【中山記念(GⅡ)2021】パンサラッサ特別登録!有力馬たちは?

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広尾サラブレッド倶楽部
21.02.07 小倉11R 関門橋S

【広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況⑰】

小倉大賞典を除外されたパンサラッサですが、今週末の2月28日(日)に中山競馬場で行われる第95回中山記念(GⅡ)へ特別登録をしました。

鞍上はラジオNIKKEI賞で2着へと導いてくれた三浦皇成騎手です。

中山開幕週の重賞レースとなりますが、例年GⅠを目指す馬たちが集うレベルの高い一戦となっています。

しかしながら、今回の登録メンバーを見ると、GⅢ勝ちの馬が何頭かいるだけで、GⅠ級の馬がいません。

それだけにパンサラッサにもチャンスがありそうです。

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【中山記念(GⅡ)2021】の出走予定馬は?

今年の出走予定馬です。

【JRA所属馬:17頭】(フルゲート:16頭)➡14頭立てとなりました。
バビット
ケイデンスコール
ヒシイグアス
トーセンスーリヤ
マイネルハニー

ショウナンライズ
ゴーフォザサミット
ビターエンダー
ノーブルマーズ
コスモカレンドゥラ

サンアップルトン
ウインイクシード
パンサラッサ
オウケンムーン
キングニミッツ

以下、除外対象馬

フランツ
クラージュゲリエ

【地方馬:1頭】
ブラックバゴ

※引用:ラジオNIKKEI

パンサラッサは賞金順でどうかなと思っていましたが、無事出走が叶いそうです(^^♪

収得賞金は1650万ですが、この1年のうちに加算した収得賞金1250万があるので、合計が2900万となり、その金額で優先度が13番目のようですね。

ただ、今のままでは今後も結構ギリギリの位置になることが多そうですし、今回是非とも賞金加算をしたいところです。



【中山記念(GⅡ)2021】パンサラッサとそのライバル馬は?

今回はGⅠ級の馬の出走はありませんが、重賞馬が何頭かいますので、その有力馬とパンサラッサについて見ていきたいと思います。

ヒシイグアス(牡5)

  • 生年月日 2016年1月22日
  • 血統   父:ハーツクライ 母:ラリズ(母父:Bernstein)
  • 生産   ノーザンファーム
  • 戦績   10戦5勝 主な勝ち鞍:21中山金杯(GⅢ)
  • 近親馬  スミレ、ミッキーシーガル
  • 馬主   阿部雅英
  • 調教師  堀宣行 (美浦)

まず有力馬として挙げるとしたら、この馬ではないでしょうか。

今回と同じ舞台となる中山で、1月に中山金杯を制し、初重賞制覇を飾っています。

3連勝と勢いもありますし、5勝の内3勝を中山競馬場で挙げている中山巧者でもあり、中山ではまだ掲示板を外していません。

最有力候補となりそう。

バビット(牡4)

  • 生年月日 2017年5月1日
  • 血統   父:ナカヤマフェスタ 母:アートリョウコ(母父:タイキシャトル)
  • 生産   大北牧場
  • 戦績   8戦4勝 主な勝ち鞍:20朝日杯セントライト記念(GⅡ)
  • 近親馬  ウィンウッド、アンナージュ
  • 馬主   宮田直也
  • 調教師  浜田多実 (栗東)

2番手候補として挙げるならバビットでしょう。

前々走・前走は2桁着順で負けていますが、菊花賞に有馬記念とGⅠレースでのもの。

距離も長過ぎた感じでしたので、今回の1800mなら見直せそうです。

しかも、父はステイゴールド産駒のナカヤマフェスタですし、自身も中山でセントライト記念を制しています。

他に絶対的な逃げ馬もいませんし、ハナを切って行けそうですからね。



クラージュゲリエ(牡5)

  • 生年月日 2016年2月24日
  • 血統   父:キングカメハメハ 母:ジュモー(母父:タニノギムレット)
  • 生産   ノーザンファーム
  • 戦績   9戦2勝 主な勝ち鞍:18京都2歳S(GⅢ)
  • 近親馬  プロフェット、クロワドフェール
  • 馬主   キャロットクラブ
  • 調教師  池江泰寿 (栗東)

現時点で除外対象ですが、出走となれば有力馬の1頭でしょう。

重賞勝ちは2歳時の1勝のみですが、皐月賞・ダービーにも出走していて、それほど大きくは負けていません。

また、蹄の不安で1年以上レースに出れなかった時期もありましたが、休み明け初戦は大敗したものの、その後は調子を上げていて、前走の日経新春杯(GⅡ)では3着と復調気配。

出てくれば怖い存在となりそうです。

パンサラッサ(牡4)

  • 生年月日 2017年3月1日
  • 血統   父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー(母父:モンジュー)
  • 生産   木村秀則
  • 戦績   14戦2勝 主な勝ち鞍:3歳以上1勝クラス、20ラジオNIKKEI賞(G3)2着
  • 近親馬  ディメンシオン、エタンダール
  • 馬主   広尾レース
  • 調教師  矢作芳人 (栗東)

そしてパンサラッサです。

小回りコースで平坦な「小倉大賞典」に出走が叶っていたら良かったのですが、こればかりは仕方ありません。

今回の中山コースは、過去3戦して(0-0-0-3)と掲示板にも載れていませんが、前走は初ダート戦でしたし、他の2戦もGⅠ・GⅡ戦(2、3歳時)。

当時と比べても成長が伺えますし、前走から距離短縮の1800mになるのも良さそう。

鞍上もラジオNIKKEI賞で2着とOP馬へ導いてくれた三浦騎手なので、期待したいですね(^^♪

おそらくはバビットを先に行かせて番手でのレースとなりそうですが、ラジオNIKKEI賞の時は5馬身差を付けられての2着だったので、今回どこまで詰め寄れるか。



ウインイクシード(牡7)

  • 生年月日 2014年4月17日
  • 血統   父:マンハッタンカフェ 母:イクスキューズ(母父:ボストンハーバー)
  • 生産   コスモヴューファーム
  • 戦績   29戦4勝 主な勝ち鞍:19オールスターJ第2戦(3勝C)、20中山金杯(GⅢ)2着、21中山金杯3着
  • 近親馬  ウインキートス、ウインマハロ
  • 馬主   ウイン
  • 調教師  鈴木伸尋 (美浦)

穴候補として挙げるなら、昨年の中山金杯で2着、今年も3着と相性が良いこの馬でしょうか。

直近の5走はOP・L・GⅢ戦で(0-0-1-4)と、馬券圏内は3着が1回のみですが、5着3回と大崩れはしていません。

今回も相手関係を見ると、GⅡ戦としては低メンバーと言われているので、好走する可能性もありますね。

その他気になる馬

他に気になる馬を上げるとすると、前走の京都金杯を勝ったケイデンスコール、6カ月の休養明けとなりますが、昨年の新潟大賞典を2連勝で勝ったローエングリン産駒のトーセンスーリヤ、前走は不良馬場も影響して10着でしたが、堅実に脚を使ってくるサンアップルトンも気になりますね。

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【中山記念(GⅡ)2021】パンサラッサの一週前追い切りは?

先日の「広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況⑯」でも書きましたが、「小倉大賞典は早い段階から除外対象であることが分かっていた」と陣営のコメントにもありました。

広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況⑯《近況更新2/17~2/18》
《近況更新2/17~2/18》【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、バスラットレオン、マーテル、ラヴマイウェイ【トレセン在厩馬】:パンサラッサ、ヴィジャーヤ、リナーシェ、マミリアス、ゴッドシエル今週の小倉大賞...

そのため、一週前追い切りは19日の金曜日に行われています。

21.02.19 助 手 栗東坂

良 1回
51.6-37.6-24.9-12.8 一杯に追う

全体時計が51秒台で終いも12秒台と調子は良さそう。

中2週のレース、しかも輸送もあるので、最終追い切りは馬なり調整になるでしょうし、そのために金曜の追い切りが「一杯追い」だったのでしょう。



【中山記念(GⅡ)2021】パンサラッサ特別登録!まとめ

先週の小倉大賞典(GⅢ)を除外され、今週の第95回中山記念(GⅡ)へ特別登録をしたパンサラッサ

過去3戦出走した中山競馬場での成績は、あまり良いとは言えませんが、もともと晩成傾向の血統。

前々走の中山での師走Sは初ダート戦で大敗しましたが、前走の関門橋Sでは2着と巻き返していますので、度外視しても良さそう。

GⅡ戦とはいえ、十分勝利のチャンスがあるメンバー構成だと思いますし、頑張ってもらいたいと思います!

今回こそは是非とも賞金加算をしたいですね(^^♪

※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

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