広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊳《更新日5/19~5/20》

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広尾サラブレッド倶楽部

《更新日5/19~5/20》

  • 【トレセン在厩馬】:バスラットレオン、ルーシッド
  • 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、パンサラッサ、マミリアス、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、アリシアン

本日行われたオークス(GⅠ)は、ユーバーレーベンが優勝!ソダシは8着でした。ソダシは前半にちょっと掛かっているようにも見えたのと、ちょっと距離が長かったですかね(^^;

そして、来週はいよいよ競馬の祭典東京優駿【日本ダービー(GⅠ)】。そのレースには、出資馬としては初めてバスラットレオンが出走します。

前走のNHKマイルCは、残念ながら落馬となり競争中止。その後も落馬の影響はなく、来週の日本ダービーへ向かいます。

左回りや距離、そして脚質などからどんなレースとなるのか。不安もありますが、楽しみでもあります。

札幌2歳S組は、1着のソダシが桜花賞、2着のユーバーレーベンがオークスを制し、3着だったバスラットレオンにも注目が集まるでしょうね

では、先週の近況を見ていきたいと思います。



広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㊳トレセン在厩馬編

まずは、トレセン在厩馬の近況から。

バスラットレオン(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.20
 栗東トレセン在厩。日曜日から坂路入りしており、あす追い切りを行う予定になっています。

「乗り役曰く、『坂路での行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい動いてくれている』とのこと。状態はいつも通り元気いっぱいで、特に問題もなく順調にきていますよ。次走は5月30日(日)東京11R 東京優駿〈日本ダービー〉(GⅠ・芝2400m)へ。父がキズナですから2400mの距離をこなしてくれてもおかしくはありませんが、ここまでの経緯からすれば、正直やってみないと分からないというのが本音でもあります。明日追い切って、最終追いは来週の水曜日を予定。引き続き、しっかりと状態を確認していきたいと思います」(矢作調教師)

 

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.05.21 藤岡佑 栗東坂

不 1回
54.5-40.1-26.8-13.4 馬ナリ余力
NHKマイルCでの落馬の影響も全くなさそうですね。それどころか、「坂路での行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい」と状態面に関しては絶好調でしょうか(^^♪
ただ、日本ダービーは距離が一気に2400mまで延びます。矢作調教師のコメントにもあるように、血統的にはこなせてもおかしくありませんが、体型などを見ると、ベストはやはりマイル前後になるかもしれません。
ですが、同じ3歳馬同士のレースでもあり、コメントにもあるように「やってみないと分からない」ので、まずは無事にレースに出走できるように見守りたいと思います。

ルーシッド(牡2)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.20
 栗東トレセン在厩。16日(日)に坂路にて14-14程度を消化しています

「平日はゲート練習が中心で、週末のみ少し速めを登坂。二度の試験結果を踏まえて、この中間はゲート試験を受けずにもう一度最初からじっくりと練習を積んでいるところです。一歩目さえ出てくれれば、その後は標準レベルで動いてくれますからね。今朝の練習の感じであれば、近々にも合格を見込める状態にまで持っていけるものと思われます」(高柳大調教師)

 

【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容
21.05.16 助 手 栗東坂

重 1回

58.3-42.1-27.9-14.1 強めに追う

ディパッセ馬ナリを0.1秒追走同入
21.05.12 助 手 栗東E

 - - - - -14.4 ゲートナリ
これまで2回ゲート試験に落ちてしまっているルーシッドですが、練習では問題なさそうですね。
今週は晴れて「合格」の通知がもらえるように頑張ってもらいたいですね(^^♪


広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㊲牧場在厩馬編

続いて、牧場在厩馬たちの近況を見ていきます。

クレッシェンドラヴ(牡7)

【プロフィール】

  • 血統  :父ステイゴールド×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:林徹 厩舎

【関係者のコメント】

21.05.19
 テンコートレーニングセンター在厩。引き続き、おもに周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター2000mを乗られています。

「『馬は疲労が蓄積し消耗する』との考えのもと、立ち上げは急がずゆっくりと。まずは体をほぐしてあげるような感覚で乗り出しています。ここでしっかりとリフレッシュを促し、来週もしくは再来週くらいから少しずつ進めていく形でよいでしょう。7歳でも若々しく、元気を失うようなことはありません」(伊藤マネージャー)

今週もリフレッシュ中心の調整ですね。
このペースだと、次走は7月くらいになりますかね。7歳でも若々しいとありますし、まだまだ頑張ってもらいたいですね。

グランソヴァール(牡5)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:尾関知人 厩舎(美浦)

【関係者のコメント】

21.05.19
 スピリットファーム在厩。引き続き、おもにダート周回コースにてハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週1回の15-15を乗り込まれています

「きのう半マイル15-15を乗りました。背腰については速めをやった翌日のみ少し張る程度で、こちらがしっかりとケアしてあげれば問題のない範囲。今後は雨が続きそうですが、なるべく馬場状態の良い日を選んで、さらに乗り込んでいきたいと思います。調教師によれば、『第3回東京開催を意識。来週末あたりには帰厩させる方向で調整中』とのことでした」(明智代表)

特に体調面にも問題もなく、順調ですね。第3回の東京開催を目指すようなので、復帰戦は6月となりそうです。
障害戦も一度経験しましたし、次走はスムーズな競馬が出来れば勝ち負けを意識できるかもしれませんし、頑張ってもらいたいですね。

カナロアガール(牝5)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
  • 生産  :平取産
  • 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)

【関係者のコメント】

21.05.19
 大瀧ステーブル在厩。おもに角馬場にてハッキング1500~2000m、周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを乗られています。

「現時点での印象としては思っていたほどピリピリしておらず、元気の良さのなかに落ち着きもある感じ。体調に不安はなく、精神面もほどよくバランスが取れているように思います。特に気になる点はありませんので、引き続き日々の様子を見ながら、徐々にピッチを上げていきましょう」(大瀧代表)

とりあえず、体調面・精神面ともに安定しているようですね。
次走はどこを使うのかですが、適条件のレースに使ってもらいたいところです。


パンサラッサ(牡4)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.19
 チャンピオンヒルズ在厩。引き続き、ウォーキングマシン60分による管理となっています。

「決して悪くはなっていませんが、まだハッキリ目に見えるような良化とまではいかない様子。触診時も敏感な反応を示しますし、ときおり立ち上がろうとする仕草を見せることもありますからね。引き続き、冷却とレーザー照射でフォローしながら、月末あたりに改めてレントゲン検査等のチェックを行い、経過を観察していく予定になっています」(小泉厩舎長)

なかなかスッキリとはしてこないようですね。触診時も反応を示すとあるように、パンサラッサ自身も気にしているようですし、ちょっと心配です(^^;
ここは時間も必要かと思いますが、じっくりと治してもらいたいですね。

マミリアス(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
  • 生産  :新冠産
  • 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)

【関係者のコメント】

21.05.19
 テンコートレーニングセンター在厩。今週から坂路入りを開始しています。馬体重489kg(5/13測定)

「周回コースで軽いキャンター2000mを乗ってから、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンターを1本。馬体にフックラとお釣りができたことですし、ここから順を追って時計を出していきたいと思います。日々の様子を窺いながら坂路を2本乗りに増やし、ピッチを上げていきましょう」(伊藤マネージャー)

馬体に余裕が出てきたようで、徐々にペースアップしていくとあります。次走に関しては、6月の地方交流戦が目標となるとしたら、6月の頭には入厩となるかもしれませんね。

ゴッドシエル(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:松永幹夫 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.19
 イクタトレーニングファーム在厩。先週同様、おもに周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週2回、坂路にて15-15前後を乗り込まれています。馬体重465kg(5月中旬測定)
「飼葉が少しでも実になってくれればということで、胃薬を与えながら調整中。今朝も15-15を行きましたが、手綱を持ったままで抑え込むような感じでの登坂となりました。調教師によれば、『検疫が取れれば、来週あたりに帰厩させたいと思います』とのことでした」(生田場長)
「来週あたりに帰厩」とあるので、今週には帰厩することになりそうです。そうなると、順調に行けば復帰戦は6月となりますかね。
少しでも去勢の効果が出てくれたらと思います。


ヴィジャーヤ(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:池江泰寿 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.19
 吉澤ステーブルWEST在厩。今週より、坂路入りを開始しています

「通常の騎乗時と同じバンテージを巻いて傷口をカバー。徐々にペースアップしており、現在は坂路にてハロン20秒ペースを上限として乗っています。乗り出しの直後だけ少し煩いところを見せましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、順調に日々のトレーニングをこなしてくれていますよ」(柴原担当)

ひとまず傷口に関しては、バンテージで保護すれば大丈夫そうですね。
ここから徐々にペースアップしていって、どの辺りでレースに使えるかどうかでしょうか。
未勝利戦終了まで時間も余りありませんが、何とか頑張ってもらいたいです。

リナーシェ(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父キングカメハメハ×母ヴェイパー(母父:Galileo)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:四位洋文 厩舎(栗東)

【関係者のコメント】

21.05.19
 ワコーファーム在厩。引き続き、おもにダク1500~2000m、ハッキングキャンター2000mを消化しています。

少しずつ解れてきていますが、まだ完全ではない様子。よって今週もサプリメントを与えつつ、軽めのメニューで様子を見ています。獣医師によれば、『筋肉や背腰、肩などピンポイントで傷んでいる箇所は見当たらない』ようで、『血液検査の数値から、スクミが解消に向かいつつある途中段階にあるのでは』とのことでした。飼葉喰いに関しては、当初よりも早く食べ終われるようになってきています」(脇担当)

まだ左前に硬さが残っているようですね。飼葉喰いに関しては、食べられるようになっているようなので、やはり馬体重がどれだけ増えてくれるかでしょうね。
なんとか最後まで諦めずに頑張ってもらいたいです。

アリシアン(牝2)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【関係者のコメント】
21.05.19
 チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにて軽いキャンター1500~2000m、フェルトダート坂路にてハロン17秒ペースのキャンター1本を消化。ウッドチップ坂路にて、週1回の15-15を開始しています。馬体重507kg(5/19測定)

骨瘤は徐々に楽になってきていますし、余裕を持って15-15に移行することができました。以前よりもムキになる感じはなく、それでいて走る気はありますからね。適度な感触を保って登坂してくれていますよ。今後は坂路コースをメインに速めの時計を出していきたいと思います」(畠山厩舎長)

骨瘤は楽になってきているとあるので、ひとまずは大丈夫そうですね。出資馬ではキャロットのラクスバラディーが先にデビュー戦を迎えますが、アリシアンが2番手になりそう。
今後は、早めの時計に慣れてくれば、帰厩も見えてきそうですね。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

 



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