《更新日12/2~12/26》
- 【トレセン在厩馬】:ラクスバラディー、アレマーナ
- 【牧場在厩馬】:ラヴォルタ、エターナルピース
今回は、12月分の近況報告です。
12月はアレマーナが帰厩し、期待をもってレースに出走したのですが・・・。
そして、アレマーナに続き、ラクスバラディーも年明けの競馬に向かうため、年内の内に帰厩となっています。
では、各馬の近況をそれぞれ見ていきます。
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ラヴォルタ(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年4月11日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ロードカナロア×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:田村康仁厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/12/22 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「トモ脚はもちろんのこと、全体の歩様そして馬体の変化に細心の注意を払いながら調整を進めています。調教ですが、トレッドミルを有効活用し、乗る際も事前にトレッドミルを使ってしっかりと体を動かしてから乗るようにしています。この調子でしっかりと負荷をかけていき、少しでもいい状態に持っていって復帰させられればと考えています」(天栄担当者)
21/12/14 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「様子を見ながらではありますが、少しずつ進めていけるかなと思えるようになってきていることから、これより負荷を求める調教を課していこうと考えているところです。今週は馬場状態がひと息なため無理はしていませんが、良いなと思える時を見て15-15前後を採り入れていきます」(天栄担当者)
21/12/7 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「経過は悪くなく、これから徐々にピッチを上げていけるだろうと思える状況になってきています。まだ詳細を詰めるまでには至っていませんけれど、2~3月くらいの競馬をイメージしながら進めていければと考えています。馬体重は511キロです」(天栄担当者)
状態は安定しているようですね。
既にハロン14~15秒での調整を行っていて、様子を見ながら徐々に負荷を上げて行くようです。
新馬勝ちをしてからは、なかなか順調に競馬へと向かえませんが、素質はあると思っているので、来年は活躍する姿を見せてもらいたいと思います!
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エターナルピース(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年2月14日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ディープブリランテ×母ピースエンブレム(BMS:ウォーエンブレム)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:和田正一郎 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/12/22 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「これまでトレッドミルと馬場での軽めの調整という形でじっくりと動かしていましたが、ようやく坂路入りを果たしました。もちろん、不安がなくなったわけではありませんから、今後も様子次第で臨機応変に対応していくつもりです」(天栄担当者)
21/12/14 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週に続いて今週も負荷をかけるのはトレッドミル調整時にして、結構スピードを出して動かしています。馬場での騎乗調教はゆっくりと動かすものに留め、慎重に下地づくりを進めていくつもりです」(天栄担当者)
21/12/7 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「引き続き、乗りとトレッドミルを併用する形で体を動かしています。負荷をかけるのは騎乗調教のほうではなくトレッドミルで行うようにしていて、今朝は結構スピードを出して動かしました。心肺機能をしっかりと鍛えていって、今後の調教に繋げていきたいですね。馬体重は497キロです」(天栄担当者)
しっかりと下地を作りつつ、じっくりと進められてきました。
そして、ようやく坂路入りを果たしたということで、一歩前進ですね!
約1年ぶりの未勝利戦でまさかの逃げ切り勝ちを見せてくれたエターナルピースですが、スピードがあるが故に脚元への負担も大きいかと思います。
ですが、ここまで順調に来ていますので、何とか来年は活躍してもらいたいですね。
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ラクスバラディー(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月20日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ドゥラメンテ×母リッチダンサー (母父:Halling)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:清水久詞 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/12/26 清水久厩舎
26日に栗東トレセンへ帰厩しました。
21/12/21 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は15-15から終いを14秒くらいまで伸ばして調教を行っています。1日2本坂路を上がるなど登坂本数も増やせており、ここまでは順調と言っていいでしょう。年明けの競馬を目指していくことになると思うので、こちらではいつ声がかかってもいいようにしていきます。馬体重は529キロです」(NFしがらき担当者)
21/12/14 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も脚元は慎重にチェックしていますが、15-15までペースを上げても反動は見られません。周回コースで乗っても問題なさそうですから、この調子でしっかりと動かしていきたいですね」(NFしがらき担当者)
21/12/7 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは周回コースと坂路調教も取り入れています。脚元も引き続き落ち着いていますので、坂路では終いをジワッと伸ばすような感じで動かしています。このまま様子を見て15-15へとつなげていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
脚元は既に問題なく、順調に調整が続いていましたが、ついに帰厩となりました。
調教の動きを見ると、あっさりと勝ってもおかしくないのですが、レースに行くと最後が甘くなるというか、もどかしい競馬となっているラクスバラディー。
帰厩後は、28日に52.9-12.8を馬なりで計時していますね。
今回は条件を替えてくると思われますが、どこを狙ってくるのか注目です!
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アレマーナ(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年4月5日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父キングカメハメハ×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:松下武士 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/12/22 NFしがらき
22日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。レース中に右トモを落鉄していたことが分かったのですが、幸い脚元を含めて馬体の傷みなどはありません。落鉄がどのくらい影響したかは何とも言えませんが、いずれにせよ力どおりならもっとやれる馬ですから、お伝えしたとおり放牧に出して仕切り直したいと思います」(松下師)
21/12/19 松下厩舎
19日の中京競馬では道中は中団外目のポジションから進めていく。レースぶり自体はスムーズに思えたが、直線は伸びが見られず後方に下がってしまい14着。「いい結果とならず申し訳ありませんでした。ジョッキーは『道中は追走するだけ精一杯でした』とのことで、馬体重は大幅に増えていましたが、数字ほど太いという感じには見えませんでしたけどね…。良馬場発表でもこの馬にフィットする馬場でなかったのか、正直なところ明確な敗因が掴み切れないのですが、まともに走ればこれだけ負けるような馬ではありませんから、放牧を挟んで仕切り直したいと思います」(松下師)ここまで安定して上位争いに顔を出していただけに、今回これだけ負けてしまうとは意外でしたが、これがこの馬の実力でないことは明らかですし、次走で再度見直したいと思います。優先権を確保できなかったので、いったん放牧に出して間隔を空ける予定です。
21/12/16 松下厩舎
19日の中京競馬(2歳未勝利・芝1400m)に坂井騎手で出走いたします。
21/12/15 松下厩舎
15日は栗東坂路で追い切りました(55秒4-40秒7-26秒0-12秒5)。「今朝は坂路で追い切りを行いました。終い重点の内容でしたが、仕掛けてからもよく動けていましたし、ここまでは引き続き順調です。馬体重は前走時より10キロほど増えているのですが、しっかりと動かしながらの増加ですし、見た目に太い感じもなく成長分と捉えていいでしょう。距離も2度目で前進が見込めると思いますから、あとはできるだけいい馬場で走らせてあげたいですね」(松下師)19日の中京競馬(2歳未勝利・芝1400m)に坂井騎手で出走を予定しています。
21/12/8 松下厩舎
8日は栗東坂路で追い切りました(55秒1-40秒0-25秒8-12秒7)。「先週末から15-15程度の時計を出し始めており、今朝は坂路で追い切りを行っています。単走、強めという内容でしたが、動きは悪くなく、まずはいい感じで1本目の調教を消化することができました。予定どおり来週の中京へ向かうつもりで、鞍上は坂井騎手に依頼をしています」(松下師)19日の中京競馬(2歳未勝利・芝1400m)に坂井騎手で出走を予定しています。
21/12/2 松下厩舎
1日に栗東トレセンへ帰厩しました。2日は軽めの調整を行いました。「牧場で順調に乗り込めていたようですから、中京開催を目標に帰厩させていただきました。前走と同じ1400m戦を使おうと思い、今のところは3週目を目標にしていくつもりです」(松下師)19日の中京競馬(2歳未勝利・芝1400m)を目標にしています。
順調に調整が進み、帰厩となったアレマーナですが、前走は新潟の芝1400mで3着となり、今回も同距離を狙って中京競馬に挑むことに。
メンバーを見ると、前走掲示板内の馬が多数いて、手強い感じはありましたが、それなりに勝負になると思って見ていました。
松下調教師も同じような考えだったみたいですね。
そして、競馬当日は馬体重が+14kgと大幅に増えていましたが、それほど太くは見えなかったので、成長分もあるかなとあまり心配はしていませんでした。
ですが、蓋を開けてみると、中団の外目から悪くないように見えましたが、直線での伸びもなく、14着と大敗する結果に。
レース中に落鉄もしていたということですが、それが原因なのか、それとも太めだったのか、ハッキリと敗因は分からないようです。
ここまで負ける馬ではないと思っていますし、次走は巻き返してもらいたいと思います!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。