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2022年3月26日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたゴドルフィンマイル(GⅡ・ダート1600m)。
このレースで鮮やかな逃げ切り勝ちを決めたのが、バスラットレオンでした。
ニュージーランドTで5馬身差の圧勝を飾った後、NHKマイルCではスタート直後の落馬で競走中止。
その後はなかなか結果が出ない時期が続いていました。
そんなバスラットレオンが初めての海外遠征で挑んだゴドルフィンマイル。
坂井瑠星騎手とのコンビで逃げ切り、約1年ぶりとなる勝利を海外重賞で飾りました。
私自身、広尾サラブレッド倶楽部でバスラットレオンに出資していましたが、苦しい時期を見てきただけに、この勝利は今でも特に印象に残っています。
この記事のポイント
- バスラットレオンが2022年ゴドルフィンマイルを優勝
- 初めての海外遠征で海外重賞初制覇
- メイダン競馬場のダート1600mを逃げ切り
- 鞍上は坂井瑠星騎手
- 勝ちタイムは1分36秒0
- ニュージーランドT以来となる約1年ぶりの勝利
今回は、バスラットレオンにとって大きな転機となったゴドルフィンマイル2022を、現在から改めて振り返ります。
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バスラットレオンがゴドルフィンマイル2022を優勝
ゴドルフィンマイルは、ドバイワールドカップデーにメイダン競馬場で行われるダート1600mの重賞です。
2022年のゴドルフィンマイルには16頭が出走。
日本からはバスラットレオンのほか、ソリストサンダー、フルフラットも参戦しました。
| レース | ゴドルフィンマイル(GⅡ) |
|---|---|
| 開催日 | 2022年3月26日 |
| 競馬場 | メイダン競馬場(UAE) |
| 距離 | ダート1600m |
| 馬場 | 良 |
| 騎手 | 坂井瑠星 |
| 負担重量 | 57kg |
| 着順 | 1着 |
| 勝ちタイム | 1分36秒0 |
JRAの競走馬記録でも、バスラットレオンはこのレースを1分36秒0で勝利しています。
レーティングは115。
ニュージーランドT以来となる勝利を、初めて挑戦した海外の舞台で挙げることになりました。
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ゴドルフィンマイル2022は逃げ切り勝ち
このレースで印象的だったのが、やはりバスラットレオンらしい逃げる競馬です。
スタート後、坂井瑠星騎手はバスラットレオンを積極的に前へ促していきます。
先頭に立ってからは、自分のリズムでレースを進めました。
最後のコーナーを回って直線へ入っても手応えは残っており、後続との差を保ったまま粘り込みを図ります。
ゴール前では後続も迫ってきましたが、最後まで先頭を譲りませんでした。
バスラットレオンがそのまま逃げ切って1着。
国内で結果が出ない時期が続いていた馬が、初めての海外遠征で再び先頭のままゴールを駆け抜けたのですから、非常に印象的な勝利でした。
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ニュージーランドT以来となる約1年ぶりの勝利
ゴドルフィンマイルの勝利を語るうえで欠かせないのが、それまでのバスラットレオンの歩みです。
2021年4月のニュージーランドTでは、好スタートから先頭に立ち、2着タイムトゥヘヴンに5馬身差をつけて圧勝。
待望の重賞初制覇を果たしました。
ところが、その次に出走したNHKマイルCではスタート直後に騎手が落馬し、競走中止。
その後も日本ダービー15着、京成杯オータムH15着、富士S12着、武蔵野S13着と、なかなか結果につながりませんでした。
年明けの京都金杯でも9着。
ニュージーランドTを5馬身差で勝ったときの姿を知っているだけに、もどかしい時期が続きました。
ニュージーランドT2021も振り返る
バスラットレオンが重賞初制覇を果たしたニュージーランドTでは、2着に5馬身差をつける圧勝を見せています。
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初海外・2度目のダート挑戦で結果を出したバスラットレオン
さらに興味深いのが、ゴドルフィンマイルがバスラットレオンにとって2度目のダート戦だったことです。
初めてダートを走ったのは、2021年11月の武蔵野S。
このときは13着に敗れており、ダートで実績を残していたわけではありませんでした。
それでも陣営は、バスラットレオンが持つスピードや走りの特徴、メイダンのダートへの適性などを考えてゴドルフィンマイルへ挑戦。
そして結果は1着。
海外初挑戦、そしてダート2戦目での重賞制覇という結果になりました。
芝のニュージーランドTとダートのゴドルフィンマイル。
馬場は違っても、自分のスピードを生かして前へ行く形で重賞を勝ったところも、バスラットレオンらしいところだったと思います。
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坂井瑠星騎手とのコンビでつかんだ海外重賞
ゴドルフィンマイルで手綱を取ったのは、矢作芳人厩舎所属だった坂井瑠星騎手です。
坂井騎手はバスラットレオンの2歳時から能力を知っていた騎手の一人。
ゴドルフィンマイルでは、その持ち味であるスピードを生かして積極的に先頭を奪い、そのまま押し切りました。
当時のレース後コメントでも、本来の力を発揮させることを意識して騎乗したことや、メイダンのダートへの適性について語っています。
バスラットレオンにとって海外重賞初制覇となっただけでなく、坂井騎手にとっても大きな意味を持つ海外での勝利となりました。
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ゴドルフィンマイル2022を振り返って
このゴドルフィンマイルは、バスラットレオンのレースの中でも特に嬉しかった一戦です。
ニュージーランドTを5馬身差で勝ったときには、「この先どこまで強くなるのだろう」と期待していました。
ところがNHKマイルCでまさかの落馬。
その後も結果が出ず、ニュージーランドTから約1年間、勝利から遠ざかることになりました。
だからこそ、初めての海外遠征となったドバイで先頭に立ち、そのままゴールまで押し切ったときは本当に嬉しかったですね。
「バスラットレオンが帰ってきた」と感じたレースでした。
しかも、国内の条件戦などではなく、ドバイワールドカップデーの重賞での復活です。
ニュージーランドTとは舞台も馬場もまったく違いますが、自分のスピードを生かして先頭に立ち、そのまま押し切る。
バスラットレオンの良さが改めて出たレースだったと思います。
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ゴドルフィンマイル勝利後も海外で活躍
そして、バスラットレオンの海外での活躍はゴドルフィンマイルだけでは終わりませんでした。
その後も海外へ挑戦し、2023年にはサウジアラビアの1351ターフスプリントを優勝。
ニュージーランドTで国内重賞を制し、ゴドルフィンマイルで海外重賞初制覇、さらに1351ターフスプリントでも勝利。
結果的に、バスラットレオンは国内だけではなく、海外でも大きな結果を残す競走馬になりました。
バスラットレオンの戦績もチェック
ニュージーランドT、ゴドルフィンマイル、1351ターフスプリントなど、バスラットレオンの主な勝ち鞍や通算成績、獲得賞金はこちらの記事でまとめています。
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バスラットレオンのゴドルフィンマイル2022まとめ
今回は、バスラットレオンが海外重賞初制覇を果たした2022年ゴドルフィンマイルを振り返りました。
【ゴドルフィンマイル2022まとめ】
- 2022年3月26日にUAE・メイダン競馬場で開催
- GⅡ・ダート1600m
- 鞍上は坂井瑠星騎手
- 好位ではなく先頭へ立つ積極的な競馬
- 1分36秒0で逃げ切り勝ち
- ニュージーランドT以来となる約1年ぶりの勝利
- バスラットレオンにとって海外重賞初制覇
- その後は1351ターフスプリントも制覇
ニュージーランドTの圧勝後、NHKマイルCの落馬をきっかけに思うような結果を残せない時期が続いたバスラットレオン。
それでも、初めて挑んだ海外の舞台で再び先頭のままゴールを駆け抜けました。
ゴドルフィンマイル2022は、バスラットレオンの「復活」を強く印象づけた一戦だったと思います。
その後の海外での活躍まで振り返ると、バスラットレオンの競走生活における大きな転機になったレースでした。
※掲載している出資馬画像やクラブコメントを使用する場合は、広尾サラブレッド倶楽部より許可をいただいた範囲で掲載しています。
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