キャロットクラブで出資しているアレマーナとラクスバラディーの近況です。
3月に入りましたが、そうなるとそろそろ2歳馬の移動の話が出てきますね。
今の競馬は、早期デビューが大きなアドバンテージとなっています。一昔前の素質馬のデビューは、秋の東京・京都が王道と言われていましたが、ここ数年で変わってきています。
余裕を持ったローテーションを組むために、早いデビューで賞金を獲得し、成長を促すために放牧を挟み、そしてクラシック本番を狙っていく。素質馬だからこそできる限り早いデビューをさせたいという傾向が強くなっていますよね。
ちなみにキャロットクラブでは、昨年一番デビューが早かったカスティーリャ(6月7日デビュー)が4月半ばに移動しています。
出資馬ではラクスバラディーが早期移動を示唆されているので、そう考えるとあと一カ月ちょっとで移動する可能性も出てくるということですよね。
他クラブを含め全体を見ると、早い馬だと3月中に移動する馬もいましたから、完成度が高く年明けには15-15を乗れるくらいに進んでいる馬がやはり有利になりますかね。
ちょっと話が逸れましたが、近況を見ていきたいと思います。
アレマーナ(牝2)
【プロフィール】
- 父:キングカメハメハ×母:フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産:ノーザンファーム
- 関西:松下武士 厩舎
- 馬名意味:スパニッシュダンスの踊りの動き。母名より連想
【クラブのコメント】
21/2/26 NF空港
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。まだトモに緩さを感じさせるのが現状ですが、走るフォームはバランスのとれたもので、力強い動きを披露することができています。坂路を元気よく駆け上がっている中にあっても精神面はいい意味で安定しているので、この調子で上積みを求めていければと考えています。
引用元:キャロットクラブ
前回に続き、順調に調教をこなせていますね。
現状ではトモにまだ緩さがあるとのことですが、動きに関してはバランスも良く力強さがあり、そして精神面も安定しているというのは良いですよね(^^♪
姉のラヴォルタもこの時期から徐々にバランスが良くなって、走りも安定してきていましたし、このまま良い成長を見せてくれると嬉しいです。
ラクスバラディー(牝2)
【プロフィール】
- 父:ドゥラメンテ×母:リッチダンサー (BMS:Halling)
- 生産:ノーザンファーム
- 関西:清水久詞 厩舎
- 馬名意味:ベリーダンスの民俗舞踊。華やかに着飾り大舞台をめざして欲しい
【クラブのコメント】
21/2/26 NF早来
現在は週3日、坂路でハロン15~16秒のキャンターと周回コースでのキャンター1200mを中心に運動メニューを組んでいます。週2本、15-15のメニューを取り入れていますが、脚元、体調面はいい意味で変わりなく進めることができています。大型馬ではあるものの背中の使い方や脚捌きなどに重苦しさはなく、現状のペースは何ら問題なく計時することができています。今後は日々の状態を見ながら、終いにかけてさらに伸ばしていくことも検討していきます。
引用元:キャロットクラブ
ラクスバラディーも順調の一言ですね(^^♪
こちらは既に15-15も行えていますし、大きな問題もなし!
「終いにかけてさらに伸ばしていくことも検討」とありますし、早期始動が現実のものとなりそうな印象です。
キャロットクラブ出資馬近況㉖まとめ
アレマーナとラクスバラディーの近況を見てきましたが、どちらも大きな問題もなく、至って順調にきています。
例年、ハロン15-15のペースで調教を行うあたりから、徐々に各馬に差が出てくる時期でもあるので、2頭とものこのまま順調に進んで行ってもらいたいです。
特に、ラクスバラディーは早期始動が見えてきましたし、この先が楽しみな1頭です(^^♪
アレマーナも姉のラヴォルタの軌跡をなぞるかのような近況ですので、姉に続き新馬勝ち出来るようにしっかりと鍛えてもらいたいですね。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。