《更新日9/29~9/30》
- 【トレセン在厩馬】:カナロアガール、パンサラッサ
- 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、バスラットレオン、キングエルメス、アリシアン、ルーシッド
いよいよパンサラッサの復帰戦が近づいてきましたね。
ただ、除外の可能性もあるため、今週から登録を行っています。
そして、カナロアガールの復帰戦が10月10日。
それぞれがどんなレースを見せてくれるのか、楽しみです!
では、近況を見ていきたいと思います!
広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況(58)トレセン在厩馬編
まずは、トレセン在厩馬の近況から。
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産 :平取産
- 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.09.30美浦トレセン在厩。今朝、坂路の2本目に51秒台を計時しています。
「速いタイムが出るような馬場コンディションではない中で、今週も好時計をマーク。どうして1勝クラスで足踏みをしているのか分からないくらいの優秀なタイムですよね。馬はいい雰囲気、いい状態できていますので、来週10月10日(日)東京7R 1勝クラス(芝1800m)に向かいたいと思います。鞍上は大野拓弥騎手の予定です」(田村調教師)
【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.09.30 美南坂 良 2回51.7-37.3-24.4-11.9 21.09.23 助 手 美南坂 稍 2回53.7-39.4-25.1-11.9 一杯に追う
パンサラッサ(牡4)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.30栗東トレセン在厩。今朝、坂路にて54秒台をマークしています。
「ひとまず帰厩後も問題はなく、今のところ歩様の硬さなども気になりません。今朝少し速めをやりましたので、これをステップとして、このままどんどんピッチを上げていけるかどうか判断していきたいですね。目標は10月17日(日)東京11R オクトーバーS(L・芝2000m)。どうやら除外の可能性がありそうですので、場合によっては一週前から特別登録を行っていくことも検討中です」(矢作調教師)
21.09.2725日(土)に栗東トレセンへ帰厩。昨日より、坂路入りを開始しています。
【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.09.30 助 手 栗東坂 良 1回54.2-39.2-25.5-12.9 馬ナリ余力
広尾サラブレッド倶楽部資馬近況(58)牧場在厩馬編
続いて、牧場在厩馬たちの近況を見ていきます。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 血統 :父ステイゴールド×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:林徹 厩舎
【関係者のコメント】
21.09.29テンコートレーニングセンター在厩。今週より、坂路入りを開始しています。
「周回コースでのウォーミングアップ後に坂路を軽く1本。週末にかけてペースを上げ、来週からは2本乗りとし、再来週ぐらいから15-15を取り入れていければと思っています。7歳という年齢に加えて笹針明けの緩みを残す段階ゆえに引き続き注意は必要ですが、ひとまず体に痛みや苦しいところがなく、フレッシュな状態になっているのは確かです」(伊藤マネージャー)
バスラットレオン(牡3)
【プロフィール】
- 血統 :父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
- 生産 :浦河産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.29チャンピオンヒルズ在厩。昨日の検温時にいくらか体温が高めだったことから、大事を取って小休止。明日より運動を再開する予定となっています。
「先週末にショックウェーブ放射を行い、だいぶ硬さが和らいできていましたが、軽く熱発したところなどを見ますと、全体的に疲れがあったのかもしれません。今日は平熱に戻っており、馬はいつもと何ら変わりない様子ですので、明朝の検温でも異常がないようであれば、再び立ち上げていく予定になっています」(小泉厩舎長)
キングエルメス(牡2)
【プロフィール】
血統 :父ロードカナロア×母ステラリード(母父:スペシャルウィーク)
生産 :新ひだか産
所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.29チャンピオンヒルズ在厩。おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回15-15前後で乗り込まれています。
「引き続き半マイル58秒を上限としてじっくりと。ソエは段々と落ち着きつつありますし、坂路での手応えも良好ですよ。走っている時にたまに首を振るようなこともありますが、日を追うごとにフォームにまとまりが出て、だいぶ丸くなってきたように思います。あとはこれから13秒台を入れていって、どのような反応を見せるかでしょう」(小泉厩舎長)
アリシアン(牝2)
【プロフィール】
- 血統 :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.09.29リバティホースナヴィゲイト在厩。おもに周回コースにて普通キャンター2400mを消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「先週末そして昨日と3F14-14程度で周回しました。歩様に異常はないものの、大柄な馬ということもあって脚元にはそれなりの負担がかかる様子。よってアイシングやレーザーケアを念入りに行い、反動を未然に防ぐよう注意しています。馬っぷりや抱えている時の動きには好感が持てますので、あとは後駆の強化ですよね。なかなか短期間にガラッと変わってくるような箇所ではありませんが、日々の調教が後々に効いてくると思って、引き続きしっかりと乗り込んでいきます」(佐久間代表)
ルーシッド(牡2)
【プロフィール】
- 血統 :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.29チャンピオンヒルズ在厩。おもに周回コースにてハッキングキャンター2200m、坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
「まだ腹まわりが少々寂しく映りますが、飼葉喰いは良く、目方は482kgまで増加。体重が増えるにつれて自然と元気が出てくるようなタイプの馬ですから、この流れに乗ってさらにコンディションを上げていきたいですね。坂路では走れてもコースだと一息なのは、トモに課題を残しているから。徐々に攻め込んで登坂本数を重ねながら成長を待ち、鍛えていければと思います」(木村マネージャー)
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。