神戸新聞杯に出走したパンサラッサですが、12着でした(^^;
馬体重は+16キロと増えていましたが、調教も動いていましたし重くは見えず、成長分と捉えて良かったとのではないでしょうか?
公式でもコメントが掲載されましたので、見ていきたいと思います。
パンサラッサのレース振りは?
スタートはほぼ互角、徐々に進出していき一角手前で先頭へ。予想通りの逃げの展開となりました。大逃げとはなりませんでしたが、ほぼ平均ペースで1000mを通過。
しかし、4コーナー手前から鞍上の坂井騎手の手が動き始め、直線ではもう余力がありませんでしたね(^^;
無敗のコントレイルがここでも力を見せつけ、後続に2馬身差をつけ優勝しました。
パンサラッサは結果12着となり、同厩でのワンツーフィニッシュとはいきませんでした。
パンサラッサの結果に坂井騎手のコメント
「最内枠の馬が2番手に控えてくれましたし、ペース自体は指示通りに行けたのですが、今日はずっと外へ外へと力んでいて、脚を溜めることができませんでした」(坂井騎手)
コメントを見ると、いつもとは違い、ずっと外へ力んで走っていたみたいですね。
確かにいつもよりも行きっぷりが良くなくて、あまり余裕がないような走りに見えました。
パンサラッサの結果に矢作調教師のコメント
「先行馬には厳しい向かい風、それに初めての左回りで終始外に張ってしまい、まったく脚が溜まりませんでした。
馬は間違いなく良くなってきていますので、もっと良いパフォーマンスができるはず。改めて巻き返していきたいと思います」(矢作調教師)
矢作先生も坂井騎手と同意見ですね。やはり初めての左回りに戸惑って、力を十分に発揮できなかったようです。
本来の走りが出来れば巻き返せると先生も考えているようですし、続戦も考えているようなので、改めて次走の走りに注目したいと思います。
パンサラッサの結果にクラブのコメントとまとめ
テンの争いが落ち着くまでに少々時間を要したことですし、本馬自身が外に張りながら段々と消耗していく格好に。
最後の直線ではお釣りがなくなり、さすがに辛抱しきれませんでした。
なお、このあとは、「全てはレースの上がりを確認してからになりますが、特に問題がないようであれば、このまま厩舎に置いて続戦を考えていく」(調教師)予定になっています。
クラブも同じ見解ですね。今回は初めての左回りに戸惑い、パンサラッサ本来の走りが出来ず、早めに消耗してしまって力尽きる形に。
強力なライバルたちもいましたが、本来の走りが出来れば、もっと違った結果にもなったかもしれません。
馬体重も+16キロと成長分もあったと思いますし、血統的にはまだこれからの馬。
次走の巻き返しを楽しみに待ちたいと思います。
まずは、しっかりとレース後の状態を確認してもらって、ケアをしてもらい、また頑張ってもらいましょう!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。