有馬記念に参戦したクレッシェンドラヴですが、16番人気ながら8着と頑張ってくれました(^^♪
やはり東京よりも中山の方が向いていましたね。
最後はちょっと詰まった感じに見えましたが、そこから伸びてくれましたし、GⅠの舞台でもやれるところを見せてくれました。
来年は、まずはGⅡ勝ちを目指して頑張ってもらいたいですね!
【有馬記念】
🥇9️⃣クロノジェネシス(1番人気)
🥈1️⃣4️⃣サラキア(11番人気)
🥉1️⃣3️⃣フィエールマン(2番人気)1番人気クロノジェネシス完勝‼️
2着には11番人気の牝馬サラキアが入り
史上初の牝馬ワンツーフィニッシュ
牝馬が強い一年を象徴する結果となった pic.twitter.com/06WH1j93cR— カンテレ競馬 (@umanchu2017) December 27, 2020
【クレッシェンドラヴ】のレースぶりは?
スタートは五分に出てくれましたね。
前走もですが、近走は出遅れることなく出てくれますし、二の脚もついて中団よりも前で競馬出来るようになっています。
今回もスタート後、好位集団の内目を追走し、しっかりと流れに乗って走れていました。
道中は1000m通過が62秒ちょっととスローペース。
徐々にペースを上げていく各馬の中、最内をそのまま追走し、4コーナーへ向かう。
4コーナー手前から、坂井騎手の手綱も動き始め、最後の直線へ。
中団より後ろへと少し位置取りを下げてしまいますが、オーソリティの外へ出して、懸命に脚を伸ばします。
最後にオセアグレイト、ラヴズオンンリーユーを交わし8着でゴール。
馬込みが苦手だったクレッシェンドラヴが、GⅠ馬達相手にここまでの競馬が出来るようになったのは本当に成長を感じるし、陣営の頑張りが実を結んだと言えます。
来年は大阪杯や天皇賞(春)、宝塚記念といったGⅠにも出走が考えられますし、楽しみですね(^^♪
【クレッシェンドラヴ】の結果に関係者のコメント
公式での関係者のコメントをそれぞれ見ていきたいと思います。
坂井騎手のコメント
「やりたい競馬は出来ました。直線に向いてオーソリティが早めに下がってきたことで外に出すロスはありましたが、そこから脚を使ってくれましたからね。まだ楽しみがある馬だと思います。小回りのこういう競馬であれば、2500mの距離も持ちそうです」(坂井騎手)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
実際にレースを見返してみても、坂井騎手は上手く乗ってくれていたと思います。
確かに、直線に向いたところでちょっとロスがあったようにも見えましたが、そこからもう一伸びしてくれていましたし、ゴール前で2頭交わしてくれて8着で入線してくれました。
坂井騎手の「まだ楽しみがある馬」とのコメントも嬉しいですし、来年もまたGⅠの舞台で戦うことにもなるので、まだまだ頑張ってくれそうですね(^^♪
林調教師のコメント
「内々でタイトな競馬を強いられるなか、鞍上がうまく乗ってくれましたし、馬もよく頑張って走ってくれたと思います。内枠を利してこういう競馬ができれば2500mでも対応できそうですよね。東京の2400mよりは中山の2500mのほうが向きそうな感じ。ただ、ここでいきなりG1だったとしたら、果たしてどうだったのか。ジャパンCを使った経験も活きたのではないでしょうか。上位組ともそこまでの大きなタイム差はなかったですし、この出走もまた良い経験になったはず。今日のようなレースができれば、来年もまた楽しみです」(林調教師)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
林調教師のコメントにもあるように、内々での厳しい競馬の中、本当に人馬ともに頑張ってくれましたよね。
GⅠ勝ち馬やGⅠでの常連のメンバーの中で、これだけの競馬が出来ましたし、林調教師の仰る通り“ジャパンCでの経験も活きた”ように感じます。
来年も本当に楽しみになりました(^^♪
クラブのコメント
G1レースゆえに勝負所でややモタつく場面もありましたが、初騎乗にもかかわらず鞍上がうまく立ち回ってくれましたし、最後の直線ではもうひとつギアを上げての素晴らしい走り。来年に向けて、さらに展望が広がる良い経験を積むことができました。なお、このあとは、「このまま年内は厩舎で様子見を行い、年が明けてから一旦放牧に出す予定」(師)になっています。(HTC)
引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ひとまずは「このまま年内は厩舎で過ごし、年明けに放牧に出される」とのことで、激戦の疲れを癒してもらいたいですね。
そして、来年はどこから始動するのかも注目です。
どこを目標に置くかで変わってきますが、大阪杯や春の天皇賞に宝塚記念とGⅠレースがありますが、距離を考えると大阪杯か宝塚記念でしょうか。
【クレッシェンドラヴ】有馬記念2020の結果は8着!まとめ
前々走のオールカマーに前走のジャパンC、そして今回の有馬記念と、それぞれを見ても今までとは違って、前目での競馬をしてきました。
結果としては勝利を掴むことは出来ていませんが、得たものは大きいと思います。
内々での競馬でも我慢が効いていましたし、馬自身の精神的な成長も見られたように感じます。
そして、GⅠの舞台での経験を活かし、来年は7歳となりますが、もう一花咲かせてほしいなと思います。
来年の活躍を期待しつつ、今年の競馬を楽しませてくれたクレッシェンドラヴや携わる全ての方々に感謝したいです!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。