《更新日9/8~9/9》
- 【トレセン在厩馬】:ルーシッド
- 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、カナロアガール、パンサラッサ、キングエルメス、アリシアン
今週の競馬には、出資馬のバスラットレオンが京成杯AH(G3)に出走します。
5月の日本ダービー以来3か月半ぶりとなります。
こちら↓の記事にまとめましたので、ご覧いただけたらと思います。
バスラットレオン京成杯AH(G3)藤岡佑騎手と強いレースをした舞台で再び!
今回は、その他の出資馬たちの近況を見ていきたいと思います。
広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況(55)トレセン在厩馬編
まずは、トレセン在厩馬の近況から。
ルーシッド(牡2)
【プロフィール】
- 血統 :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.09栗東トレセン在厩。今朝、ポリトラックにて幸英明騎手を背に追い切られています。
「雨によりCウッドのコンディションが悪かったことを受けて、ポリトラックでやりました。ポリでの時計ですから鵜呑みにはできませんが、ここまでの経緯を考えれば、しっかり走れていた方だと思います。幸騎手によれば、『少し遠慮して走っているように感じました。手応えはまだありそうです』とのこと。第5回中京開催(~10/3)でのデビューを目標にこのまま進めていきましょう」(高柳大調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.09.09 幸 栗東P 良 5F- -66.9-51.4-37.6-11.9(8) 一杯に追う テーオーサンドニ(新馬)一杯の内を0.6秒追走3F併同入
2歳馬で現在トレセンへと入厩しているのは、このルーシッドのみ。
この時期の全兄のグランソヴァールと比べて馬体に幅がありますし、期待はしていますが、実際にトレセンでの調教の動きを見ていると、コースではまだ動ききれない様子がありますよね。
広尾サラブレッド倶楽部資馬近況(55)牧場在厩馬編
続いて、牧場在厩馬たちの近況を見ていきます。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 血統 :父ステイゴールド×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:林徹 厩舎
【関係者のコメント】
21.09.08テンコートレーニングセンター在厩。引き続き、日にウォーキングマシン60分を消化しています。
「馬を見ていると、動きたくてウズウズするような元気が感じられるようになってきましたね。笹針治療によりいったん体が緩んでいますので、来週から予定している騎乗への移行は細心の注意を払いながら。慎重に進めて行くなかで、走るための筋肉を取り戻していければと思っています」(伊藤マネージャー)
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産 :平取産
- 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.09.08大瀧ステーブル在厩。おもに周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを乗り込まれています。
「降雨により今週の速めの調教はこれからになりますが、ひと頃よりも落ち着きがある中で走れていますし、それでいて馬自身に気持ちがあり、ハミの取り方などにも問題は見られませんからね。仕切り直し後は順調に推移できていますよ。調教師によれば、『状態を見ながら改めて帰厩のタイミングを検討していきます』とのことでした」(大瀧代表)
パンサラッサ(牡4)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.08チャンピオンヒルズ在厩。おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週に半マイル56秒と58秒程度を1回ずつ登坂しています。
「速めの本数を重ねる毎に良化が進んでおり、だいぶ息も入ってきていますが、まだ馬体重が493kgとやや太め。見た目にも、もうひと絞りできる体つきをしていますね。厩舎陣営によれば、『10月中の戦線復帰をイメージしながら』とのこと。さらに乗り込んで態勢を整えていきたいところです」(小泉厩舎長)
キングエルメス(牡2)
【プロフィール】
- 血統 :父ロードカナロア×母ステラリード(母父:スペシャルウィーク)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)
【関係者のコメント】
21.09.08チャンピオンヒルズ在厩。おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。今朝より、ウッドチップ坂路にて15-15を開始しています。
「まだ若干ソエの反応はありますが、あまり休ませてばかりも良くないですからね。冷却とレーザーでしっかりとケアしながら、乗り固めていくようなイメージで。ここから少しずつピッチを上げていきましょう。中間に整歯をしてもらったところ、口向きの悪さが和らいだようにも感じます。これが全てではないのかもしれませんが、尖っていた歯を気にして神経質になっていた部分もあったのではないでしょうか」(小泉厩舎長)
アリシアン(牝2)
【プロフィール】
- 血統 :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.09.08リバティホースナヴィゲイト在厩。今週より、馬場入りを開始しています。
「現在は周回コースにて普通キャンターを2400m程度。緩さが先行してハミにモタれて走るようなところがありますが、フットワーク自体は悪くないですよ。ソエに関してはまだ触診反応が残るものの、歩様や走りに影響はありません。引き続きケアしながら、体力強化を図っていきたいと思います」(佐久間代表)
「緩さが先行してハミにモタれて走るようなところがある」と指摘されていますが、走りのフットワーク自体は悪くないと言われていますので、馬体がしっかりとしてくれば楽しみです。
デビュー2戦は調教の良さが出ませんでしたので、次走はしっかりと巻き返してもらいたいですね!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。