キャロットクラブで出資しているラクスバラディー(牝3)ですが、初勝利後の6月の昇級戦で8着と敗れた後に右膝の骨折で休養。
その後、順調に回復を見せ、本日5カ月半ぶりとなる復帰戦(11/20 阪神7R 3歳以上1勝クラス)を迎えました。
その復帰戦は初勝利と同じ阪神ダ1400m戦。
2番人気でしたが、鞍上のC.デムーロ騎手との初コンビで見事に復帰戦を勝利で飾りました。
今回は、そのレースの振り返りと次走の予想、レース後の関係者のコメントを見ていきたいと思います。
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ラクスバラディーのレースぶりは?
今回のレースを振り返ってみたいと思います。
20日の阪神競馬では好スタートを切り外からジワッと2番手につけていく。早めに動いて4コーナーで先頭に立つと、直線ではそのまま後続を振り切って優勝。
出典:キャロットクラブ公式
公式では上記の通りとなっています。
今回は5か月半ぶりとなっていたこともあり、馬体重はプラス12kg増の514kg(過去最高体重)で出走となりました。
少し太めとの声もありましたが、成長分もあると思いますし、調教もいつも通りに動いていたので、問題なさそうに見えましたね。
スタートもすんなりと決まり、鞍上のC.デムーロ騎手は少し気合を付けるように前目の位置を取りにいきます。
そのまま先頭に立つかの勢いでしたが、少し抑えながら2番手の外目を追走。
1番人気のレッドラマンシュが直後の3番手に位置していていましたが、楽な手ごたえのまま3コーナーから4コーナーへと向かいます。
そして、最後の直線で先頭へ立つと、差を広げにかかります。
いつもなら先頭に立つとフワッとしてしまい、ジリ脚となり手応えほどの伸びがないのですが、今日は違いました。
鞍上のC.デムーロ騎手がしっかりと追ってくれたこともあり、上り1位の36.2で最後まで伸び、結果は3馬身差の圧勝でした。
良い勝ち方で2勝目をあげてくれました!
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ラクスバラディーの関係者のコメント
今日の結果について、関係者のコメントを見ていきたいと思います。
清水久調教師のコメント
調教の動きは非常に良く、あとは休み明けの分がどう出るかと思っていましたが、終わってみれば強い競馬でしたね。ただ、ジョッキーによると『道中でジッとしている間は問題ないけど、直線で仕掛けて追い出すと反抗するようなところを見せました。前半は急かして位置を取りに行くより、馬のリズム重視で運んだ方がいいかもしれません。能力は相当です』とのことで、どうも気難しい面を見せていたようでした。今後もそのあたりは課題となりますが、能力自体は昇級でも通用していい馬ですから、次走も引き続き期待したいと思います。今日はありがとうございました。
出典:キャロットクラブ公式
帰厩後は、調教の動きも非常に良く、レース前も「休み明けでも調教の動きは素晴らしく、これでいい状態で持っていくことができたと思います」と仰っていたこともあり、自信を持って送り出していたのではないでしょうか。
ただ、いつもレースに行くと、最後に甘くなってしまい、思ったほどの伸びがなく勝ちきれないことが多々ありました。
しかし、今日は鞍上のC.デムーロ騎手が上手く乗ってくれましたし、最後までビッシリと追ってくれたことも次に繋がりそうですね。
C.デムーロ騎手のコメント
先ほどの清水調教師のコメントの中でも紹介しましたが、
「能力は相当」
とラクスバラディーの強さを褒めてくれています。
ただ、一方で、「気難しい面がある」と、やはりこの血統特有の気性に問題があるようで、そこが毎回最後の直線で思ったほどの伸びを見せない原因となっていたようですね。
それを踏まえて、今回は最後まで気を抜かせずに追ってくれましたから、今後が楽しみです。
クラブのコメント
骨折による休養明けの一戦となりましたが、調教の動きも良く、好仕上がりで臨むことができました。あとは久々の分、レースに行っての息遣いがどうかというところでしたが、気難しい面を見せながらもしっかりと勝ち切ってくれましたし、クラスが上がっても十分通用するのではないでしょうか。今後についてはまず脚元などをよく確認してから検討していきます。
出典:キャロットクラブ公式
クラブのコメントを見ると、調教と仕上がりの良さはあるものの、息遣いがどうかと半信半疑な部分もあったようですが、「上のクラスでも十分通用するのでは」とラクスバラディーの勝ちっぷりを評価されています。
ラクスバラディーの次走は?
今回の勝利で次走についても気になりますよね。
まだレースが終わったばかりですし、骨折明けと言うこともあり、まずは脚元をよく確認してからとなりそうですが、そのまま年内続戦となるのか注目したいところ。
同条件のレースを調べると、12月4日に阪神ダ1400m(牝)がありますが、さすがに中一週での出走はないかなと思いますが・・・
阪神だけでなく、中京にもダ1400m戦はありますが、次走については今週の更新時にある程度判明するかもしれませんね。
- 阪神競馬場:12月4日・12月24日
- 中京競馬場:12月17日
関東のレースを除いてダート1400m戦に絞って調べると、上記の3つがありますので、年内に続戦となった場合は、いずれかのレースとなるでしょうか。
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ラクスバラディーのwiki風プロフィール
最後に、ラクスバラディーのプロフィールをwiki風にご紹介します。
- 名前:ラクスバラディー
- 馬名由来:ベリーダンスの民俗舞踊。華やかに着飾り大舞台をめざして欲しい
- 生年月日:2019年3月20日
- 年齢:3歳
- 血統:父 ドゥラメンテ×母 リッチダンサー(母父:Halling)
- 性別:牝馬
- 毛色:鹿毛
- 生産:ノーザンファーム
- 戦績:10戦2勝 主な勝ち鞍→22’3歳以上1勝C
- 近親:バウンスシャッセ(半姉)、ムーンクエイク(半兄)、コントラチェック(半姉)etc
- 調教師:清水久厩舎(栗東)
- 馬主:キャロットクラブ
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まとめ
今回は、ラクスバラディーの2勝目についてのレースぶりや関係者コメント、次走についても見てきました。
まだ終わったばかりですが、強い勝ち方をしてくれたことで楽しみが広がります。
元々、期待をして出資しているので、是非オープンまで出世してもらって、重賞にも出走できるようになってくれたら嬉しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。