広尾サラブレッド倶楽部で出資しているカナロアガール(牝4)が21日の東京競馬12R3歳1勝クラス(芝1800m)に出走しました。鞍上は田辺裕信騎手でした。
今回は、まさかの10着(^^;
ここ数戦常に掲示板確保していましたが、見せ場のなく、とうとう二桁着順となっていまいました・・・
【カナロアガール】のレースぶりは?
馬体重は前走からプラス2㎏の482㎏と良い状態をキープしているように見えました。
スタートはまずまずで、そのまま中団の位置を行くのかと思っていたら、最後方まで下がってしまいます(^^;
レースのペースは1000m通過が61秒ちょっとでスローで流れていました。
4コーナーを回っても後方の2番手、流石にこれは・・・厳しいなとは思って見てました(^^;
最後の直線、馬群を縫うように懸命に末脚を伸ばしてきますが、やはり展開が厳しく10着で入線となりました。
上りは最速の33.7と良い脚を使っていましたが、スローの流れでは前も止まらず残念な結果となってしまいました・・・
【カナロアガール】の結果に関係者のコメント
公式でのコメントが出ていましたので、それぞれ見ていきたいと思います。
田村調教師のコメント
「2番人気にもかかわらず、見せ場を作れず、すみませんでした。決して1番人気の馬と後方で牽制し合っていたわけではなく、鞍上によれば、『ゲートは出てくれたものの行く気が見られず、終始内にモタれていた』とのこと。馬体は引き続き良く見せていましたが、どこかに使ってきた分の疲れが溜まっていたのかもしれません」(田村調教師)
スタートが五分五分だったのに、後方へ下がってしまったのは、行く気を見せずに内へモタれていた為だったんですね。
後方からの末脚勝負をしようとしていた訳ではなく、カナロアガールが進んで行かなかったのでは仕方がないですね(^^;
良い状態をキープしているように見えても、実際には目に見えない疲れもあって調子落ちしていたということでしょうか。
クラブのコメント
スローペースを最後方から追走する苦しい展開。ラストは上がり最速タイムで追い込んできたものの、さすがに前も止まらず、久々の着外となってしまいました。なお、このあとは、「目に見えない疲れがあるということでしょうから、ここで一旦放牧を挟み、また来年フレッシュな状態で巻き返しを図っていきたい」と調教師。どこかのタイミングで「ダート競馬への出走も視野に入れて」いくことになるかもしれません。(HTC)
クラブのコメント見ても、田村調教師の「目に見えない疲れがあるということでしょうから、ここで一旦放牧を挟み、また来年フレッシュな状態で巻き返しを図っていきたい」ということから、やはり疲れがあったと見ているようですね。
来年はしっかりと巻き返しをお願いしたいものです(^^♪
直ぐにはダート戦を使うという訳ではなさそうですので、フレッシュな状態でまた良いレースを見せてもらいましょう!
カナロアガール3歳以上1勝クラス(芝1800m)結果まとめ
今回は休み明け3戦目のレースで、今回こそは勝ち切ってもらいたいと思っていましたが、久々の2桁着順の10着となってしまいました。
しかしながら、まだまだ巻き返せるチャンスはあるので、来年こそ上のクラスでのカナロアガールの走りを見たいですね。
田辺騎手も田村調教師を始めとする厩舎関係者の方々のほうが、悔しさは大きいでしょうから、今回の結果を糧に次走へ向けて頑張って頂きたいと思います。
来年は、「ダート競馬」も検討していくようですし、新たな挑戦の年になりそうですが、カナロアガールも5歳となります。
基本的にはクラブの規定だと、牝馬は6歳3月までと期限(例外あり)がありますので、カナロアガールにとって良い1年になるように願ってます!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。