本日、バスラットレオンが阪神11R朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)に出走しましたが、結果は4着。
前走の京都2歳ステークスは、プラス20㎏と太め感もあり、距離も長かったと言われていました。
今回の朝日杯FSでは、前走よりマイナス4㎏と若干絞ってきましたが、グリーンチャンネルのパドック解説では、「まだ腹袋が大きくもうちょっと絞れたほうがいい」とのコメント。
まだ絞る余地がありながらのこの結果だったので、やはり能力はありますよね。
また、体のラインを見ても、メリハリの部分ではまだハッキリとした感じではないですし、冬場よりも春~夏のほうが良いのかなとも思いました。
来年はしっかりと賞金を加算してもらって、出たいレースに出れるようにしてもらいたいところです。
※余談ですが、グリーンチャンネルの出走馬紹介で「夏の札幌の経験を糧に仁川を駈ける獅子を見た」というバスラットレオンの紹介文がなんか良かったです(^^♪
【バスラットレオン】のレースぶりは?
スタートはやはり上手いですよね。
すんなりと決めて、内のブルースピリット、外からモントライゼが行くのを見ながら、道中は3~4番手を追走。
モントライゼが後続を離しながらの逃げになり、3~4コーナーへと向かう。
徐々に後続勢が差を詰めにかかり、4コーナーから直線へ。
バスラットレオンの手応えも十分にありましたが、流石にGⅠともなると、他馬たちも強いですね(^^;
直ぐ前を行く勝ち馬のグレナディアガーズを追いますが、徐々に引き離され、バスラットレオン自身もジワジワと伸びてはいたものの、後ろから来たステラヴェローチェと最後はレッドベルオーブにも交わされ4着となりました。
う~ん、出来れば最後踏ん張ってもらって3着には来たかったところですが、レッドベルオーブは重賞勝ち馬ですからね。
それと引けを取らない競馬をしていましたから、今後が楽しみになる内容でした(^^♪
【バスラットレオン】の結果に関係者のコメント
関係者のコメントが出ていますので、見ていきたいと思います。
坂井騎手のコメント
「勝ち馬を見ながらのレース。もう少しペースがスローだったら、もっと終いの脚を伸ばせたのではないでしょうか。それでも1600mのほうが競馬はしやすいですし、今現在の力は出せたと思います。来年の春までに逆転できるようにやっていきたいですね」(坂井騎手)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
やはり、今回の1600mのほうがレースがしやすかったとの見解ですね。
確かに前走と比べても、レース内容は良かったですからね。
ただ、今日の内容を見ると2000mまでなら守備範囲じゃないかなとも思いますが、どうでしょうか?
矢作調教師のコメント
「やはり距離は今回のマイルぐらいが合いそうですね。あくまでも馬の状態と相談をしながらにはなりますが、特に問題がないようであれば、このまま続戦を意識していきたいと考えます」(矢作調教師)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
矢作調教師もやはりマイルぐらいが合うとの考えですね。
そして、問題なければこのまま続戦とのこと!
パンサラッサの時もそうですが、使える時にガンガン使ってきますね(^^;
さすが矢作厩舎です(^^♪
あくまでも状態次第ですが、来年早々バスラットレオンの走りが再び見れるのは楽しみです!
クラブのコメント
欲しいポジションを取ることができ、最後まで鞍上の気持ちに応える渋太い走りで応戦。頂点にこそ立てませんでしたが、G1の晴れ舞台でよく頑張ってくれました。なお、このあとは、「1月10日(日)中京11R シンザン記念(GⅢ・芝1600m)あたりを意識しつつ、レース上がりの様子を窺っていく」(師)予定。まだまだ成長が見込めそうな馬だけに、今後がいっそう楽しみです。(HTC)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
バスラットレオンの強みはやはりスタートですかね。
クラブのコメントにもあるように、スタートが良いので「欲しいポジション」も取れますから、今後も武器になりますね(^^♪
ただ、今日のレースで上位入線の馬と比べると、「決め手」の差はあるなぁと思うので、その差をどう縮めていくかでしょうか。
馬体を見てもまだ絞れそうですし、これからの馬ですから、来年が非常に楽しみな一戦となりました。
さらに、次走は「シンザン記念(GⅢ)を意識していく」ともう予定が出るのは、やはり矢作厩舎ならではですかね(^^♪
ちなみにシンザン記念は中京競馬場になりますが、「遠征」と「左回り」がどうかという課題もありますが、バスラットレオンなら克服してくれるでしょう!
【バスラットレオン】2020朝日杯FS結果は4着!まとめ
前走の京都2歳Sの2000mから距離を1600mへと短縮、GⅠの舞台の朝日杯FSで4着と好走。
馬体を見るとまだまだ絞れるはずですし、今後もっと良くなりそうですよね。
また、来年を考えると、条件戦からしっかりと賞金の加算を目指しそうですが、そこはさすがに矢作厩舎ですね(^^;
条件戦を使わずに、重賞レースを目標にしてきました。
でも、それだけバスラットレオンに期待をしているし、その期待に応えてくれると思っているからでしょう!
その為にも、まずはレース後の状態をしっかりと確認してもらい、続戦となれば引き続き頑張ってもらいましょう。
次走を楽しみに待ちたいと思います(^^♪
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。