればピリッとするものの、普段は気持ちに余裕がありますし、毛づやは良く、馬体にもいい意味でのゆとりがありますからね。飼葉も食べてくれていますので、体調は良好ですよ。おそらく明日にはタイムを出せるものと思われます」(大瀧代表)
21.07.07大瀧ステーブル在厩。おもに角馬場にてハッキング1500~2000m、周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを乗り込まれています。
「梅雨の時季を迎えて馬場状態が思わしくなく、今週に入ってからは速めの時計を控えていますが、体つきや飼葉喰いなどに問題はなく、この暑さや湿度にも対応してくれている状況です。周回コースのコンディションが良い日を見計らって適度に刺激を与え、うまく強弱をつけながら下地を整えていければと思います」(大瀧代表)
カナロアガールに関しては、先が全く見えません(^^;
具体的にどうしていくともありませんし、どこも悪いところはないので放置されているとしか思えません。
この時期は3歳未勝利馬の使えるレースが限られていくこともあり、馬房調整が難しいのかもしれませんが、そうならば「転厩」しても良いかと思います。
パンサラッサ(牡4)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14チャンピオンヒルズ在厩。現在は周回コースでのウォーミングアップ後、おもに坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「順調にペースを上げ始めており、休み明けの程良い筋肉疲労をまとい始めたところ。インディバでケアしながら軌道に乗せていきたいですね。どうやら副管骨のあたりはもう大丈夫そうですので、この中間からはウッドチップだけではなく、フェルトダート坂路にも入れて乗り進めています。この分であれば、月末頃には15-15を入れていけるのではないでしょうか」(小泉厩舎長)
21.07.07チャンピオンヒルズ在厩。先週末より、騎乗を開始しています。
「馬自身は元気いっぱいですよ。現在は周回コースで軽く乗ってから、坂路にてハッキングキャンターを1本。休養期間が長かっただけに大分緩んでしまっていますが、こればかりは仕方ありません。騎乗後も触診反応は落ち着いたままですので、引き続き様子を見ながら、少しずつ進めていければと思います」(小泉厩舎長)
順調に調整が進んでいるようですね。
しばらく休養していた期間もあるので、体力的にもまだまだかもしれませんが、復帰に向けて頑張ってもらいたいですね(^^♪
バスラットレオン(牡3)
【プロフィール】
- 血統 :父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
- 生産 :浦河産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14シュウジデイファーム在厩。先週同様、おもに場内にてハッキングキャンター2000~3000mを消化しています。
「トレセンや競馬場では元気を余すようなところがあるようですが、牧場の環境下では落ち着きがあって、行儀良くしてくれていますよ。あくまでも馬の様子と相談をしながらではありますが、早ければ来週ぐらいからBTCに入れていこうかと思っています」(石川代表)21.07.07シュウジデイファーム在厩。おもに場内にてハッキングキャンター2000~3000mを消化しています。
「のんびりと休養を挟んだ後でもありますので、立ち上げは慎重に。BTC入りを焦ることなく、順を追って進めさせてもらっています。以前から羽目を外すような馬ではありませんでしたが、キャリアを積んで帰ってきたからでしょうか、よりしっかり、落ち着いて調教に臨んでくれているようにも思います」(石川代表)
ゴッドシエル(牡3)
【プロフィール】
- 血統 :父エピファネイア×母ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:松永幹夫 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14イクタトレーニングファーム在厩。周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター2400m、または坂路にて15-15程度を消化。適度に障害練習も取り入れて調整されています。
「高さ80cm以上の障害になると委縮してしまうようなところがあるなど、飛越のセンス自体は一息ですが、練習による効果でしょうか。走路調教では頭の位置が下がり、折り合って走ることができていますよ。これを受けて今回は坂路にも入れてペースを上げ始めました。“障害練習の苦しさに比べれば、平地調教のほうがマシ”といったところなのかもしれません。今後は70cm以下の障害練習を交えて乗り進めていく方向で。あわせて歯の調整も行い、少しでも走りやすい態勢を整えてあげられればと思います。馬体重は445kg。可能な限り、増やしていきたいですね」(生田場長)
21.07.07イクタトレーニングファーム在厩。障害練習またはハッキングキャンター3200mにて調整されています。
「障害練習を進めて行くにつれて段々とテンションが上がり、80cmの高さになると口が利かなくなるようなことが何度かありました。よって現在はコンビ鼻革を使用して練習に励んでいます。障害練習だけでも結構汗をかきますので、走路では軽めで十分。目下は馬体(440kg)のさらなる回復を優先したいと考えます」(生田場長)
どうやら飛越のセンスはあまりなさそうなので、お母さんのように障害レースへということはなさそうですね(^^;
ただ、練習の効果か、走る姿勢が変わってきているようなので、その辺りは障害練習をしてきて良かったのかもしれませんね。
リナーシェ(牝3)
【プロフィール】
血統 :父キングカメハメハ×母ヴェイパー(母父:Galileo)
生産 :浦河産
所属厩舎:四位洋文 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14ワコーファーム在厩。引き続き、おもに周回コースにてハロン16~20秒ペースのキャンター2500~3500mを消化。週1回、15-15程度を乗り込まれています。
「先週末の獣医師チェックでも特に問題はなかったですし、やはり今回の方が動きはスムーズですからね。先週の金曜日の測定で408kgと馬体重に変化はありませんが、少しでも肉付きが良くなるようにと今回から新たなサプリメントも取り入れていますので、ここから少しでも目方を増やしていければと思います」(脇担当)
21.07.07ワコーファーム在厩。おもに周回コースにてハロン16~20秒ペースのキャンター2500~3500mを消化。週1回、15-15程度を乗り込まれています。馬体重408kg(7月上旬測定)
「乗り出し時の硬さはありますが、前回よりもすぐにほぐれてくる感じで、走り自体は悪くないと思います。この馬なりによく動き、よく食べる流れが出来つつあるのは良い傾向と言えるでしょう。見た目では極端に細くは映りませんので、あとは馬体重だけ。少しでも目方を上げていく努力を続けていきたいところです」(脇担当)
やはり「馬体重」ですね(^^;
この時期でもあまり変わらないので、馬体重に関しては大きく増えることはもうないかもしれません。
そうなると、勝ち上がりはもう厳しいとは思いますが、厩舎関係者の方々は諦めずに対応して下さっているので、それにリナーシェも応えてほしいですね。
キングエルメス(牡2)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母ステラリード(母父:スペシャルウィーク)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14シュウジデイファーム在厩。引き続き、おもに場内にてハッキングキャンター2000~3000mを消化しています。
「きっとこちらの環境を覚えているのでしょう。普段は落ち着いてくれていますよ。その一方で、レースを使われてきた分、調教時には以前よりも気持ちが入りやすくなっている印象がありますね。変にテンションが上がる訳ではありませんので、もちろんプラス材料として受け取ってもらって構いません。今週末よりBTCに入れて進めていきましょう」(石川代表)
21.07.07シュウジデイファーム在厩。おもに場内にてハッキングキャンター2000~3000mを消化しています。
「まずは場内で乗り出しているところ。いつも元気いっぱいで、大人しくするのがあまり好きではないタイプの馬ですが、競馬を経験してきたことにより、いい意味でピリッと締まったようにも感じます。ほどなくBTCに入り、『第2回札幌開催を目標に』(調教師)乗り進めていく予定です」(石川代表)
予定通り、「第2回札幌開催を目標」とありますので、このまま順調にいってもらいたいですね。
netkeiba.comには、次走予定「2021/8/22(日) クローバー賞」と出ていますので、半兄カイザーノヴァと同じレースですね。
ここで良い結果を出して、来年の飛躍へと繋げてもらいたいところです。
ルーシッド(牡2)
【プロフィール】
- 血統 :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.07.14チャンピオンヒルズ在厩。先週同様、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
「ここにきて馬に気持ちが入ってきた分、それが動きにも表れてきたということでしょうか。中間、坂路にて持ったままで54秒台が出ましたからね。このタイミングでの急な良化には、正直なところビックリ。こちらのイメージ以上に早く変化を見せ始めてくれました。この調子で乗り込みを重ね、さらに促していければと思います」(木村マネージャー)
21.07.07チャンピオンヒルズ在厩。引き続き、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
「今週も週1回、先週と同じく56秒を切るくらいで登坂。本来であれば、どんどん速めの時計を詰めていきたいところですが、まだ体力を付けている最中といった状況ですので、慌てず入念に乗り進めていきたいと考えます。それでもここにきて馬に活気が出て、体つきにもメリハリが出つつある様子。少しずつ変化は見せてくれていますので、方向性は悪くありません」(木村マネージャー)
牧場関係者の方が思っていた以上に良化のペースが上がってきた様子。
このまま順調に行けば、デビュー時期も少し早まる可能性もありそうですね(^^♪
ですが、徐々に暑さも増してくるので、焦らずに進めてもらえたらと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。