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３月26日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m）に出走したバスラットレオンですが、逃げ切ってニュージランドトロフィー以来の勝利を飾りました！
遠征した日本馬22頭の先陣を切っての出走、しかもダート戦は昨年の武蔵野Sに続き2度目。
NHKマイルCでの落馬以降は、2桁着順を繰り返していて、「早熟」とまで言わたこともありましたが、見事に復活してくれました。
今回は、バスラットレオンのレースぶりや陣営のコメントをご紹介していきたいと思います。
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【ゴドルフィンマイル2022】バスラットレオンのレースぶり
バスラットレオンのレースぶりを見ていきます。
🦁バスラットレオンがドバイG2ゴドルフィンマイルを逃げ切り🎊 🏇2006年のユートピア以来、日本調教馬として2頭の勝利。ソリストサンダーも4着に善戦#DWC22 #DubaiWorldCuppic.twitter.com/S8wxNo2o84
— JRA-VAN公式 (@JRAVAN_info) March 26, 2022
最内枠からのスタートはちょっとで負け気味でしたが、坂井騎手が押してハナを奪いに行きます。
先頭に立つとそのまま後続を引きつけながら、レースを引っ張る展開に。
最終コーナーを回り、最後の直線に向かうと、もうひと伸びを見せ、後続を少し離します。
残り300mの時点で、後続とは2～3馬身差。
残り50ｍあたりで、2着馬に1馬身ほど詰め寄られますが、そのまま押し切って見事に優勝しています。
前残りの展開とはなりましたが、バスラットレオンのスピードを存分に活かした鞍上の坂井瑠星騎手の騎乗も良かったですよね。
矢作調教師も「ドバイのダートは軽いので、パワータイプである本馬にはきっと合っているはず」と招待が来た時にそうコメントしていたので、馬の適性を見極めるレース選択の上手さも流石でした。
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【ゴドルフィンマイル2022】バスラットレオン陣営のコメント
レース後の公式でのバスラットレオン陣営のコメントを見ていきます。
坂井瑠星騎手
指示通りに、持ち味のスピードを活かせるよう全力を尽くしました。それにバスラットレオンがしっかりと応えてくれて、僕の夢（海外での重賞勝利）が叶いました。２歳時から厩舎で能力を買っていた馬ですから、とにかく本来の力を発揮できるように心がけて乗りました。メイダン競馬場のダートも合っていたと思います。うまくこなしてくれましたね
坂井騎手の「夢」までも叶えたバスラットレオン。
2歳時からバスラットレオンの背中を知る坂井騎手も、当時から能力の高さを認めていましたので、このコンビでの優勝は嬉しいですよね。
ダートでの勝利で、今後のレース選択の幅も広がったと思いますし、次走どこを狙っていくのか楽しみです。
↓坂井瑠星騎手のレース後のインタビューがTwitterに上がっていました。
坂井瑠星のインタビュー
カッコいいやん！！
pic.twitter.com/xmq1TW9fre— まのっち (@ManoRazoku) March 26, 2022
英語での受け答えも流暢ですよね。
海外遠征もしていましたし、それがここでも活きていますね！
矢作芳人調教師
スタッフがバスラットレオンの本来の走法が戻るように尽力してくれましたし、ドバイに到着してからは抜群の調教が出来ていましたからね。自信を持って送り出せました。パワータイプではありますが、スピードもある馬ですので、彼の本来の力が出せれば結果はついてくると思っていました。自厩舎の坂井瑠星騎手で勝たせてもらったこと、心より御礼申し上げます
1月の京都金杯後は、放牧に出されてフォームの改善に取り組んできたバスラットレオンですが、陣営の努力の成果もあって、ドバイでの調整もスムーズに来ていました。
直前の追い切りでは、ステイフーリッシュとセキフウを突き放すほど抜群の動きを見せていただけに、この勝利で完全復活と言えそうですね。
矢作調教師が次走をどこに置いているのか、今後のコメントに注目したいです。
クラブ
狙い通りにハナに立ち、後続に脚を使わせるような形での逃げ戦法。絶妙なペースを刻んだ鞍上のテクニックも光り、最後まで危なげない走りで押し切ってくれました。初めての海外挑戦にして、鮮やかすぎる復活劇。たくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました
広尾サラブレッド倶楽部にとって海外遠征は初めてでしたが、2頭を送り込み、その2頭がともに優勝するという素晴らしい結果を残しました。
近年は、募集馬の質も上がっていますし、更なる活躍馬が出てくることに期待したいですね。
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まとめ
今回は、ゴドルフィンマイルで復活を遂げたバスラットレオンについて見てきました。
2歳時から重賞戦線で好走してきていて、ニュージランドトロフィーでは重賞初制覇。
その後の活躍も見込まれていた矢先に、NHKマイルCでの落馬。
そこからなかなか調子が戻らずもどかしい競馬が続いていましたが、陣営の努力もあり、見事に復活しました。
今後の活躍にも期待したいと思います！
※出資馬画像、動画、コメントはクラブホームページ（広尾サラブレッド倶楽部）より許可をいただき掲載しています。
