【バスラットレオン】シンザン記念は3着!次走は?

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広尾サラブレッド倶楽部
20.12.20 阪神11R 朝日杯フューチュリティS(G1)

2021年1月10日の中京競馬11R第55回シンザン記念(GⅢ)に出走したバスラットレオンでしたが、3着でした。

残念ながら、賞金加算が出来ず未だに“1勝クラス”のままとなるので、次走どこになるのか悩ましいところですね(^^;

条件戦で確実に賞金を加算するのか、それとも再び重賞出走を狙っていくのか。

矢作調教師の判断が気になるところです。



【バスラットレオン】シンザン記念のレースぶりは・・・

レースぶりをぶりを返ってみましょう。

今日のスタートはいつもよりも出足が付かず、ちょっと先団に取り付くのに脚を使っていた印象。

2~3番手の位置で落ち着きますが、外から13番のロードマックスが掛かり気味に並走する形に。

それに釣られたのか、若干行きたがる素振りも。

なんとか鞍上の坂井騎手がなだめ、折り合いが付いていたように見えました。

800m通過が34.7秒、1000mは58.1秒のミドルペース。

そのままの位置で4コーナーを回り、最後の直線へ。

逃げたピクシーナイトを追いかけ2番手に上がり、捉えようと坂井騎手も追いますが、なかなか差が詰まらず、逆に離されてしまう。

坂を上がり必死に鞍上もムチを入れ、更に手を動かしますが、差は縮まらず、後ろから来たルークズネストに差され、結局3着で入線となりました。

最後バテてはいませんでしたが、思ったよりも伸びませんね(^^;

やはり、最初にちょっと脚を使ったのと、ロードマックスに絡まれ、道中少し掛かっていたように見えたのが伸びを欠いた原因でしょうか。

逃げたピクシーナイトの道中のペースを見ると、全く緩むところもなかったので、それを踏まえると、4コーナーまで2番手に付けていたロードマックスが最下位、3番手に付けたバスラットレオンは3着なので、現状の力は出し切っていますかね。

※ラップタイム

ペース:M
200m 400m 600m 800m 1000m 1200m 1400m 1600m
12.5 23.4 34.7 46.3 58.1 1:09.7 1:21.3 1:33.3
12.5 10.9 11.3 11.6 11.8 11.6 11.6 12.0



【バスラットレオン】シンザン記念の結果に陣営のコメント

公式での関係者のコメントが更新されていましたので、見ていきたいと思います。

【坂井騎手のコメント】

「前残りの馬場のなか、イメージ通りの位置で運ぶことができました。結果的には前走のレコード決着の反動があったのかもしれません。折り合いもついて、初めての左回りも問題ありませんでした」(坂井騎手)

引用元:広尾サラブレッド倶楽部

位置取りに関しては、坂井騎手的にも前残りの馬場でもあった為、イメージ通りに勧められていたようです。

外からロードマックスに終始絡まれていたことに関しては気になっていなかったみたいですね(^^;

前走の朝日杯のレコード決着の反動の可能性も挙げているので、次走は少し間隔を空けて巻き返してもらいたいですね。

【岡助手のコメント】

「頑張って走ってくれてはいますが、さらに見せ場を作れれば良かったかなと。自身の体型もありますが、前走から馬体重が減っておらず、幾らか立派に映る感じでもありましたからね。もう少し絞れる余地があるのかもしれません」(岡助手)
厩舎陣営からのコメントでも、やはりまだ絞れると見ているので、次走はしっかりと絞って出てきてもらいたいです。

【クラブのコメント】

二の脚を利かせて番手につけて行ったものの、終始13番に外からプレッシャーをかけられる形。少なからずそれが影響し、最後の直線では3着を守り抜くのがやっとでした。なお、このあとは、「週明けにも一旦チャンピオンヒルズへ放牧に出して体を休ませ、今度は自己条件からまた大舞台を目指していきたい」(厩舎陣営)と考えます。(HTC)
クラブとしては、ロードマックスに外からプレッシャーをかけられ続けていたことを敗因の一つと見ているようですね。

 

陣営側からは、『次走は“自己条件”からと再び大舞台を目指す』とありますので、しっかりと賞金を加算できるようにまた頑張ってもらいたいです。

【バスラットレオン】シンザン記念は3着!次走は?まとめ

レース前のコメントでは、デビュー以来一番のデキと伝えられていましたし、『勝利』を期待していたのですが、ちょっとツキもなかったこともあって3着。

調教では課題としていた“瞬発力”を鍛えているとありましたが、レースの展開も影響しているとはいえ、思ったほど最後の伸びが見られませんでした。

バスラットレオン自身にも、もう一段の成長が必要なのかもしれません。

“次走は体を休ませてから自己条件”とありますので、距離も考慮すると3月のアルメリア賞(芝1800)辺りになりますかね。

翌週にも1勝クラスの芝1600のレースがあるので、1600に拘るようならこちらですかね。

いずれにせよ素質に関しては高いものを持っていると以前から矢作調教師から言われていましたから、この休養期間の間にどれほど成長してくれるか楽しみ待ちたいと思います。

※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

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