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2021年4月10日に中山競馬場で行われたニュージーランドトロフィー(GⅡ・芝1600m)。
このレースで強烈な勝ち方を見せたのが、バスラットレオンでした。
好スタートから先頭に立つと、そのまま後続を引っ張り、直線ではさらに差を広げて2着タイムトゥヘヴンに5馬身差をつけて優勝。
バスラットレオンにとって待望の重賞初制覇となりました。
私自身、広尾サラブレッド倶楽部でバスラットレオンに出資していましたが、これまで重賞で惜しい競馬も続いていただけに、この5馬身差の圧勝は今でも印象に残っています。
この記事のポイント
- バスラットレオンがニュージーランドT2021を5馬身差で圧勝
- 単勝2番人気から逃げ切って重賞初制覇
- 勝ち時計は1分33秒1
- NHKマイルCへの優先出走権を獲得
- この勝利が後の海外重賞制覇へつながる大きな一歩になった
今回は、バスラットレオンが重賞初制覇を果たした2021年ニュージーランドトロフィーを、現在から改めて振り返ります。
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バスラットレオンがニュージーランドT2021で重賞初制覇
2021年4月10日に行われた第39回ニュージーランドトロフィーは、3歳馬によるGⅡ・芝1600m戦。
バスラットレオンは3枠6番・単勝2番人気で出走しました。
鞍上は、デビュー戦でも騎乗していた藤岡佑介騎手です。
| レース | 第39回ニュージーランドトロフィー(GⅡ) |
|---|---|
| 開催日 | 2021年4月10日 |
| 競馬場 | 中山競馬場 |
| 距離 | 芝1600m |
| 馬場 | 良 |
| 枠・馬番 | 3枠6番 |
| 騎手 | 藤岡佑介 |
| 人気 | 2番人気 |
| 着順 | 1着 |
| タイム | 1分33秒1 |
| 2着との差 | 5馬身 |
JRAの公式結果でも、バスラットレオンは1分33秒1で1着。
2着タイムトゥヘヴンには5馬身差をつける完勝でした。
ニュージーランドT2021の上位結果
| 着順 | 馬名 | 人気 | タイム・着差 |
|---|---|---|---|
| 1着 | バスラットレオン | 2番人気 | 1:33.1 |
| 2着 | タイムトゥヘヴン | 3番人気 | 5馬身 |
| 3着 | シティレインボー | 11番人気 | 1馬身1/2 |
単に勝っただけではなく、2着馬を大きく突き放したことが、このレースのインパクトをより強くしています。
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バスラットレオンは好スタートから逃げて5馬身差の圧勝
レースでは、バスラットレオンが持ち味のスタートの速さを生かして先頭へ。
無理に押してハナを奪うというより、自然な形で前へ出て、そのまま自分のリズムでレースを進めていきました。
JRAの公式記録でも、コーナー通過順位は1-1-1。
最初から最後まで先頭を譲らない、非常に分かりやすい逃げ切り勝ちでした。
直線に入っても手応え十分
印象的だったのは、4コーナーを回ってからです。
普通なら後続が徐々に迫ってくる場面ですが、バスラットレオンはむしろそこから差を広げていきます。
直線では馬場の良いところへ持ち出しながら、後続を突き放してゴール。
2着タイムトゥヘヴンとの差は5馬身。
しかも最後まで余力を感じさせる内容でした。
当時見ていても、「これは強い」と素直に思える勝ち方でしたね。
レーティング111を獲得
このニュージーランドTで、バスラットレオンには111ポンドのレーティングが与えられています。
同レース2着のタイムトゥヘヴンが101だったことからも、内容的に高く評価された一戦だったことが分かります。
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ニュージーランドTはバスラットレオンの重賞初制覇
バスラットレオンは、ニュージーランドT以前から重賞で好走していました。
2歳時の札幌2歳Sではソダシ、ユーバーレーベンに続く3着。
朝日杯フューチュリティSでは4着、シンザン記念でも3着に入り、能力の高さは見せていました。
それでも、なかなか重賞タイトルには届きませんでした。
だからこそ、ニュージーランドTでの5馬身差の圧勝は大きな意味を持ちます。
「重賞でも勝ち切れる馬」であることを証明したレースだったと思います。
JRAのNHKマイルCプレレーティングでも、バスラットレオンはニュージーランドT1着馬として111の評価を受けていました。
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ニュージーランドT2021を振り返って
このニュージーランドTは、今振り返っても特に印象に残っているレースです。
私自身、広尾サラブレッド倶楽部でバスラットレオンに出資していました。
札幌2歳Sで3着、朝日杯FSで4着、シンザン記念でも3着と重賞で好走していたので、「そろそろ重賞を勝ってくれないかな」と期待していたのを覚えています。
それだけに、ニュージーランドTで待望の重賞初制覇。
しかも接戦ではなく、2着に5馬身差をつける圧勝でした。
直線に入ってから後続との差がどんどん広がっていくのを見ながら、「これは勝った!」と嬉しくなったのを覚えています。
広尾で出資していた馬では、クレッシェンドラヴに続いて2頭目の重賞制覇。
バスラットレオンがようやく重賞タイトルを手にしたことはもちろんですが、あれだけ強い内容で勝ってくれたことが何より嬉しかったですね。
このときは、次のNHKマイルCでもどんな走りを見せてくれるのか、本当に楽しみにしていました。
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ニュージーランドT圧勝からNHKマイルCへ
ニュージーランドTで3着以内に入った馬には、NHKマイルCへの優先出走権が与えられます。
5馬身差で勝利したバスラットレオンは、当然のように次走のNHKマイルCへ向かいました。
ニュージーランドTでの強い勝ち方もあり、NHKマイルCでは上位人気に支持されます。
ところが、レースではスタート直後に藤岡佑介騎手が落馬。
競走中止という、誰も予想できない結果になりました。
ニュージーランドTを5馬身差で圧勝し、「次はGⅠへ」と期待が最高潮に達した直後だっただけに、出資していた側としても非常にショックの大きい出来事でした。
その後は日本ダービー15着、京成杯オータムH15着、武蔵野S13着など、なかなか結果が出ない時期が続きます。
ニュージーランドTの圧勝から考えると、思うようにいかない期間でした。
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苦戦を乗り越えてゴドルフィンマイルで復活
そんなバスラットレオンが再び大きな勝利を挙げるのが、約1年後の2022年ゴドルフィンマイルです。
初めての海外遠征。
しかも舞台は芝ではなく、メイダン競馬場のダート1600mでした。
決して簡単な条件ではありませんでしたが、レースでは好スタートから先頭に立ち、そのまま逃げ切って優勝。
ニュージーランドT以来となる勝利を、海外重賞で挙げることになります。
ニュージーランドTの5馬身差圧勝からNHKマイルCの落馬、そして長い苦戦を経ての海外での復活。
今振り返ると、この流れもバスラットレオンの競走生活を語るうえで欠かせません。
関連記事
ニュージーランドTで重賞初制覇を果たしたバスラットレオンは、翌年ドバイのゴドルフィンマイルで鮮やかな復活勝利を挙げました。
バスラットレオンの戦績もチェック
ニュージーランドT、ゴドルフィンマイル、1351ターフスプリントなど、バスラットレオンの主な勝ち鞍や通算成績、獲得賞金はこちらの記事でまとめています。
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バスラットレオンのニュージーランドT2021まとめ
今回は、バスラットレオンが重賞初制覇を果たした2021年ニュージーランドトロフィーを振り返りました。
【ニュージーランドT2021まとめ】
- 2021年4月10日に中山芝1600mで開催
- バスラットレオンは3枠6番・2番人気
- 鞍上は藤岡佑介騎手
- スタートから先頭に立って逃げる競馬
- 勝ち時計は1分33秒1
- 2着タイムトゥヘヴンに5馬身差
- バスラットレオンにとって重賞初制覇
- この勝利でNHKマイルCへの優先出走権を獲得
5馬身差という着差ももちろんですが、個人的には「バスラットレオンが自分の形で走ればここまで強い」ということを初めてはっきり感じたレースでした。
その後、NHKマイルCの落馬や結果が出ない時期を経験することになりますが、最終的にはゴドルフィンマイルや1351ターフスプリントといった海外重賞でも勝利。
そう考えると、ニュージーランドTは単なる重賞初制覇ではなく、後に海外でも活躍するバスラットレオンの原点ともいえる一戦だったと思います。
出資していた一人としても、直線で5馬身差まで突き放したあの光景は、今でも忘れられないレースのひとつです。
※掲載している出資馬画像やクラブコメントを使用する場合は、広尾サラブレッド倶楽部より許可をいただいた範囲で掲載しています。
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