12日の中山11R師走ステークスでは、パンサラッサ(牡3)が初ダート戦に挑み、初のOP勝ちを狙いましたが、11着と惨敗(^^;
来週の20日(日)には、バスラットレオン(牡2)が朝日杯FS(GⅠ)へ出走予定です。
ただ、まだ確定ではありませんが、金曜日には坂井騎手を鞍上に栗東坂路で追い切りを行っていてます。
馬なりですが、京都2歳Sのときとそれほど変わらないタイムを出していましたので、このまま出走を目指すのではないでしょうか?
さらに、同日にマミリアス(牡2)が2歳未勝利戦へ、そしてマーテル(牝2)も新馬戦へ出走予定です。
それぞれがどんなレースをしてくれるか、楽しみです(^^♪
※有馬記念の想定馬の中に、クレッシェンドラヴの名前が出てきました。
こちらに【追記】で想定馬を載せています。
【追記】12/13
ホープフルSへの特別登録がなかった為、朝日杯FSへの出走が確定となりました。
こちらも参考に↓
広尾サラブレッド倶楽部(2歳馬編)
まずは2歳馬たちの近況から見ていきたいと思います。
マミリアス(牡2)
- 生年月日 2018年5月24日
- 毛色 青鹿毛
- 生産 新冠産
- 血統 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦6着
- 近親馬 ホーネットピアス(祖母)、タランチュラホーク(半兄)
- 調教師 根本康広 (美浦)
【クラブのコメント】
20.12.10美浦トレセン在厩。今週末の出走を見送り、来週12月19日(土)中山7R 2歳未勝利(芝1600m)に向かうことになりました。
「昨日の追い切りでの手応えに余裕があったように、段々と馬が良くなっているところ。今週末でも使って使えない状態ではありませんが、芝のマイル戦は毎週のように組まれていますからね。今週の想定メンバーを見渡しても決して手薄といった感じではなかったものですから、来週にスライドすることになりました」(根本調教師)
日付 騎乗 場所 内容 20.12.09 助 手 美南W 良 5F- -70.2-55.5-41.3-13.3(6) 馬ナリ余力 トンデンカムオン(二未勝)一杯の内0.2秒遅れ20.12.06 助 手 美南W 稍 5F- -68.2-52.7-38.6-13.4(6) 馬ナリ余力 トンデンカムオン(二未勝)強めの内を0.4秒先行3F付0.2秒先着
12月12日(土)中山2R 2歳未勝利(芝1600m)は見送り、12月19日(土)中山7R 2歳未勝利(芝1600m)へスライドしました。
ゴッドシエル(牡2)
- 生年月日 2018年2月5日
- 毛色 栗毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 戦績 1戦0勝 新馬戦10着
- 近親馬 ステラリード(伯母)、パラスアテナ(従姉)
- 調教師 松永幹夫(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.09イクタトレーニングファーム在厩。先週同様、おもに周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター3200mを乗り込まれています。
「せっかく口向きが良くなり、折り合いがつくようにもなってきましたし、このタイミングで背腰に疲れを溜めたくもなかったものですから、乗り役と相談のうえ、もう少し周回コースで基礎固めを行ってから坂路入りにつなげていくことになりました。飼葉の量を増やした後もちゃんと食べてくれていますし、馬体重は今週に入って458kg。少しずつでも増えているのは好材料と言えるでしょう」(生田場長)
リナーシェ(牝2)
- 生年月日 2018年3月25日
- 毛色 鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 戦績 4戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ニルカンタテソーロ(半兄)
- 調教師 武幸四郎 (栗東)
【クラブのコメント】
20.12.09宇治田原優駿ステーブル在厩。先週同様、おもにトラックにて軽いキャンター2400m、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15-15を乗り込まれています。
「週1回の速めをやりながらでも馬体重は420kgありますし、飼葉喰いも安定していますよ。ただ、ウッドチップの入れ替えを行ったばかりの重たい馬場に脚を取られて、今週はやや力強さに欠ける走りに。あらゆるコンディションに対応できるようになるためにも、やはり馬体増やパワーアップを推し進めていきたいところです。さらなる成長を待ちたいですね」(青山調教主任)
マーテル(牝2)
- 生年月日 2018年2月14日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 グアン(半姉)、マルヴァーンヒルズ(半兄)
- 調教師 武幸四郎(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.10栗東トレセン在厩。昨日、併せ馬で追い切られています。
「昨日は予定通りCウッドにて、同じデビュー前の2歳馬と併せる形。騎乗した浜中騎手によれば、『動きは悪くないですが、レース当日のイレ込みが心配』とのこと。やはり、この気性面のキツさには注意が必要ですね。デビュー戦は12月20日(日)阪神6R 2歳新馬・牝(芝1400m)を予定。引き続き、馬のテンションや折り合いなどに気を配りつつ、レースまで順調に運んでいきたいところです」(武幸調教師)
日付 騎乗 場所 内容 20.12.09 浜 中 栗東CW 良 半哩- - -53.4-39.2-12.8(5) 馬ナリ余力 ルナピエナ(新馬)馬ナリの内0.2秒追走同入20.12.06 助 手 栗東坂 良 1回60.8-44.7-29.3-14.9 馬ナリ余力
ラヴマイウェイ(牝2)
- 生年月日 2018年5月13日
- 毛色 鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 クレッシェンドラヴ(半兄)
- 調教師 林徹(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.09テンコートレーニングセンター在厩。先週同様、おもにトレッドミルにてハロン20~22秒ペースのキャンター3000m相当を消化しています。
「日々の馬の様子とも相談をしながら、ペースや運動時間に多少の変化をつけて調整しているところ。まずはトレッドミルで我慢することを教えていき、それから騎乗するタイミングを検討していきたいですね。月内にも一度跨って、馬の精神状態やリアクションなどを窺ってみようかと思っています」(伊藤マネージャー)
フィルメーザ(牝2)
- 生年月日 2018年4月9日
- 毛色 鹿毛
- 生産 日高産
- 血統 父:タートルボウル 母:コスモライセンス(母父:アグネスタキオン)
- 戦績 2戦0勝 新馬戦7着
- 近親馬 ルタンブル(半兄)
- 調教師 小手川準(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.09岩城ステーブル在厩。おもに舎飼による管理が続けられています。
「曳き運動を日に20~30分に延ばして様子を窺っている段階。今のところ腫れや熱感はありませんので、今週末にもレントゲン検査で経過を確認し、問題がないようであれば、少し動かしてみるかもしれません。馬が落ち着いているようであればウォーキングマシンへ、元気が良すぎるようであればトレッドミルで常歩から行っていきたいと思っています」(岩城代表)
ヴィジャーヤ(牡2)
- 生年月日 2018年2月20日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 浦河産
- 血統 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 戦績 0戦0勝
- 近親馬 スピリトゥス(半姉)、マザートウショウ(祖母) 函館3歳S(G3)他
- 調教師 池江泰寿(栗東)
【クラブのコメント】
20.12.09本日、いったん吉澤ステーブルWESTへ放牧に出ています。
「こちらでは15-15を上限として、口向きなどに注意しながらトレセンの環境に馴染ませてきました。このあとは牧場でさらなる体力強化を図り、来年のデビューに向けて、もうひと回り成長させたいと思います」(池江調教師)
エベーヌ(牝2)
- 生年月日 2018年3月9日
- 毛色 黒鹿毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ダンカーク 母:ラズベリータイム(母父:フジキセキ)
- 戦績 1戦0勝
- 近親馬 ミトノレインボー(半姉)、マーヴェラスクイン(全姉)
- 調教師 高柳大輔 (栗東)
【クラブのコメント】
20.12.09昨日、チャンピオンヒルズへ放牧に出ています。
「若干、右前に疲れが見られる程度。ただ、前走はまだ本気で走っていない感じでしたし、競馬後にしては反動が少ない方だと思います。タイムオーバーによる出走制限により、年明け1月5日まで出走できませんので、ひとまず年内は牧場で再調整を図り、来年、ダート競馬で仕切り直したいと考えます」(高柳大調教師)
広尾サラブレッド倶楽部(古馬編)
次は、3歳以上の古馬たちの近況を見ていきます。
グランソヴァール(牡4)
- 生年月日 2016年3月25日
- 毛色 芦毛
- 生産 新ひだか産
- 血統 父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 戦績 14戦3勝 主な勝ち鞍:19’春待月賞(2勝C)
- 近親馬 デストリーライズ(半兄)、ゼロカラノキセキ(半姉)
- 調教師 尾関知人(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.09スピリットファーム在厩。おもにダート周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回の15-15を継続して乗り込まれています。
「先週後半、昨日と半マイルから15-15を乗っており、トモの感じも問題なし。牧場ではいつも大人しい馬ですから、調子や気分の波のようなものはなかなか見て取れませんが、強いて言えば、前回よりもハミを取って走っている様子。状態は悪くないと思います。先週末に来場した調教師によれば、『そろそろ次の目標を考えていきたいと思いますので、このまま緩めず強めを乗っておいてください』とのことでした」(明智代表)
カナロアガール(牝4)
- 生年月日 2016年2月22日
- 毛色 鹿毛
- 生産 平取産
- 血統 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 戦績 19戦1勝 主な勝ち鞍:3歳未勝利戦
- 近親馬 クァンタムギア(半兄)、トレノローザ(半姉)
- 調教師 田村康仁(美浦)
【クラブのコメント】
20.12.09高木競走馬育成牧場在厩。おもに周回コースにてダク1800m、ハロン20秒ペースのキャンター3000mを乗られています。
「馬体重は510kgまで回復。気分が緩むことなく、ピリッと気が張っている感じのテンションではありますが、変にしょんぼりしているよりはイイですからね。飼葉喰い、馬体、体調などに問題はありませんので、段々と心身のリフレッシュが進んでいるのではないでしょうか」(高木場長)