【キャロットクラブ出資近況54-2】
《更新日8/12~15》
- 【トレセン在厩馬】:ラヴォルタ、ラクスバラディー、アレマーナ、エターナルピース
- 【牧場在厩馬】:
先週の競馬に出走したラクスバラディーとアレマーナの2頭ですが、それぞれ残念な結果となってしましました。
前回更新できなかった分(ラヴォルタ・ラクスバラディー)も含めて、レース結果と近況を見ていきます。
ラヴォルタ(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年4月11日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ロードカナロア×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:田村康仁厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/8/12 田村厩舎
11日は軽めの調整を行いました。12日は美浦南Wコースで追い切りました(65秒8-50秒2-36秒5-12秒1)。「先週末に帰ってきました。前回、無理をしない判断をして立て直しを図ってもらったわけですが、いい格好で帰ってきてくれたのを見て、心から“あの時無理をさせなくて良かった”と思いました。無理すれば使えていたかもしれませんが、おそらく成績も出せなければ、後遺症のような感じで大きなダメージを負って、今回のような格好で帰ってこられなくなる可能性も十分に考えられましたからね。担当者も検疫所へ見に行った時から喜んでいましたし、楽しみを持って調整をスタートさせられています。間隔があいたこと、そしてこの暑い気候なので焦って仕上げないようにしたいということもあり、新潟の最後あたりに目標を置いてじっくり仕上げていこうと考えているので、今朝行った追い切りは無理せずじわっと動かすものにしました。ウッドチップコースで時計を出したのですが、終始馬なりで終い1ハロン12秒1という時計を出せていますし、求めればもっと速い時計を出せたであろうということを考えるといいなと思えますよね。この後も慎重に進めていきます」(田村師)今のところ9月4日の新潟競馬(3歳上1勝クラス・芝1600m)に出走を予定しています。
【調教時計】
調教日 騎乗者
コース・馬場タイム・コメント 脚色
(回り場)21/8/12
(木)助手
美南W・良65.8 – 50.2 – 36.5 – 12.1 馬ナリ余力
(7)
帰厩後に本格的に調教が始まっていますが、先週の追い切り時計を見ると、休養前と比べても楽に好タイムが出せているようで、田村調教師のコメントからも「期待感」が伝わってきます。
「いい格好で帰ってきてくれた」とあるように、今回の休養が「良い成長」も促してくれたとも考えられますし、ここまで待った甲斐がありましたね(^^♪
復帰戦が今から楽しみです!
ラクスバラディー(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月20日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ドゥラメンテ×母リッチダンサー (母父:Halling)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:清水久詞 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/8/14 清水久厩舎
14日の新潟競馬では好スタートから先団を追走し、3番手につけて直線に向かう。いったんは抜け出して先頭に立ったが、内外から交わされてしまい3着。「直線で抜け出して、あとは突き放せるかと思ったんですけどね…。ジョッキーは『いい感じで運べていたけど、最後は止まってしまった』とのことで、道中でちょっと力んでいるようにも見えましたし、そのあたりの影響もあったのでしょうか。人気にも支持されていたのですが、期待に応えることができず申し訳ありませんでした。この後はまたトレセンで状態を確認してから検討していきます」(清水久師)ここはきっちりと結果を出しておきたい一戦でしたが、直線では思ったほど脚が長続きせず、残念ながら3着に敗れてしまいました。歯がゆいレースが続きますが、早く勝利を掴んで上のクラスへ向かいたいものです。この後については馬体を確認してから検討していきます。
21/8/12 清水久厩舎
11日は栗東坂路で追い切りました(53秒9-38秒2-24秒5-12秒4)。12日は軽めの調整を行いました。「自ブロック制度があるのですが、今週の新潟に芝の未勝利戦が2鞍組まれているので、出走できればそのいずれかに向かうつもりで福永騎手を確保し、水曜日に追い切りました。坂路で単走、馬なり程度ですが、使ってきているのでこのくらいで十分ですし、コンディションは特に問題なく良好です。水曜午後の想定ではどちらもフルゲート割れしており、あとは新潟の馬房さえ当たれば投票できるという状況でしたが、無事に確保することができましたので、土曜日の1800mの方へ向わせていただきます」(清水久師)14日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1800m)に福永騎手で出走いたします。
【調教時計】
調教日 騎乗者
コース・馬場タイム・コメント 脚色
(回り場)21/8/11
(水)助手
栗東坂・良53.9 – 38.2 – 24.5 – 12.4 馬ナリ余力
(-)
3戦目(2歳未勝利戦・芝1800m)の出走となったラクスバラディーでしたが、残念ながら3着。
今回は1.1倍と圧倒的な人気となっていて、相手関係からも「負けないだろうな」と思っていました。
ただ、今回は距離延長があったり、初出走の馬もいたり、これまでの2戦のようにちょっとしたスキを突かれて惜敗なんてことも・・・とちょっとよぎってはいました(^^;
鞍上の福永騎手もレース後にメディアの取材で、「負ける競馬ではなかった」ともコメントをされていたので、距離なのか、馬場なのか、それともリッチダンサー系特有の気性面が原因なのか・・・
調教での動きは、問題もなく動きも良かったようですし、一つ勝てば上のクラスでもやれると思っているので、次走こそは「勝利」といきたいものですね!
アレマーナ(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年4月5日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父キングカメハメハ×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:松下武士 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/8/15 松下厩舎
15日の小倉競馬ではスタートをうまく出て道中は好位から進めるが、勝負どころの反応が鈍く、直線も追って伸びを欠いて7着。「いい競馬とならず申し訳ありませんでした。返し馬から雰囲気が良く、ジョッキーもいい勝負ができると思ったようなのですが、『ポンとスタートを出てくれましたが、そこからは馬場を少し気にしているような感じがありました。4コーナーでもう手応えがなくなり、ポジションをキープするのが精一杯でした。ただ、おとなしくて乗りやすい馬で、これから良くなってくると思います』とのことでした。期待していただけに残念ですが、またきれいな馬場で見直したいです」(松下師)調教の感触からも十分動けそうだったのですが、雨で悪化した馬場を気にしたのか、残念ながら力を出し切れずに終わってしまいました。今日のところは敗因がはっきりしていますから、次走で見直しを図りたいところです。
ラクスバラディーが3着と敗れた翌日にアレマーナが小倉の新馬戦に挑みました。
前日は、不良馬場となっていたので心配していましたが、レース直前には「稍重」にまで回復。
ここは「良い結果を」と思っていたのですが、レースを見ると少し内に押し込められたような道中。
3コーナーから鞍上の松山騎手の手が動き始め、最後の直線へ。
しかし、馬場に脚を取られていたのか、走りがバラバラに見え、松山騎手も無理はさせていなかったように、そのまま7着でゴール。
「稍重」まで回復とはいっても、やはり馬場状態は悪かったようで、レース後のコメントを見ると、アレマーナはスタート後から既に「馬場を気にしていた」とあるので、敗因はハッキリしています。
母のフロアクラフトも馬場が悪いと走らなかったので、これは仕方がないかもしれません。
次走は「良馬場」で見直したいですね!
まとめ
先週末は、キャロットでの出資馬が2頭出走と言うことで、楽しみにしていました。
ラクスバラディーもアレマーナも前評判は高かったですし、2頭ともに勝てるのではと期待もあったので、今回の結果は本当に残念です。
ですが、これも競馬ですね(^^;
次走こそは良い結果を期待したいと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。