広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉞-1トレセン在厩馬編《更新日4/21~4/22》

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広尾サラブレッド倶楽部

《更新日4/21~4/22》

  • 【トレセン在厩馬】:パンサラッサ、カナロアガール、バスラットレオン、マミリアス、マーテル、ラヴマイウェイ、ルーシッド
  • 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、アリシアン

今週の競馬には、ラヴマイウェイマミリアスマーテルパンサラッサの4頭が出走。ラヴマイウェイ、マミリアス、マーテルの3頭は3歳未勝利戦へ、そしてパンサラッサはマイラーズカップ(GⅡ)へと挑みます。

今回は、トレセン在厩馬と牧場在厩馬を分けて近況を見ていきたいと思います。

まずはトレセン在厩馬から。



広尾サラブレッド俱楽部㉞-1トレセン在厩馬編【今週の出走馬】

トレセン在厩馬のうち、今週の出走馬の近況です。

パンサラッサ(牡4)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.22
4月25日(日)阪神11R 読売マイラーズC(GⅡ・芝1600m)に坂井瑠星騎手にて出走予定。

「きのう坂路にて単走で追い切りました。先々週、先週と2週続けてしっかりと調教しましたので、今週は比較的サラッと。動きはいつもいいですし、除外の影響もなく、安定して体調をキープできていますよ。阪神のマイルはすでに経験していることですし、今の状態の良さを活かして、この条件でも結果を残してくれればと思います」(矢作調教師)

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.04.21 助 手 栗東坂

良 1回
52.2-37.7-24.6-12.4 末強め追う
先週の福島民報杯は除外となりました。ただ、馬場がかなり悪化していたので、パンサラッサ向きだったかもしれませんが、距離を短縮してのレースも見てみたかったので、除外が良い方向へ出てくれたらと思います。

 

前走の中山記念では得意のスタートが決まらず不完全燃焼気味でした。今回は2枠3番と逃げ・先行馬にとっては絶好の枠順。鞍上は坂井騎手に戻りますが、是非ロケットスタートを決めてもらいたいですね。

【出馬表】2021年4月25日(日)阪神11R マイラーズカップ(GⅡ・芝1600m)

そこで、相手関係を見てみると、前走で逃げた馬はフォックスクリーク、ギベオン、ダイワキャグニーの3頭。どの馬もパンサラッサよりも外に入りましたので、今回パンサラッサと鞍上の坂井騎手が逃げて主導権を握るのか、それとも番手に控えるのか、どんな競馬をするのか注目ですね。そして、今回こそ賞金加算をお願いしたいところです。

マミリアス(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
  • 生産  :新冠産
  • 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.22
4月25日(日)新潟1R 3歳未勝利(ダ1800m)に藤田菜七子騎手にて出走予定。

「きのう、本馬に野中悠太郎騎手、併せた相手に藤田菜七子騎手を乗せてウッドで追い切りました。良い状態を維持できていると思いますよ。新潟の方が番組数が多い分だけ、メンバーがばらけて落ち着きそうですし、ジョッキーの顔ぶれも異なりますからね。よって、出馬状況など総合的に勘案した上で、2kg減で乗れる藤田菜七子騎手を配して、新潟に向かいたいと思います」(根本調教師)

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.04.21 野 中 美南W

良 5F
 - -68.1-53.0-39.2-12.4(4) 馬ナリ余力

ネイチャーラブリー(三未勝)馬ナリの外0.8秒先行同入
今回のレースも同条件の新潟ダ1800m戦へと向かいます(^^;
鞍上は2㎏減で乗れる藤田奈七子騎手となりました。できれば、距離を短縮してのレースを見たかったのですが・・・。まぁ、確かに新潟のほうが番組もあって、メンバーもバラけますけどね。

 

前走は2度ほど前が詰まっていたので、今回スムーズな競馬でどこまで差を詰められるのか注目したいと思います。



マーテル(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父ドゥラメンテ×母マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:武幸四郎 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.22
4月25日(日)阪神4R 3歳未勝利・牝(芝1600m)に柴山雄一騎手にて出走予定。

「レースで騎乗予定の柴山騎手に乗ってもらい、今朝、Cウッドで追い切りました。先週に比べてテンションが高くなっている点が少々気掛かりではありますが、動き自体は悪くなかったですよ。放牧を挟んで、ここは仕切り直しの一戦。改めて当日の気配やレースぶりを窺っていければと思います」(武幸調教師)

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.04.22 柴 山 栗東CW

良 半哩
 - - -51.7-38.8-12.7(4) 馬ナリ余力
この馬に関しては、レース当日の雰囲気といかにテンションが上がらずに臨めるかだと思います。
状態に関しては、デビュー戦と比べると良さそうですが、距離を1400m➡1600mに伸ばしての一戦。どんな競馬をしてくれるでしょうかね。今回は、まずは掲示板確保を目指してもらいたいですね。

 

【出馬表】2021年4月25日(日)阪神4R 3歳未勝利(牝・1600m)

ラヴマイウェイ(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父ジャスタウェイ×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産  新ひだか産
  • 所属厩舎:林徹 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.22
4月24日(土)東京4R 3歳未勝利・牝(芝1800m)に木幡育也騎手にて出走予定。

「きのう坂路で楽にサーッと。これなら中1週でも問題ないでしょう。仮に今週のレースに使えたとしても2000mや2400mはちょっと長いような気もしていましたので、牝馬限定の1800m戦であれば贅沢は言えません。前回の競馬も踏まえて、今回は減量騎手を起用。前走が前走でしたので、まずはゲートを出て、無理せず出たなりで流れに乗れればと思っています。何とか変わり身を見せて欲しいところです」(林調教師)

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.04.21 助 手 美南坂

良 1回
56.5-42.1-27.4-13.4 馬ナリ余力

ロイヤルダンス(三歳1勝)馬ナリを0.5秒追走同入
前走を見る限り、慣れが必要かと思いますが、今回はどんな競馬になりますかね(^^;
変わり身を見せてくれると良いのですが・・・。

 

メンバー的には、前走で掲示板を確保していたのは2頭、今回がデビュー戦となる馬が3頭で他は掲示板外の馬ばかり。なんとか目処が立つ走りを見せて欲しいのですが、気性面を考えるともう少し時間が必要かもしれません。ただ、牝馬限定戦となるので、まずは掲示板を目指してもらいたいですね。

 

【出馬表】2021年4月24日(土)東京4R 3歳未勝利(牝・芝1800m)



広尾サラブレッド俱楽部㉞-1トレセン在厩馬編【その他】

来週以降の競馬に出走、およびトレセンで調整中の馬たち

カナロアガール(牝5)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
  • 生産  :平取産
  • 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.22
美浦トレセン在厩。今週は特別登録までに留め、近日中にも一旦放牧に出る予定となっています。

「念のため、4月25日(日)新潟10R 雨飾山特別(1勝クラス・芝2400m)に特別登録を行い、日曜日から普通キャンターで登坂していますが、やはり中1週で新潟に輸送しての長距離レースは可哀想ですし、馬体の回復も途上の状態ですからね。今のところ、来週の新潟の芝1800m戦も入れそうにないとの見方ですので、ここはいったん放牧を挟み、立て直しを図りたいと考えます。今回は環境を変える意味で、千葉県成田市の大瀧ステーブルに出す予定です」(田村調教師)

今回、芝2400m戦へ特別登録していましたが、結局登録のみで出走は回避。一度、放牧へ出されることになりました。さすがに中1週で、輸送競馬、さらに芝2400m戦となったら、厳しいだろうなと思っていたので、回避してくれて良かったです(^^;
ただ、得意の東京でのレースに使えないのはちょっと残念というか、改めてここ最近はチグハグな使い方になっていますよね・・・

 

放牧先も環境を変える意味で変更となりますが、これがきっかけとなって風向きが良い方へと変わってくれたらと思います。



バスラットレオン(牡3)

【プロフィール】

  • 血統:父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
  • 生産:浦河産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.22
本日、栗東トレセンへ帰厩。5月9日(日)東京11R NHKマイルカップ(GⅠ・芝1600m)に向けて、調整を進めていく予定になっています。
21.04.21
チャンピオンヒルズ在厩。おもに坂路にて普通キャンターの調整。明日、栗東トレセンへ帰厩する予定になっています。

「外傷は治療によりすっかり良くなりました。元々歩様やバランスに問題はありませんでしたので、インディバで筋肉疲労を和らげ、溜めや折り合いなどを意識しながらハロン16~17秒ペースで登坂。前回と同じか、それ以上の状態で送り出せると思います」(小泉厩舎長)

木曜日に無事にトレセンへと帰厩しました。チャンピオンヒルズでも「前回と同じか、それ以上の状態で送り出せる」と小泉厩舎長も太鼓判を押しています。

 

また、出走予定馬を見ると、2歳チャンピオンのグレナディアガーズ、アーリントンCを制した同厩のホウオウアマゾン、シンザン記念を制し、アーリントンCで4着となったピクシーナイトなど、強敵が揃いますが、バスラットレオンも前走のニュージーランドTで5馬身差の圧勝とGⅠでも本当に楽しみですね(^^♪

ルーシッド(牡2)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.22
栗東トレセン在厩。坂路にて普通キャンターを1本、ゲート練習を中心に調整されています。

まだ進入と駐立までですが、ここまでは何ら問題なく順調にきていますよ。あとはうまくゲートを出るところまで確認を行い、ゲート試験へとつなげていきたいですね。まだこれからの馬ですから、ゲート合格後はいったん放牧に出し、さらに乗り込みを重ねていく方向で。その間の順調度に応じて、デビュー時期などを検討していければと思っています」(高柳大調教師)

トレセンに入厩後は順調にゲート練習できていますね(^^♪
このまま行けば、ゲート試験は問題なく合格できそうですが、その後は放牧に出されて乗り込みを重ねるようですね。

 

デビュー時期は「順調度に応じて」とあるので、早めの時期になるのか、それとも少しゆっくり目になるのか。早めのデビューで勝ち上がれると2歳戦で楽しめるので、そうなって欲しいなという願望はあります(^^♪

広尾サラブレッド俱楽部㉞-1トレセン在厩馬編 まとめ

トレセン在厩馬の近況を見てきました。

3歳未勝利勢には、なんとか勝ち上がりを目指して頑張ってもらいたいところですが、今年はデビュー戦での負けっぷりが強烈過ぎて・・・(^^;

でも、チャンスがある限りは、諦めずに頑張ってもらいたいですね。どんなレースになったとしても、しっかりと見届けたいと思います。

そして、マイラーズカップ(GⅡ)に出走するパンサラッサと坂井騎手には、今度こそ「賞金加算」を達成してもらいたいですね。相手は揃いましたが、「2枠3番」と逃げるには良い枠を引きましたし、チャンスを活かせるように「スタート」をしっかりと決めてもらいたいですね。

※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

 

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