キャロットクラブで出資しているラクスバラディーが、デビューから8戦目にしてようやく未勝利戦を勝ち切ってくれました。
昨年の2歳戦初日の6月5日に中京競馬場でデビューしてから10カ月。
これほど時間が掛かるとは思っても見ませんでした・・・
ですが、1つ勝ったことで色々と試すことも出来ますし、今回ダート戦で勝ち上がりましたが、再び芝のレースを使うこともできます。
次走はいつでどこになるのかにも注目していきたいですね!
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ラクスバラディーのwiki風プロフィール
ここでは、ラクスバラディーのプロフィールをwiki風にご紹介します。
- 名前:ラクスバラディー
- 馬名由来:ベリーダンスの民俗舞踊。華やかに着飾り大舞台をめざして欲しい
- 生年月日:2019年3月20日
- 年齢:3歳
- 血統:父 ドゥラメンテ×母 リッチダンサー(母父:Halling)
- 性別:牝馬
- 毛色:鹿毛
- 生産:ノーザンファーム
- 戦績:8戦1勝 主な勝ち鞍→22’3歳未勝利
- 近親:バウンスシャッセ(半姉)、ムーンクエイク(半兄)、コントラチェック(半姉)etc
- 調教師:清水久厩舎(栗東)
- 馬主:キャロットクラブ
ラクスバラディーは、2歳のデビュー前から調教での動きも古馬並みに動いていて、関係者からもかなり評価されていました。
#ラクスバラディー 1番星へ、きょうだいに重賞勝ちズラリ/#POG #jra #keiba #競馬 https://t.co/k8lHrpgkgB
— 日刊スポーツ 極ウマ (@goku_uma) June 1, 2021
しかし、デビュー戦は1番人気に押されるもクラウンドマジックに差され、首差の2着。
記念すべき一発目の2歳新馬戦・中京5R(芝1600m)は7番人気クラウンドマジック(牡、加用、父エピファネイア)が勝利しました✨後方から上がり34秒3の末脚で差し切りました‼️おめでとうございました🎉1番人気ラクスバラディーは首差の2着でした。 pic.twitter.com/VsiPmQBG4T
— 「極ウマPOG捜査官」ニッカン全力2歳馬追跡 (@gokuumapog) June 5, 2021
その後も1番人気に押され続けるも6戦して未勝利。
抜け出すところまではスムーズなのですが、どうしても詰めが甘くなってしまいます。
距離を延ばしてみたり、控える競馬や逃げる競馬もしましたが、なかなか調教の良さが出ませんでした。
そして、7戦目にして芝のレースは出走が厳しかったため、ダート戦へと矛先を変えます。
すると、詰めの甘さもダートで上手く補えたようで、最後までしっかりと伸びて2着とダート適性も見せてくれました。
その後、在厩で調整をして今回の牝馬限定の阪神ダート1400mへ出走し、見事に初勝利をあげています。
ただ、最後2着馬に詰め寄られ、ちょっとヒヤヒヤしましたが、鞍上の岩田望騎手のコメントは、
「ゲートが決まって前々で運びました。最後はフワフワして手前もスムーズに変え切れていなかった分、2着馬に差を詰められましたが、まだ余力がありました。クラスが上がっても楽しみです」
とのことなので、最後までいかに集中してレースができるかが今後の課題でもありますよね。
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ラクスバラディー3歳未勝利戦結果
ラクスバラディーの今回のレース結果です。
【阪神競馬1R/3歳未勝利戦(牝)/ダ1400m (右) / 天候:晴 / 馬場:良】
ちなみに、同日の阪神7Rの4歳以上1勝クラスのダ1200mの勝ち馬のタイムが1:12.9だったので、それよりも速いペースで1200mを通過しています。
条件も違いますし、ぺースなどの違いもあるので、一概には言えないですが、1勝クラスでも上位争いはしてくれそうですね。
今回勝ったことで、色々な条件を試すことも出来ますし、再び芝のレースを選択する可能性もあります。
また、ラクスバラディーの場合、上のクラスの方がレースがしやすい場合もあるので、改めて次走に注目ですね。
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ラクスバラディー関係者のコメント
キャロットクラブの公式でのコメントを見ていきたいと思います。
22/4/2 清水久厩舎
2日の阪神競馬では好スタートを切り外から3番手につけていく。直線で楽な手応えのまま先頭に立ち、最後は2着馬の追い上げをクビ差封じて見事優勝。
「ダート替わりだった前走内容が良かったですし、ここは何とか…という思いでしたから、ようやく結果を出せて安心しました。どうも抜け出してからフワッとしていたようで、最後はその分だけ詰め寄られてしまったのですが、ひとまず無事に勝ち上がることができて良かったです。本当はもっと早く勝たせなければいけない馬で、ここまで時間がかかってしまったことは申し訳なく思いますが、上のクラスでも十分やれる力はありますから、今後も引き続き楽しみですね。今日はありがとうございました」(清水久師)
上位争いこそ演じるものの、なかなか勝ち切れずもどかしいレースが続いていましたが、今日は人気に応えてきっちりと結果を出してくれました。血統的にももっと上のステージを目指していきたい馬ですから、昇級後の活躍にも期待したいと思います。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
コメントからも血統的にやはり上のクラスでの活躍を期待されているラクスバラディー。
調教でも古馬並みのタイムを叩き出していますが、これまではなかなかレースと結びつかずにもどかしさがありましたよね。
ペースが速くなる上のクラスの方が、集中力も持続する可能性もありますし、他の兄姉たちと同様に重賞クラスでの活躍をみたいですね!
清水調教師が期待しているのもコメントからも伝わってきますし、次走も楽しみにしたいと思います。
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まとめ
今回は、「ラクスバラディー初勝利!3歳未勝利戦の結果や近況を紹介!」と題してみてきました。
期待されながらもなかなか勝ち切れず、もどかしい競馬が続いていましたが、ダート戦へ矛先を変えると2戦目で初勝利!
今後は、再び芝のレースを使う可能性もあり、清水調教師の判断に注目したいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。