【広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉓-１】
シンザン記念を３着後に放牧に出されていたバスラットレオンですが、帰厩後も順調に調教を重ね、明日３月１３日（土）阪神６Ｒ ３歳１勝クラス（芝1600ｍ）で復帰戦を迎えます。
鞍上は古川奈穂騎手で７枠７番となりました。
先週のデビュー週は９鞍に騎乗して４着が最高。
デビュー戦を振り返った際に「ゲートで（自分の体が）硬くなってしまい、（４キロの）減量を生かすための、いいポジションでの競馬があまりできませんでした。（一部抜粋）」
とコメントしていましたが、少し緊張が抜けてくれると持ち味のスタートの良さが出るのではないでしょうか。
初コンビでのレースですが、バスラットレオン自身もスタートは早いですし、あとは鞍上との息が合ってくれたら・・・
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【バスラットレオン】陣営のコメント
【矢作調教師のコメント】
「きのう古川奈騎手を背に併せ馬で追い切りました。放牧明けを気にするようなタイプではないですし、いつものようによく動いてくれていますよ。鞍上も感触を掴めたようですから、本番も頑張ってもらいたいところです。今回は１勝クラスの平場戦。力で押し切ってくれるような競馬を期待しています」（矢作調教師）
引用元：広尾サラブレッド倶楽部
矢作調教師もバスラットレオンの力量を考えたら、今回の１勝クラスはすんなりと突破してほしいという気持ちでしょうね。「力で押し切ってくれるような競馬を」とありますので、先行して抜け出し、そのまま押し切るイメージでしょうか。
おそらく隣のビップランバンが逃げそうなので、そうなると番手に付けますかね。
そして、古川奈穂騎手の初勝利となるかにも注目！
１Rレヴカ（牝３歳、栗東・清水久詞厩舎）、３Rラント（牝３歳、栗東・矢作芳人厩舎）にも騎乗予定ですが、勝利に一番近いのはやはりバスラットレオンですね。
【バスラットレオン】最終追い切り
最終追い切りは、古川奈穂騎手を背に栗東坂路での併せ馬。
相手は「ハマの番長」の愛称で知られた元プロ野球選手（現・横浜DeNAベイスターズ一軍監督）の三浦大輔さんの持ち馬のリーゼントジャンボ。リーゼントロックの弟ですね。
| 日付 | 騎乗 | 場所 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 21.03.10 | 古川奈 | 栗東坂
良 1回
|
51.2-36.7-23.9-12.0 一杯に追う
リーゼントジャンボ(三未勝)一杯を0.4秒追走0.3秒先着
|
そのリーゼントジャンボを相手に、きっちりと先着。
タイムは坂路自己ベストですかね。全体も終いも優秀ですし、楽しみです(^^♪
ちなみに競馬ブックsmartでの追い切り短評は、「一息入るも仕上がる」と評価されています。
そして、netkeiba.comでの調教評価を見ると、「動き上々 B」となっています。
追い切り後のコメントです。
古川奈穂騎手「今週の追い切りの動きはすごく良かったですし、先週も良かったと聞いています。矢作先生としっかり作戦を考えてから臨みたいです」
引用：スポーツ報知
良い感触を得られたようですね。調教での良さを活かして、是非「勝利」を目指して欲しいです！
どんな作戦で行くのかですが、先ほども矢作調教師のコメントにもあったように、４キロの減量をフルに活かし「先行からの抜け出しで押し切りを図る」となりそうです。
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【バスラットレオン】古川奈穂騎手とのコンビで勝利なるか！？まとめ
いよいよバスラットレオンが復帰戦を迎えます。今回のメンバーを見渡しても、実績では抜けた存在。
人気も背負うことにもなりそうですが、その人気のプレッシャーにデビュー２週目の古川騎手が耐えられるか。
そして、阪神競馬場の天気は「雨のち曇り」。今日の雨でどこまで馬場が悪くなるかですが、札幌の洋芝も大丈夫でしたし、例え馬場が悪くなったとしても上手にこなしてくれるのではないかと思います。
また、相手関係でちょっと気になる馬がシンザン記念でも一緒に走った良血レゾンドゥスリール、フィリーズレビューを除外されたヤマニンルリュール 、そして不良馬場で強い競馬を見せたデルマヤクシでしょうか。
この先の重賞戦線で再び上位を目指したいバスラットレオンですので、１勝クラスはあっさりと勝ち切ってもらいたいのが本音。
鞍上が新人騎手でもあり、ネット上ではいろいろと賛否両論もありますが、良い結果になることを願って応援したいと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ（広尾サラブレッド倶楽部）より許可をいただき掲載しています。
