《更新日6/1~6/5》
- 【トレセン在厩馬】:エターナルピース、ラクスバラディー
- 【牧場在厩馬】:ラヴォルタ、アレマーナ
昨日の6月5日の中京競馬場での新馬戦に、2歳馬のラクスバラディーが世代初勝利を目指して出走しましたが、ゴール前での強襲にあい、残念ながら2着となりました。
あと一歩のところだったんですが、まさか外から一気に差されるとは(^^;
勝ち馬の決め手が上だったということでしょう。
ラクスバラディーも正攻法の競馬で、勝ちに等しい2着だったので、次走は確勝と行きたいところですね。
では、キャロット出資馬の近況です。
ラヴォルタ(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年4月11日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ロードカナロア×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:田村康仁厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/6/1 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「現在も坂路に入れず、乗りとトレッドミルのメニューでゆったりと動かしながら様子を見ていますが、回復がスローですね…。もうしばらくはこのくらいで変化が出てくるのを待ちたいと思っています。馬体重は505キロです」(天栄担当者)
引用元:キャロットクラブ
ラヴォルタはなかなか状態が上向いてこないですね(^^;
ここは何とか乗り越えてもらって、秋には万全の状態で復帰してもらいたいのですが・・・
素質があるのはわかっているので、頑張ってもらいたいですね。
エターナルピース(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年2月14日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ディープブリランテ×母ピースエンブレム(BMS:ウォーエンブレム)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:和田正一郎 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/6/2 和田郎厩舎
2日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒4-55秒6-42秒0-13秒6)。「脚元の怪我を治したあと、じっくりと乗り込まれていて、5月下旬ごろに移動できる状態になりそうと牧場から話を聞いていましたし、現地に行っても確認できていましたので、合わせて天栄へ動かしてもらい、体調面の問題がないことを確認してもらったうえで先週末に帰厩させています。そして、少しずつ動かしながら以前との比較も含めて様子を見ていますが、以前よりもまわりに影響されることが少なくなってきている印象を受けますね。大人になってくれたなと思える状態ですよ。一方、走る際にちょっと力みが強いかなと思うところもあります。今朝はウッドチップコースで軽く時計を出そうかなと思っていたのですが、こちらの思惑に反してテンからグッと力を入れて走るようなところが見られました。それもあってゴール板後はブハーッと大きく息を吐いていましたね。今後進めていくなかで変わらないのか、思い出していい具合にフッと抜けてきてくれるのかをよく見ていく必要があります。体もまだ立派に映るので、今後の心身の良化具合を見ています」(和田郎師)
引用元:キャロットクラブ
復帰戦へ向けて帰厩したエターナルピースですが、精神面では成長が見られるようですが、走りにはちょっと力みがあるようですね(^^;
デビュー前のコメントで「普段はもうちょっと大きく体を使ってもいいのにな…と思えるほどチョコチョコした走りをしていましたが、ペースが上がると大きく使えるような走りに変わっていた」とあったので、和田調教師もそのことを引き合いに出していると思います。
調整を進めて行く中で、その良い走りをまた見せてくれるように願っています!
ラクスバラディー(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月20日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ドゥラメンテ×母リッチダンサー (母父:Halling)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:清水久詞 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/6/5 清水久厩舎
5日の中京競馬ではスタートして外から好位へ付けていく。手応え良く直線へ向かい、半ばでいったんは抜け出したが、ゴール前で外から勝ち馬に交わされて2着。「う~ん、勝ち馬があれだけ切れる脚を使ってくるとは思いませんでした。ジョッキーは『出たなりでいい位置を取れましたし、道中はスムーズ。あとは前を捉えるだけで、いつでも交わせる手応えでしたし、抜け出してからは勝ったと思ったのですが…。勝ち馬に一気に来られてしまいました』とのことでした。人気にもなっていたのですが、勝ち切ることができず申し訳ありません。この後についてはまた様子を見ながら検討していきます」(清水久師)帰厩後の調整も順調で世代最初の勝利を期待したのですが、最後の最後に交わされてしまいました。ただ、能力を秘めた馬であることは間違いありませんし、次走できっちりと勝利を掴みたいものです。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
引用元:キャロットクラブ
レース後のコメントでは、清水調教師も松山騎手も勝ち馬の切れる脚には驚かれていますね(^^;
勝ったと思っていたら、外から一気に強襲してきましたからね。
勝ち馬と鞍上の岩田騎手を褒めるしかありません。
勝ち馬のクラウンドマジックも血統馬で、祖母のゴールデンジャックは重賞2勝、オークスでも2着の実績がありますから、やはり侮れませんでしたね。
しかし、ラクスバラディーも能力があることは示してくれましたし、負けはしましたが、松山騎手もその素質の高さを認めてくれています。
次走はしっかりと勝ち切ってもらって、重賞へと向かっていってもらいたいですね!
アレマーナ(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年4月5日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父キングカメハメハ×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:松下武士 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/6/1 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週こちらへ到着しており、馬体に異常ががないことを確認して周回コースと坂路での騎乗調教を開始しました。今のところは乗り出してからも問題ないので、このまま少しずつ進めていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
引用元:キャロットクラブ
しがらきへと移動後も問題はなさそうですね。
アレマーナも期待されていますから、順調に乗り込みを重ねて行って、デビュー戦は姉ラヴォルタのように新馬勝ちを狙って欲しいですね!
デビューまでが楽しみです(^^♪
まとめ
キャロットクラブの出資馬の近況を見てきました。
ラクスバラディーは、世代初勝利と新馬勝ちを狙いましたが、ゴール前で強襲にあい、「勝利」は持ち越しとなっていしまいました。
ですが、次走は普通に走れたら「勝ち負け」だと思うので、次こそ頑張ってもらいましょう。
そして、ラヴォルタは状態がなかなか上向いてこないのは心配ですが、素質はありますので、なんとか頑張ってもらいたいですね。
エターナルピースは、復帰戦へと向けてトレセンでの調教が始まりましたが、まだ走りに力みが見られるようなので、デビュー前の良い走りを思い出して欲しいところです。
さらに、アレマーナはデビュー戦がどこになるのかはまだ分かりませんが、しっかりと乗り込んでもらって、ラクスバラディーが果たせなかった「デビュー勝ち」を目指してもらいたいものです。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。