《更新日10/26~10/30》
- 【トレセン在厩馬】:ラクスバラディー、アレマーナ
- 【牧場在厩馬】:ラヴォルタ、エターナルピース、フロアクラフトの20、ピースエンブレムの20
今週の競馬では、アレマーナがデビュー3戦目を迎えました。
結果は最良のものとはなりませんでしたが、距離を短縮しての一戦で、良いレースを見せてくれていたと思います!
その結果を含め、各馬の近況を見ていきます。
※今回から1歳馬の近況も記事にしています。
ラヴォルタ(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年4月11日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ロードカナロア×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:田村康仁厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/10/26 NF天栄
トレッドミル調整を行っています。「傷の腫れは徐々に治まってきましたので、運動を再開しています。現在はトレッドミルを使ってじっくりと動かしていまして、ぶり返すことがなければこのまま少しずつ進めていきたいです」(天栄担当者)
傷腫れは少しずつ治まってきてくれているようで安心しました。
運動も再開されているんで、コメントにあるようにこのままぶり返すことなく、進めていってもらいたいですね!
エターナルピース(牝3)
【プロフィール】
- 生年月日:2018年2月14日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ディープブリランテ×母ピースエンブレム(BMS:ウォーエンブレム)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:和田正一郎 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21/10/26 NF天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。「右トモの歩様は楽をさせて分いくらか楽になってきました。ただ、休ませてこの1週間乗れていませんので、やはり目標はいったん白紙にし、慎重に立ち上げていければと考えています」(天栄担当者)
歩様に関しては、楽をさせていたこともあって少しずつ落ち着いてきているようですね。
原因がハッキリしていないのですが、それを改めて確認するということはないのでしょうか?
そうなると、今後も同じことが繰り返されるようにも思えますし、あまり数を使うことが出来ない可能性もありますよね・・・
素質はあるので、出来れば原因を特定してもらえると安心なんですけどね。
ラクスバラディー(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月20日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父ドゥラメンテ×母リッチダンサー (母父:Halling)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:清水久詞 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/10/27 清水久厩舎
27日は栗東CWコースで追い切りました。「週末から15-15を取り入れるなど予定どおりピッチを上げてきており、今朝はCWコースで追い切りを行いました。もう強い調教は必要ありませんから、あとは気持ちが昂らないようにだけ気をつけて単走、馬なりでサラッと動かす程度の内容です。相変わらず動きは軽快でまったく問題ありませんし、あと1週で十分態勢は整うと思います」(清水久師)11月6日の阪神競馬(2歳未勝利・芝1600m)に松山騎手で出走を予定しています。
【調教時計】
調教日 騎乗者
コース・馬場タイム・コメント 脚色
(回り場)21/10/27
(水)松田
栗東CW・良81.8 – 65.7 – 51.5 – 38.5 – 12.4 馬ナリ余力
(7)
ラクスバラディーに関しては、あとは「いつ勝ち上がれるのか」でしょう。
前走は、ようやく勝てたかと思っていたら、寸前で差されてしまう結果に・・・
勝ち負けをしている相手は、次走でOPや重賞でも活躍しているので、ラクスバラディーも早く同じ舞台に立ちたいですよね。
一週前の追い切りは、いつも通りにしっかりと動けていて、馬なりで上々のタイム。
清水調教師からの評価も相変わらず高いですし、競馬ブックsmartでの「追い切り短評」は、
馬体充実動き目立つ↗
となっていて、期待しかありません。
今度こそ「勝ちたい」ですね!
アレマーナ(牝2)
【プロフィール】
- 生年月日:2019年4月5日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父キングカメハメハ×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:松下武士 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/10/30 松下厩舎
30日の新潟競馬では道中は少し促しながら中団を追走していく。勝負どころで先行集団まで取りつき、直線で馬場の外目に持ち出して脚を伸ばすも3着まで。「一番いい結果とならず申し訳ありませんでした。良馬場発表ではあったのですが、ジョッキーは『馬場がまだ緩くてそれを少し気にしていました。最後も伸びてはいるのですが、パンパンの馬場の方が良さそうですし、すぐにチャンスは来ると思います』と言っていて、馬場を気にしていた分だけジリジリとした脚になったようでした。ただ、それでも距離には対応できていたと思いますし、あともうひと押しを期待したいですね。新潟への長距離輸送後なので、まずは疲れなどないかよくチェックしていきます」(松下師)距離短縮での変わり身に期待したのですが、馬場を気にしていたようで、思ったほど切れる脚を使えませんでした。それでもレース内容としては悪くなかったと思いますし、そろそろ順番も来るのではないでしょうか。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
21/10/28 松下厩舎
30日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1400m)に西村淳騎手で出走いたします。
21/10/27 松下厩舎
27日は栗東坂路で追い切りました(54秒1-39秒5-25秒7-12秒9)。「予定どおり先週の金曜日から時計を出し、今朝は坂路で軽く追い切りを行っています。輸送もあるのでサラッと馬なりですが、前走を一度使ったことでトモの張りなど良くなっていますし、十分上積みは見込める状態ですね。新潟も徐々に馬場が荒れてきていますが、距離短縮で見直しを図りたいと思います。鞍上は西村淳騎手に依頼をしました」(松下師)30日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1400m)に西村淳騎手で出走を予定しています。
今回のレースは、距離を1400mに短縮しての一戦でした。
前走を見ていても、スタートが良いので、前々からの競馬となるかなと思っていました。
新馬戦でもそうですが、馬場を気にするタイプなので、外目の枠からの出走は良かったですよね。
スタートはしっかりと出ていましたが、中団から徐々に前に上がって行く競馬となっていました。
最後の直線では、馬場の良い外目から前に迫りますが、ジリジリとした脚で3着まで。
予想を書く前に少しだけ「はみ出し情報」。東京4Rのシャウビンダーは2週前にソダシの併せ馬の相手になってから、動きが良くなった気がしますねぇ。あと、新潟5Rのアレマーナ。前走の前に松下調教師が「これでダメなら距離だと思います」と言っていたんですよね。で、早速詰めてきました。注目です
— 山本武志 (@Hochi_Yamatake) October 29, 2021
西村騎手もすぐにチャンスは来るとコメントしていますし、松下調教師の前走のレース前のコメント等からも、相変わらずアレマーナに対する評価が高いのが嬉しいですね!
次走こそは「1着」が見たいです。
フロアクラフトの20(牝1)
【プロフィール】
- 生年月日:2020年4月7日
- 毛色 :黒鹿毛
- 血統 :父ロードカナロア×母フロアクラフト (BMS:フジキセキ)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:中内田充正 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/10/29 NF空港
馬体重:445kg
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン19~20秒のキャンター1本登坂しています。馴致の段階では頑固な性格に苦労することもありましたが、現在行っている各コースでの調教には難なく対応することができています。騎乗者の感触も上々で評価の高い1頭と言え、今後もじっくり負荷をかけていくことで動きに磨きをかけていきたく思います。
フロアクラフトの20は、父が再びロードカナロアに変わりました。
ラヴォルタの全妹となりますね。
最初は、頑固なところを見せていたみたいですが、納得してくれればすんなりと対応してくれているようです。
騎乗者の評価も高い1頭ということで、どんな成長を見せてくれるか楽しみですね!
あとは、この血統特有の体質の弱さが出なければ・・・
ピースエンブレムの20(牝1)
【プロフィール】
- 生年月日:2020年3月8日
- 毛色 :鹿毛
- 血統 :父サトノダイヤモンド×母ピースエンブレム(BMS:ウォーエンブレム)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:池添学 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21/10/29 NF早来
馬体重:485kg
この中間はロンギ場での騎乗馴致を経て、周回コースで軽めのキャンター調整を行っていましたが、夜間放牧を含めるとしっかり目の負荷がかかっていた影響もあってか、右前脚に若干ながら疲れが見られたため乗り運動は控えています。ショックウェーブによる治療を施したことで順当に良化していますが、無理をする時期ではないことを踏まえ、現在はパドック放牧とウォーキングマシンでの運動を取り入れています。このまま状態が安定していれば11月中にはトレッドミルでのキャンターを取り入れ、その動きなどを見ながら乗り運動再開のタイミングを図っていきます。
募集前から評価の高かったピースエンブレムの20ですが、兄姉たちと比べて体質も強そうなイメージもありました。
しかし、今回の近況で右前脚に疲れが見られたとのこと。
ただ、すぐに対応してくれているので、良化しているのは良かったです。
この時期の1歳馬なので、脚元がまだ固まっていないこともありますからね。
今後の成長も見守りつつ、来月の更新を楽しみに待ちたいと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(キャロットクラブ)より許可をいただき掲載しています。