いよいよ第166回天皇賞秋(G1)が近づいてきましたね。
天皇賞(秋)と言えば、ジャパンカップ・有馬記念とともに「秋の古馬三冠競走」の1つとされていて、競馬ファンには注目のレースではないでしょうか?
特に今年は、国内外のG1タイトルを持つ5頭を含む、出走予定の15頭すべてが重賞勝ち馬とのことで、好メンバーが揃ったレースとなります。
そのメンバーの中の1頭に出資馬であるパンサラッサが含まれていて、その脚質から今回も注目を浴びています。
そこで今回は、パンサラッサの近況と最終追い切り後の陣営のコメントなどを見ていきたいと思います。
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天皇賞秋2022パンサラッサの近況は?
パンサラッサの調教を見てみましょう。
日付 | 騎乗 | 場所 | 内容 |
---|---|---|---|
22.10.26 | 助 手 | 栗東坂
良 1回
|
53.6-38.8-24.9-12.1 馬ナリ余力 |
22.10.23 | 助 手 | 栗東坂
稍 1回
|
59.6-42.8-27.4-13.4 馬ナリ余力 |
22.10.19 | 助 手 | 栗東CW
良 6F
|
-79.9-65.0-50.9-37.2-12.1(7) 稍一杯追う
ラヴェル(二歳1勝)一杯の内0.4秒追走0.1秒先着
|
22.10.16 | 助 手 | 栗東坂
良 1回
|
56.2-40.7-26.2-12.9 馬ナリ余力 |
22.10.13 | 助 手 | 栗東坂
良 1回
|
53.1-38.2-24.8-12.2 馬ナリ余力 |
22.10.10 | 助 手 | 栗東坂
不 1回
|
59.0-42.8-27.8-13.7 馬ナリ余力 |
帰厩後の追い切りを見てみると、1週前追い切りでは、今日(10/29)アルテミスSで優勝したラヴェルともう1頭の3頭での併せ馬。
80秒を切る好時計でしっかりと先着をしていましたが、矢作調教師のコメントを見ると、「時計、動き、調教後の息の入り、いずれも悪くありませんが、現時点ではまだ良くなる余地があるといったところ(一部抜粋)」とちょっと物足らなさが残る調教だったようです。
そして、最終追い切りは、坂路で単走での追い切り。
この時のコメントは、「時計は53秒台とやや遅めですが、馬場が重く、全体的な時計が掛かっていましたので納得はしていますし、やや物足りなかった先週に比べて、今週は一段上がった感じ。身のこなしが良くなっています(一部抜粋)」と、先週よりも一段上がったとの評価。
ただ、ここ2戦を見ると、スタートダッシュがいまいちで、二の脚を使って先頭に立つ競馬となっているので、そこがどうかですよね。今回は2枠3番からスタートになりますし、前のように出遅れてしまうと、馬群に包まれてしまう可能性もあります。
陣営も色々と工夫をして調教を行ってくれていますし、レース当日はメンコを早めに外してスイッチを入れる方向で検討中とのこと。
それでどこまで変わってくれるか注目したいですね!
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天皇賞秋2022パンサラッサの陣営のコメント
パンサラッサ陣営のコメントを見ていきたいと思います。
今回は、メディアの情報から抜粋してみました。
- ポテンシャルの高い馬だし、パンサラッサを信用しています(池田厩務員)
- 切れ勝負ではきついので、いかに先手をとれるか。うまく向正面までに前に行って、ペースを落とさずに最後は自分から動いていきたい(吉田豊騎手)
- ようやく状態が上がってきた。追い切り日より、今朝の方が良かった。
思い切って行ってほしいという指示はする。(矢作調教師)出典:Yahoo!ニュース
また、広尾サラブレッド倶楽部からのコメントの一部を見てみると、
過去の事例からも天皇賞・秋を逃げ切って勝つことは簡単ではありませんが、それでもここは自分の競馬に徹するだけ。何とかスタートを決めて、この馬の逃げができればと思っています。どんな調教過程であっても競馬に行ったら頑張ってくれる馬ですから、そのあたりにも期待したいところです(矢作調教師)
と、やはりスタートを決めて「逃げ」に徹して欲しいということが伝わってきますね。
競馬ファンの中には、パンサラッサの「大逃げ」を見て魅了されたというファンもいるので、当日はしっかりとスタートを決めて、パンサラッサらしい「大逃げ」を是非見せてもらいたいですね。
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天皇賞秋2022パンサラッサのwiki風プロフィール
最後に、パンサラッサのwiki風プロフィールをまとめました。
- 名前:パンサラッサ(Panthalassa) ※香港表記「本初之海 」
- 馬名由来:父名からの連想で“かつての地球に存在した唯一の海”。G1レースに勝利し、唯一の王者になってほしいとの願いを込めて
- 生年月日:2017年3月1日
- 年齢:5歳(2022年10月現在)
- 血統:父 ロードカナロア×母 ミスペンバリー(母父:モンジュー)
- 性別:牡馬
- 毛色:鹿毛
- 生産地:新ひだか町
- 生産者:木村秀則
- 戦績:23戦6勝 主な勝ち鞍→22’ドバイターフ(G1)、22’中山記念(G2)、21’福島記念(G3)
- 近親:ディメンシオン(半姉)、エタンダール(半兄)
- 調教師:矢作芳人(栗東)
- 馬主:広尾レース
天皇賞秋の後のレースについてですが、
12月11日(日)の香港・シャティン 香港カップ(G1・芝2000m)に選出され、招待を受諾しました
と正式に広尾の公式HPでも発表されています。
それに弾みをつける意味でもなんとか上位争いに食い込んでもらいたいですし、好結果を願いたいです!
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まとめ
今回は、「天皇賞秋2022パンサラッサ逃げて国内G1奪取なるか!近況も紹介!」と題してお伝えしてきました。
前走の札幌記念では、ジャックドールとの逃げ馬対決で敗れはしましたが、最後までパンサラッサらしい粘りに粘ったレースを見せてくれました。
今回もジャックドールを始め、シャフリヤールやイクイノックス、ジオグリフなど強敵揃いですが、パンサラッサもドバイターフを制した実力の持ち主ですから、再びパンサラッサらしい競馬で観衆を沸かせてもらいたいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※出資馬画像、動画、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。