昨日26日の中山3R 2歳未勝利(芝2000m)に出走したマミリアスの結果です。
前走の1600mから、距離延長で臨んだ今回の競馬でしたが、16着と惨敗してしまいました(^^;
今回も1600mに出走を予定していましたが、除外対象であったため、あまり先延ばしになってしまって調子落ちしてしまっては、元も子もないですからね。
それなら一度使ったほうが良いとの判断での出走でした。
では、レースを振り返っていきたいと思います。
【マミリアス】のレースぶりは?
スタートは五分に出てくれましたね。
そのままスーッと無理なく先行集団に取り付き、前半は6~7番手辺りを追走。
良い感じで流れに乗れているように見えました。
1000m通過が62秒と未勝利戦としては平均ペースでしょうか。
3コーナーから4コーナーに向かって、徐々にペースが上がってくると、徐々に後退し始め、後方まで下がってしまいます。
そこから直線では、ちょっと外から被される不利を受けたようにも見え、藤田騎手も手綱引いていましたね。
結局伸びもなく、追われないまま16着でゴールとなりました。
良い位置で揉まれることなく、スムーズな競馬が出来ているように見えましたが、最後が踏ん張り切れなかったというか、バテてしまったように見えました(^^;
【マミリアス】のレース結果に関係者のコメント
公式での関係者のコメントをそれぞれ見ていきたいと思います。
根本調教師のコメント
「距離が延びる分、もう少し下げて乗る手もありましたが、無理に抑えるのも良くないですからね。位置取りは悪くなかったと思いますし、いいポジションでレースはできましたが、ラスト1ハロン、我慢して欲しいところでフラフラしてしまいました。鞍上によれば、『レースセンスはありますが、最後はバテてしまったため、無理をさせませんでした』とのこと。これからレース慣れしていく中で、終いもう少し伸びるようになってくれるといいですよね。中山なら1600~1800m、東京なら1400~1600mぐらいでしょうか」(根本調教師)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
藤田騎手のコメントにもありますが、無理なく前に行けるのはセンスの良さでしょうか。
ただ、調教であまり一杯には追っていませんでしたし、どこか弱い部分があるのかとも思ってしまいますが、そういったコメントはなさそうですね。
でも、あまり強い調教はしていなかったためか、最後に踏ん張り切れずにバテてしまった感じですし、もう少ししっかりと調教での負荷を掛けられたらまた違いますかね。
ただ、血統的にはやはり短めの距離のほうが良さそうですね。
母のハニーハントも1200~1600mを走っていましたし、勝ち星は1200mですからね。
クラブのコメント
テンからスピードに乗って好位に取り付いて行きましたが、向正面で16番、最後の直線では18番に外から交わされてやや怯むような格好に。ラストはブレーキがかかってしまいました。なお、このあとは、「このままトレセンで年越しする方向で。まずはレース後の様子を窺っていく」(師)予定になっています。(HTC)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
クラブのコメントにもあるように、スタートやその後にスピードに乗って好位に取り付くセンスの良さを見せますが、外から被されると怯んでしまうのがネックですかね(^^;
まだ2戦目ですし、これからの成長にも期待したいですね。
根本調教師からは「このままトレセンで年越し」とありますので、もしかしたら続戦することになるかもしれませんね。
【マミリアス】12月26日中山3R 2歳未勝利(芝2000m)結果まとめ
デビュー戦では、勝ち馬から0.3秒差の6着とそれほど差のない競馬を見せ、今回も距離は伸びましたが、どれだけやれるのか期待をしていました。
しかしながら、結果としては16着と惨敗。
ただ、レース内容を見ると、スタートも比較的早く二の脚もあり、前に取り付くセンスの良さを見せてくれたように感じました。
血統的には、根本調教師のコメントにあるように、やはり1400~1600辺りが適性範囲なのかなとも思われますし、次走はどのレース選択をするのかも注目したいと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。