【広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㉖/キャロットクラブ出資馬近況㉛】
3月も半ばを過ぎ、2歳馬たちの移動も始まってきていますね。
スーパー未勝利戦が廃止となったり、スリーアウト制が導入されたりと、3歳馬達にとっては未勝利戦の終了時期が前倒しになっているので、晩成型が不利となり、より仕上がりの早さが重視されるようになっています。
それもあって2021年より3歳新馬戦の廃止も検討されていましたが、1開催繰り上げ(2月下旬まで)で決着していました。そのため、2021年度の芝の新馬戦は2月7日(日)、ダートの新馬戦も2月21日(日)で終了しました。
出資馬には、アクシデント等でまだデビューに至っていない3歳馬もいますが、2歳馬の中には既に北海道から移動した馬もいますので、今回はそれらの馬たちを見ていきたいと思います。
※広尾・キャロット両クラブでそれぞれ移動馬がいますので、まとめて書いていきます。
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アリシアン(牝2)
ますは広尾から2頭を紹介したいと思います。両クラブの中で移動1番手たっだアリシアンです。
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月3日生
- 血統 :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【陣営のコメント】
・21.03.12本日、美浦トレセンに入厩しています。
「北海道で順調にきていましたし、輸送も問題なくクリアしてくれましたからね。ここからは実際に手元でゲート練習と基礎体力アップに向けての調教を進めてみようかと思います。馬体重は490kg。大柄でも重苦しさはなく、いい体つきをしていますよ」(加藤征調教師)・21.03.18美浦トレセン在厩。坂路主体で乗られており、14日(日)そして昨日とやや速めで登坂しています。
「日曜日に15-15程度、そして昨日は同じ2歳牝馬と併走して馬なりで59.8-44.7-29.3-14.4を計時。ひとまず余裕のある動きで登坂できていましたよ。明日からはゲート練習にも着手し、来週はゲートを中心として調教を進めていく予定になっています」(加藤征調教師)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ルーシッド(牡2)
広尾2頭目はグランソヴァールの全弟であるルーシッド。
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月12日生
- 血統 :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
- 生産 :新ひだか産
- 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)
【陣営のコメント】
21.03.1715日(月)にシュウジデイファームを出発。本日、滋賀県大津市のチャンピオンヒルズに無事到着しています。
「熱発もなく、飼葉をちゃんと食べてくれており、すでにウォーキングマシンにも入っていますよ。明日から騎乗を開始し、様子を見ながら徐々に進めていきたいと思っています」(木村マネージャー)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ラクスバラディー(牝2)
広尾の2頭に続いて北海道から本州へと移動したのが、キャロットのラクスバラティーです。
【プロフィール】
- 生年月日:2019年3月20日
- 血統 :父ドゥラメンテ×母リッチダンサー (母父:Halling)
- 生産 :ノーザンファーム
- 所属厩舎:清水久詞 厩舎(栗東)
【陣営のコメント】
・21/3/18 NF天栄
18日にNF天栄へ向けて移動しました。「ここまで速めの調教をコンスタントにこなしても反動は見られず、順調に乗り込みことができていました。その状況を踏まえて厩舎サイドと相談していた結果、ひとまずこのタイミングでNFしがらきへ移動して、現地で栗東トレセンへの入厩に備えることになりました」(早来担当者)
・21/3/20 NFしがらき
20日にNFしがらきへ移動しました。
引用元:キャロットクラブ
過去に出資したキャロットの馬の中では4月に移動した馬は何頭かいましたが、3月中の移動は初めてで、今回のラクスバラディーが一番早い移動となりました。
この血統はホーカテンペストを始め、フロアクラフト・メリーモナーク・グランデセーヌ・クロスキーに出資していました。ただ、何故か重賞を制覇したバウンスシャッセ・ムーンクエイク・コントラチェックには縁がなく出資が出来ませんでした(^^;
なので、このラクスバラディーでは重賞制覇を達成したいと思います。
馬格もあり、調教動画を見ても早めのペースでも楽に坂路を登坂出来ていました。この血統に特有の気性面に関しても今のところ大丈夫そうですし、さらにこの血統では初めての栗東所属となるので、楽しみな存在です(^^♪
2歳馬の移動始まる!まとめ
広尾・キャロットの出資馬で、既に北海道から本州へと移動した2歳馬を挙げてみました。
今回移動した3頭は比較的馬格もあり、体質も強いイメージがあるので、それも早期デビューに向いていると思います。
昨今の競馬では、早めにデビューさせて賞金を稼ぎ、クラシックを目指す傾向が強くなっていますし、そう考えると早期デビューできる可能性があるので、楽しみが増しますね(^^♪
ただ、この馬に限らず北海道にいた頃と評価がガラリと変わってしまう馬も過去にはいたので、トレセンへ移動した際の評価にも注目したいと思います。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾・キャロット)より許可をいただき掲載しています。
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