今週の競馬ではエベーヌ(牝2)が新馬戦に出走しましたが、大差負けと苦いデビュー戦となってしまいました(^^;
次週は、マミリアス(牡2)がデビュー2戦目を、そしてパンサラッサ(牡3)が芝➡ダートへと矛先を変え、OP勝ちを狙います。
また、バスラットレオン(牡2)の次走予定が、朝日杯かホープフルSとメディアに掲載されていましたし、どちらになるのか楽しみでもあります。
その他の出資馬も色々と情報が出てきていますので、早速見ていきたいと思います!
※パンサラッサとバスラットレオン、クレッシェンドラヴの3頭は別枠で近況更新をしたいと思います。
広尾サラブレッド倶楽部(2歳馬編)
まずは2歳馬たちの近況から見ていきたいと思います。
マミリアス(牡2)
- 生年月日 2018年5月24日
- 毛色 青鹿毛
- 生産 新冠産
- 血統 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦6着
- 近親馬 ホーネットピアス(祖母)、タランチュラホーク(半兄)
- 調教師 根本康広 (美浦)
【クラブのコメント】
20.12.03美浦トレセン在厩。先週末より本格的に時計を出し始めています。
「(厩舎スタッフ1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたこと受けて)他厩舎と別の時間帯で乗ることになったため、馬場状態なども含めて色々と考えた結果、先週の金曜日から坂路で速めをスタート。昨日ウッドで乗った後も問題ないですし、乗り込むにつれて大分良くなってきていますよ。レースは来週12月12日(土)中山2R 2歳未勝利(芝1600m)から投票していく構え。節の関係で除外されるようであれば、再来週の同条件にスライドする形を取りたいと思います」(根本調教師)
日付 | 騎乗 | 場所 | 内容 |
---|---|---|---|
20.12.02 | 助 手 | 美南W
良 半哩
|
- - -54.3-39.9-13.1(6) 馬ナリ余力
トンデンカムオン(二未勝)強めの内0.4秒先行同入
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20.11.27 | 助 手 | 美南坂
良 1回
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54.6-40.7-26.9-12.6 強めに追う |
ゴッドシエル(牡2)
- 生年月日 2018年2月5日
- 毛色 栗毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦10着
- 近親馬 ステラリード(伯母)、パラスアテナ(従姉)
- 調教師 松永幹夫(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.02イクタトレーニングファーム在厩。引き続き、おもに周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター3200mを乗り込まれています。
「馬体重は456kg。口に切り傷を作ることが多かったようですが、最近ではそれもなく、前輪駆動の印象が薄れ、モタれず走れるようになってきたように感じます。少しずつコントロールが利くようにはなっていますので、そろそろ坂路に入れて、さらにその走りを窺っていきたいところです」(生田場長)
リナーシェ(牝2)
- 生年月日 2018年3月25日
- 毛色 鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 戦績 4戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ニルカンタテソーロ(半兄)
- 調教師 武幸四郎 (栗東)
【クラブのコメント】
20.12.02宇治田原優駿ステーブル在厩。引き続き、おもにトラックにて軽いキャンター2400m、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15-15を乗り込まれています。
「確かにサイズは小さめですが、週1回の15-15を継続している中でも、直近の馬体重は418kgと変わりなし。調教時のスピードや反応、動きなどからすれば、もう少しやれてもおかしくなさそうなのですが、なかなかレースに結び付いてくれないようなところがあるようですね。この週末も速めを1本乗って、適度に鍛えていければと思います。飼葉喰いにも問題はありません」(青山調教主任)
マーテル(牝2)
- 生年月日 2018年2月14日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 グアン(半姉)、マルヴァーンヒルズ(半兄)
- 調教師 武幸四郎(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.03栗東トレセン在厩。ここまでは坂路を中心に調整されています。馬体重466kg(12/1測定)
「飼葉喰いは良く、馬房では大人しい馬ですが、キャンターに行くと気性面でキツいところを見せ、かなりイレ込む感じになりますね。こういった気性で仕上がりは早そうですから、毎週ビッシリ追い切りを入れるよりもサーッとやって競馬に向かった方が良さそう。12月20日(日)阪神6R 2歳新馬・牝(芝1400m)でのデビューを目指したいと思います。折り合いを大事にするなどの注意は必要ですが、ひとまず今朝の追い切りは何も問題なく登坂。一週前となる来週はCウッドでしっかりやる予定です。この気性が実戦に行って良い方向に出てくれるのではないでしょうか」(武幸調教師)
ラヴマイウェイ(牝2)
- 生年月日 2018年5月13日
- 毛色 鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 クレッシェンドラヴ(半兄)
- 調教師 林徹(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.02テンコートレーニングセンター在厩。引き続き、トレッドミルにてハロン20~22秒ペースのキャンター3000m相当を消化しています。
「3~4%の勾配に留め、引き続きトレッドミルで長めをじっくりと。2500m相当を過ぎたあたりからどうも散漫になってくるようなところが見受けられますので、これが体力的なものなのか、それとも集中力の問題なのかを見極めていければと思います。ここにきて馬自身、だいぶ落ち着きが出てきました」(伊藤マネージャー)
フィルメーザ(牝2)
- 生年月日 2018年4月9日
- 毛色 鹿毛
- 生産 日高産
- 血統 父:タートルボウル 母:コスモライセンス(母父:アグネスタキオン)
- 戦績 2戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ルタンブル(半兄)
- 調教師 小手川準(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.02岩城ステーブル在厩。先週同様、舎飼により管理されています。
「曳き運動の際も立ち上がるようなことはなく大人しくしていますし、体調にも変動はありません。与えた飼葉をいつもペロリ。日々の馬房内での生活、制限した飼葉の量にもよく我慢してくれていると思います」(岩城代表)
ヴィジャーヤ(牡2)
- 生年月日 2018年2月20日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 スピリトゥス(半姉)、マザートウショウ(祖母) 函館3歳S(G3)他
- 調教師 池江泰寿(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.04栗東トレセン在厩。本日、ゲート試験に合格しています。
「練習時の感触から、きょうゲート試験を受けてみたところ、無事に合格をもらうことができました。週明けにもいったん吉澤ステーブルWESTへ放牧に出し、当初の予定通り、さらなる体力強化を図ったうえでデビューを目指していきたいと考えます」(池江調教師)20.12.03栗東トレセン在厩。すでにゲート練習を開始しています。
「坂路をハロン16秒前後で1本乗り、その後にゲート練習を消化。環境の変化にも慣れ、飼葉喰いが落ちることもありません。ゲートは入り・駐立・発進いずれも問題なさそうですので、早ければ来週にもゲート試験を受けられるのではないでしょうか。幾らか繊細なところがありそうですから、メンコをつける方向で。まだ口向きに課題を残すものの、牧場時よりは良くなりつつあります」(池江調教師)
広尾サラブレッド倶楽部(古馬編)
次は、3歳以上の古馬たちの近況を見ていきたいと思います。
グランソヴァール(牡4)
- 生年月日 2016年3月25日
- 毛色 芦毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 戦績 14戦3勝 主な勝ち鞍:19’春待月賞(2勝C)
- 近親馬 デストリーライズ(半兄)、ゼロカラノキセキ(半姉)
- 調教師 尾関知人(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.02スピリットファーム在厩。引き続き、おもにダート周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
「その後もムクミの心配はなく、先週末そして週半と15-15の本数を順調に消化。馬体重も少し絞れて530kgを切ってきたことですし、牧場の段階ではちょうど良い体つきになってきたと思います。脚元、体調、トモの感じ、飼葉喰いなども問題はありませんので、この調子で態勢を整えていきたいですね」(明智代表)
カナロアガール(牝4)
- 生年月日 2016年2月22日
- 毛色 鹿毛
- 生産 平取産
- 血統 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 戦績 19戦1勝 主な勝ち鞍:3歳未勝利戦
- 近親馬 クァンタムギア(半兄)、トレノローザ(半姉)
- 調教師 田村康仁(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.02高木競走馬育成牧場在厩。現在は、おもに周回コースにてダク1800m、ハロン20秒ペースのキャンター2400~3000mを消化しています。
「いつもより少しゆっくり目に立ち上げたこともあって、テンションの面でも問題はないですし、飼葉喰いもOK。どこを取って悪いわけでもありませんので、日を追うごとに疲れが抜けて、リフレッシュが進んでいくものと思われます。また来年頑張ってもらうためにも、まずはいい休養期間を過ごしてもらいたいですね」(高木場長)