バスラットレオン(牡3)とクレッシェンドラヴ(牡6)の結果はそれぞれお伝えしました。
今回はちょっと遅くなりましたが、その他の出資馬たちの近況報告をしていきたいと思います!
一応、先週の更新分ですが、【今週】と表記してます(^^;
広尾サラブレッド倶楽部(2歳馬編)
2歳馬の近況から見ていきたいと思います。
マミリアス(牡2)
- 生年月日 2018年5月24日
- 毛色 青鹿毛
- 生産 新冠産
- 血統 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦6着
- 近親馬 ホーネットピアス(祖母)、タランチュラホーク(半兄)
- 調教師 根本康広 (美浦)
【クラブのコメント】
20.11.26美浦トレセン在厩。坂路とコースを併用し、おもに普通キャンターにより調整されています。
「一度競馬を使ってリフレッシュ放牧を挟み、少しは成長してしっかりしたようですし、いいワンクッションになったかなと。帰厩後も順調にきていますが、慌てることなく、本格的な速めの調教は来週くらいからでよいでしょう。まず手元で2~3本ほどやってみた上で、目標レースを定めていければと思います」(根本調教師)
先週帰厩し、時計も出し始めましたね。
日付 | 騎乗 | 場所 | 内容 |
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20.11.23 | 助 手 | 美南W
良 半哩
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- - -58.3-41.2-12.7(4) 馬ナリ余力
トンデンカムオン(二未勝)馬ナリの内を1.0秒追走3F併同入
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ゴッドシエル(牡2)
- 生年月日 2018年2月5日
- 毛色 栗毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦10着
- 近親馬 ステラリード(伯母)、パラスアテナ(従姉)
- 調教師 松永幹夫(栗東)
【クラブのコメント】
20.11.25イクタトレーニングファーム在厩。おもに周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター3200mを乗られています。
「強く短い坂路調教よりも、周回コースで平均ペースをバランス良く乗っているところ。まだテンにワーッと行った惰性で走り切ってしまったり、前駆だけで駆けるような感じですからね。段々と背腰を使って走れるようになってくれればと思います。現在の馬体重は455kg。もう少し欲しく、470kgくらいが理想でしょうか。馬自身は元気いっぱいで飼葉も食べてくれていますので、引き続きしっかりと乗って基礎を固めていきましょう」(生田場長)
リナーシェ(牝2)
- 生年月日 2018年3月25日
- 毛色 鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 戦績 4戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ニルカンタテソーロ(半兄)
- 調教師 武幸四郎 (栗東)
【クラブのコメント】
20.11.25宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにて軽いキャンター2400m、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15-15を乗り込まれています。
「先週の土曜日に15-15で登坂し、週明けの馬体重が418kg。思うほど体重は増えてくれませんが、与えた飼葉を残さず食べてくれますし、馬体に治療が必要な状況でもないですからね。急激に目方が減るようであれば話は別ですが、当面は週1回の速めを取り入れ、適度に負荷をかけながら体力を付けていければと考えます」(青山調教主任)
マーテル(牝2)
- 生年月日 2018年2月14日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 グアン(半姉)、マルヴァーンヒルズ(半兄)
- 調教師 武幸四郎(栗東)
【クラブのコメント】
20.11.25イクタトレーニングファーム在厩。おもに周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週2回、坂路にて速めを乗り込まれています。
「水曜、土曜と15-15を切るところを乗り始めたところ、結構テンションが高まり、常歩の段階からチャカチャカ。口の歪み自体は取れてきたものの、今は真っ直ぐ掛かり気味に走るような感じになっていますので、そのあたりにも注意しつつ進めていければと思います。調教師によれば、『そろそろ帰厩に適したタイミングを考えていきたい』とのことでした」(生田場長)20.11.27入厩検疫のキャンセル待ちが取れたことから、本日、栗東トレセンに帰厩しています。馬体重475kg(11/27測定)
「牧場で時計を出し始めたところ、だいぶ気持ちが高ぶっている様子。無理に抑え込むよりはこの流れで進めていった方が良さそうので、トレセン帰厩を決めました」(武幸調教師)
ラヴマイウェイ(牝2)
- 生年月日 2018年5月13日
- 毛色 鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 クレッシェンドラヴ(半兄)
- 調教師 林徹(美浦)
【クラブのコメント】
20.11.25テンコートレーニングセンター在厩。トレッドミルにてハロン20~22秒ペースのキャンター3000m相当を消化しています。
「カーッと走りたいだけ走り、途中で気持ちが切れると止めてしまうようなところがありましたので、まずは集中して長時間走れるように仕向けていきたいところ。そういった意味でもトレッドミルでスローキャンターを継続することは効果的と言えるのではないでしょうか。まずは鍛える前にメンタル面の改善を図っていければと思います」(伊藤マネージャー)
フィルメーザ(牝2)
- 生年月日 2018年4月9日
- 毛色 鹿毛
- 生産 日高産
- 血統 父:タートルボウル 母:コスモライセンス(母父:アグネスタキオン)
- 戦績 2戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ルタンブル(半兄)
- 調教師 小手川準(美浦)
【クラブのコメント】
20.11.25岩城ステーブル在厩。引き続き、舎飼による管理が行われています。
「馬房内で立ちムクミしてもいけませんので、日に5分ほど曳いて歩かせている次第。疝痛などを起こさないように今はエサの量を抑え、あえて細めの体つきにしています。月1回程度、レントゲン検査で状況を窺っていきたいですね」(岩城代表)
エベーヌ(牝2)
- 生年月日 2018年3月9日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ダンカーク 母:ラズベリータイム(母父:フジキセキ)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 ミトノレインボー(半姉)、マーヴェラスクイン(全姉)
- 調教師 高柳大輔 (栗東)
【クラブのコメント】
20.11.26栗東トレセン在厩。今朝、松山騎手を背にCウッドにて追い切られています。馬体重498kg(11/25測定)
「先週の変則開催を受けて、今日追い切りました。馬場状態が悪い時間帯だったこともあり、『ウッドだと脚を取られて進みにくい感じでした』と鞍上。確かに動ききれない様子でしたが、息は上がっていなかったですし、『このひと追いでもっと良くなる』のではないでしょうか。12月5日(土)阪神5R 2歳新馬(芝1600m)でのデビューに向けて、週末もしっかり目に時計を出そうかと思っています」(高柳大調教師)
日付 騎乗 場所 内容 20.11.26 松 山 栗東CW 良 6F-88.5-72.2-57.2-42.5-13.3(7) 直強め余力 アイスリアン(二未勝)直強めの内を0.8秒追走4F併0.3秒遅れ20.11.23 助 手 栗東坂 良 1回54.7-39.3-25.3-12.5 馬ナリ余力 サイキユイコウル(二未勝)馬ナリに0.1秒先行同入
【20.11.29 助手 栗坂 良 53.1 38.8 25.6 13.0 一杯に追う】ワンダーフェンリル(ニ未勝)一杯に0.5秒遅れ
相手のワンダーフェンリルは前走の未勝利戦で3着でしたし、新馬のエベーヌが遅れるのも仕方がないかもしれません。
でも、最後は13秒を切って欲しかったですね(^^;
最終追い切りはおそらく明日だと思いますので、どこまで縮まるのか注目したいと思います。
広尾サラブレッド倶楽部(古馬編)
今度は3歳以上の古馬たちの近況を見ていきます!
グランソヴァール(牡4)
- 生年月日 2016年3月25日
- 毛色 芦毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 戦績 14戦3勝 主な勝ち鞍:19’春待月賞(2勝C)
- 近親馬 デストリーライズ(半兄)、ゼロカラノキセキ(半姉)
- 調教師 尾関知人(美浦)
【クラブのコメント】
20.11.25スピリットファーム在厩。先週同様、おもにダート周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
「中間トモにムクミが出ましたが、『おそらくはごく軽い細菌感染によるもの。他牧場でも最近多い』(獣医師)ようですが、『下痢はなく、対処後すぐに綺麗になりましたので、もう心配はありません』。変に楽をさせて太ってしまう方が問題ですので、引き続き週2回の半マイル15-15を織り交ぜながら、きちんと乗り込んでいきましょう」(明智代表)
カナロアガール(牝4)
- 生年月日 2016年2月22日
- 毛色 鹿毛
- 生産 平取産
- 血統 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 戦績 19戦1勝 主な勝ち鞍:3歳未勝利戦
- 近親馬 クァンタムギア(半兄)、トレノローザ(半姉)
- 調教師 田村康仁(美浦)
【クラブのコメント】
20.11.26昨日、高木競走馬育成牧場へ放牧に出ています。
「前走後もピンポイントで傷んだ箇所は見当たりませんが、秋3走して全体的にお疲れモードに入っている状況ですからね。年末年始はお休みを与え、牧場のほうで存分にリフレッシュを促してあげましょう。来年、番組次第ではダートも視野に入れていこうかと思っています」(田村調教師)
パンサラッサ(牡3)
- 生年月日 2017年3月1日
- 毛色 鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ロードカナロア 母:ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 戦績 11戦2勝 主な勝ち鞍:1勝C
- 近親馬 ディメンシオン(半姉)、エタンダール(半兄)
- 調教師 矢作芳人(栗東)
【クラブのコメント】
20.11.26栗東トレセン在厩。レース後も問題なく、昨日から坂路入りを再開しています。
「前走の疲れはなく、いつものように元気にしてくれていますよ。来月の名古屋グランプリに登録してみましたが、そこは補欠の3番手で出走できそうにありませんので、12月12日(土)中京11R 中日新聞杯(GⅢ・芝2000m)または、12日(土)中山11R 師走ステークス(L・ダ1800m)の両にらみで調整を進めていこうかと思っています」(矢作調教師)