広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊱《更新日5/5~5/6》

※当サイトはプロモーションを含んでいます

広尾サラブレッド倶楽部

《更新日5/5~5/6》

  • 【トレセン在厩馬】:バスラットレオン、ルーシッド
  • 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、パンサラッサ、マミリアス、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、アリシアン

今週の競馬には、バスラットレオンがG1初制覇をかけて、NHKマイルCへと出走しました。しかしながら、スタート直後にまさかの落馬・・・。鞍上の藤岡騎手もバスラットレオンも怪我や異常は見られず一安心ですが、これも競馬ということでしょう。

落馬とは言え、バスラットレオン自身は最後まで走っていましたので、疲労具合がどうなのかも気になる所ですが、次走はどこを使うことになるのかにも注目ですね。



広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㊱トレセン在厩馬編

まずは、バスラットレオンのレース結果を含め、トレセン在厩馬から近況を見ていきたいと思います。

バスラットレオン(牡3)

【プロフィール】

  • 血統:父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
  • 生産:浦河産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.09

 発走直後に他の馬に関係なくつまずいて騎手が落馬し、競走中止となっています。
馬の調子はすごく良かったですし、多くの方々の本馬にかける期待度の高さも重々承知していただけに・・・本当に申し訳ございませんでした」(藤岡佑騎手)
装鞍所からパドック、そして返し馬までは完璧でした。その分、馬の反応が良すぎてしまったようで・・・。申し訳ございませんでした。今のところ、馬に異常は見られませんので、週明け以降もこのまま無事かどうかをしっかりと確認し、またご相談させていただければと思います」(矢作調教師)
ゲートが開いた直後につまずいて前のめりになり大きくバランスを崩し、やむなくジョッキーが落馬。無念の競走中止となってしまいました。競馬に参加できなかった悔しさは言うまでもなく残りますが、人馬の無事を確認できたのは不幸中の幸い。今後も矢作調教師と密に意見交換を行い、必ずや雪辱を果たしたいと思います。(HTC)

引用元:広尾サラブレッド倶楽部

藤岡騎手も悔しいでしょうね。矢作厩舎ではスーパーホーネットで3度G1での2着がありますし、今回こそ矢作厩舎の馬でG1制覇を成し遂げたかったと思います。

返し馬までは完璧だったと矢作調教師も仰っているように、タラレバになってしまいますが、スタートが決まっていたらどんな競馬になっていたのか・・・。この悔しさは次走でしっかりと巻き返してもらいたいですね。

ルーシッド(牡2)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.06

栗東トレセン在厩。引き続き、おもに坂路にて普通キャンター1本を消化。先週末は馬場状態が悪かったため練習および受験を見送り、きのう二度目のゲート試験に臨みましたが、またしても合格をもらえませんでした。
「前扉やゲート音に驚いているわけではないのですが、一歩目の出がひと息だった分、発走委員に目をつけられ、その結果『ちょっと遅かったかな』と指摘を受ける形になりました。まだこの時期の2歳馬ということもあり、あまり試験ばかりを続けていると、トモなどに疲れが溜まってくることも予想されますからね。日々の様子を見ながら、慎重に対応していきたいと考えます」(高柳大調教師)

今回2回目のゲート試験でも合格をもらうことが出来ませんでした(^^;
前回は、少しヨレてしまったことで不合格となっていたので、それが無ければ大丈夫かと思っていましたが・・・。ゲート試験の審査も、試験官によって差があるようなので、何とも言えませんが、早めにパスしたいところですよね。

 



広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊱牧場在厩馬編

続いては、牧場在厩馬を見ていきます。

クレッシェンドラヴ(牡7)

【プロフィール】

  • 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産:新ひだか産
  • 関東:林徹 厩舎

【クラブのコメント】

21.05.05

テンコートレーニングセンター在厩。現在はおもにトレッドミルにてダク2000m、軽いキャンター2500m相当を消化しています。
「今週よりトレッドミルでキャンターを入れ始めました。やり出せば自ずと駆けてくれる感じの馬ですからね。目下は慌てることなくしっかりと休養期間を取り、心身のリフレッシュを促してあげたいと思います。跨るのは来週くらいからでも問題ないでしょう」(伊藤マネージャー)

先週から少しずつトレッドミルでタグを始めていましたが、今週はキャンターも始めたようです。現時点では、もう少し休養させることが目的のようなので、しっかりとリフレッシュさせてから徐々に乗り進めていくようですね。
どこを目標に置いて進めていくのかはまだ分かりませんが、再び上を目指せるように頑張ってもらいましょう。

グランソヴァール(牡5)

【プロフィール】

  • 血統:父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産:新ひだか産
  • 所属厩舎:尾関知人 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.05.05

スピリットファーム在厩。おもにダート周回コースにてハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを乗り込まれています。
特に痛いところなどはなく、トモの感触も本馬の通常時のそれ。この調子で距離を延ばしていけば、来週末ぐらいから速めの時計を取り入れていけるのではないでしょうか。調教師によれば、『6月の出走をイメージしていきたい』とのこと。今の感じであれば、無理なく態勢を整えていけるかと思われます」(明智代表)

次走は6月頃を目標にしているようですね。6月の前半なら東京か中京でしょうか。後半となると、東京になりますかね。とりあえず、順調に調整は出来ているようですし、6月の出走となると、移動は再来週あたりになるかもしれませんね。


カナロアガール(牝5)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
  • 生産  :平取産
  • 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.05.05

大瀧ステーブル在厩。引き続き、ウォーキングマシン60分にて管理されています。
「日によって飼葉を食べ終わるまでの時間に不安定なところがあるなど、少々神経質な面もあるようですからね。まずはウォーキングマシンでの調整期間をきっちりと取ってあげた上で、今週末ぐらいから、徐々に跨っていきたいと考えます」(大瀧代表)

環境を変える意味で放牧先の変更があったカナロアガールですが、まだ慣れないのか神経質な面を見せているようですね(^^;
次走は条件も変えて欲しいのですが、どういった選択をするのでしょうか。

パンサラッサ(牡4)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.05

チャンピオンヒルズ在厩。水冷とレーザー照射によるケアを行い、様子見が続けられています。
念のため、もう一度こちらでもレントゲンを撮りましたが、やはり骨に異常はないとの診断。ただ、触るとまだ気にする仕草をみせますので、違和感が完全に取れてくるまでは騎乗を控えるほかない状況です。症状としては骨瘤に近い感じでしょうか。しばらくは体を休ませて、落ち着いてくるのを待ってあげたいと思います」(小泉厩舎長)

まだ、患部を触ると気にするような仕草があるということは、パンサラッサにとっては何か違和感があるということでしょう。
これまで、長い休みを取ることなく出走してきましたから、少しゆっくりしても良いかもしれませんね。


マミリアス(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
  • 生産  :新冠産
  • 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.05.05

テンコートレーニングセンター在厩。現在は、おもに周回コースにてハロン20~22秒ペースのキャンター2000mを消化しています。
「体つきや毛づやなども含めて、これといってダメージは見受けられませんが、続けてレースに使ってきた分の目に見えない疲れがあるはずですからね。まずは軽めの調整により心身のリフレッシュを促してあげてから、ピッチを上げていきたいと考えます」(伊藤マネージャー)

次走は、6月の交流戦も選択肢として入れるとのことなので、そこに入ることが出来れば、チャンスはありそうですね。ただ、交流戦に出走となると、「勝利」以外は意味がなくなりますので、そのためにも、まずはしっかりと疲れをとってもらって、万全の態勢で臨んでもらいたいところです。

ゴッドシエル(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:松永幹夫 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.05

イクタトレーニングファーム在厩。おもに周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週1回、坂路にて速めを乗り込まれています。
「普段は大人しく、跨ると急に気が入るような感じ。引っ掛かるようなテンションではあるものの、本馬を知る乗り手であれば問題なく駆けてくれますし、15-15を切るところも持ったままで登坂できていますよ。馬体重は465~470kgで推移しており、トモの肉も戻ってきましたので、この調子で乗り込みを強化していきたいと思います」(生田場長)

速めも乗り込まれて順調に来ていますね。トモの肉付きも戻ってきているようですし、トレセンの調教に耐えられるように、さらにしっかりと乗り込んでもらいましょう。

ヴィジャーヤ(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:池江泰寿 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.06

吉澤ステーブル湖南在厩。引き続きウォーキングマシン45分の後、トレッドミルでの運動を消化しています。
「今週からはトレッドミルで駈歩(時速22km)を交えての調整へ。ピッチを上げていることからも分かるように完治まであと少しの状況ですが、どうしても運動時に擦れますので、治るペースはゆっくりになってしまいます。引き続き予防管理を徹底し、獣医師に適時診察してもらいながら、乗り出しのタイミングを見極めていきます」(奥場長)

まだ完全には治ってないようですね(^^;この馬には期待しているのですが、こうなってくると地方転厩も視野に入ってくる可能性もありますよね。時間がないので、もどかしいところですが、まずはこのまま順調に行ってもらいたいです。


リナーシェ(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父キングカメハメハ×母ヴェイパー(母父:Galileo)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:四位洋文 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.05
 チャンピオンヒルズ在厩。左前の硬さを気遣い、一旦ペースダウン。現在は角馬場での調整に終始しています。
左前の硬さが目立ってきましたので、調教師とも確認を取り合い、大事を取ってフラットワーク中心の調整に切り替えました。目下はハッキングキャンターを交えながら体をほぐすように乗っており、この中間よりコンドロイチンを注入するなどのフォローも開始しています」(岡元厩舎長)
左前の硬さが目立ってきたのは心配ですね。そこに疲れが溜まりやすいのでしょうか?これが癖になってしまうと、強い調教が出来なくなってしまいますし、時間も限られていますので、今後がちょっと厳しくなってしまいますね。

アリシアン(牝2)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【クラブのコメント】
21.05.05
 チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにて軽いキャンター1500~2000m、ウッドチップ坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本、またはフェルトダート坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。馬体重502kg(5/5測定)
骨瘤に関しては、午前と午後にしっかりとケアしてあげれば乗り進めていけるレベル。性格は従順ですが、ピリッとした面も覗かせているように、気持ちのスイッチを持っていそうな馬でもありますからね。変に刺激して無駄押しにならないよう、念入りに手順を踏みながら鍛えていければと思います」(畠山厩舎長)
骨瘤に関しては、ケアをしていけば大丈夫そうですね。気性面にちょっとピリッとしたところがあるようなので、これが変な方向に行かないことを願うだけです(^^;今年の3歳馬は、気性面で苦労しましたからね。
ただ、デビューに関しては早めの始動になりそうとの情報もあるので、キャロットのラクスバラディーに次ぐデビューとなるかもしれません。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。


タイトルとURLをコピーしました