いよいよ2022年6月26日(日)に阪神競馬場で第63回宝塚記念(G1)が行われます。
今回の出走メンバーを見ると、G1馬が5頭と豪華な顔ぶれとなっています。
昨年の年度代表馬のエフフォーリア、春の天皇賞馬タイトルホルダー、2020年の牝馬三冠デアリングタクト、そして大阪杯で初G1制覇したポタジェと、ドバイターフで初G1制覇を達成し、広尾サラブレッド倶楽部にも初G1をもたらしたパンサラッサ。
パンサラッサは、出資馬としても初めてG1をプレゼントしてくれた孝行馬です。
宝塚記念でも既に「逃げ宣言」をしていますし、どんな結果となるか楽しみです!
今回は、パンサラッサの近況をお伝えしていきます。
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宝塚記念2022パンサラッサのwiki風プロフィール
- 名前:パンサラッサ
- 馬名由来:父名からの連想で“かつての地球に存在した唯一の海”。G1レースに勝利し、唯一の王者になってほしいとの願いを込めて
- 生年月日:2017年3月1日
- 年齢:5歳
- 血統:父 ロードカナロア×母 ミスペンバリー(母父:モンジュー)
- 性別:牡馬
- 毛色:鹿毛
- 生産地:新ひだか町
- 生産者:木村秀則
- 戦績:20戦6勝 主な勝ち鞍→22’ドバイターフ(G1)、22’中山記念(G2)、21’福島記念(G3)
- 近親:ディメンシオン(半姉)、エタンダール(半兄)、アシタカ(半弟)
- 調教師:矢作芳人(栗東)
- 馬主:広尾レース
今回の宝塚記念は、ドバイターフを制してから国内レースとしての初戦となります。
帰国後は、少し疲れもあったようですが、それもすっかりと抜け、調教での動きの良さも目立っていました。
一週前追い切りの際に、担当の池田厩務員は「ゾクッとした。初めてオーラを感じた。これ以上望めないぐらいの出来。スタートが抜群だし、誰もついてこられないと思う。」とコメントされていて、体調面も含め、調子の良さが伝わってきますね。
今回のレースでも、「逃げる」だけですし、自分の競馬に徹してどこまで粘れるかでしょう。
距離に関しては、池田厩務員も矢作調教師も「1ハロン長いかも」と懸念されていますが、調子の良さでカバーしてもらいたいですね。
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宝塚記念2022パンサラッサの近況は?
パンサラッサの調教を見てみましょう。
日付 | 騎乗 | 場所 | 内容 |
---|---|---|---|
22.06.16 | 助 手 | 栗東CW
良 6F
|
-80.8-65.2-50.4-35.8-11.5(8) 強めに追う
ステイフーリッシュ(古オーフ゜ン)一杯の外0.4秒先行1.3秒先着
|
22.06.22 | 助 手 | 栗東坂
不 1回
|
51.7-36.8-23.8-12.0 馬ナリ余力 |
一週前と今週の調教ですが、一週前は「レースと同じように先行してそのまま逃げ切ってしまった」と矢作調教師も笑っていました。
また、今週の追い切りも馬なりで「51.7-12.0」と絶好調!
「言うことないね。本当にいい。先週にびっしりやってからよくなっている。びっくりするくらい状態はいい。」と矢作調教師も太鼓判を押されていましたが、やはり懸念は距離。
そのことに関しては、「1800~2000メートルがいいのかなとは思うが、本当に力を付けているし、内回りなら、こなしてくれないか」とのコメントをされていました。
コーナリングは上手いと言われているパンサラッサですし、本格化した今ならこの距離でもと期待もしたくなりますね。
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宝塚記念2022パンサラッサの陣営のコメント
パンサラッサ陣営のコメントです。
矢作調教師
先週速いところをやっていますので、今週は予定通り52秒くらいで反応を見る程度。湿った馬場を良い動きで駆け上がってきましたし、コンディションや毛づや、飼葉喰いなど、どれを取っても良好。先週と今週できっちり仕上がりました。ドバイ遠征を経て、さらに馬が成長しているようにも感じますので、あとは距離の2200mでしょう。さすがにGⅠだけあってごまかしの利くようなメンバーではありませんが、(勝っている2000mから)1ハロン延長くらいであればこなしてくれないものかと。本番でやってみて克服できるようであれば、選択肢も広がりますからね。今回もこの馬の競馬に徹するだけ。それがレース自体を盛り上げることにもなると思いますし、楽しみにしています
矢作調教師からの「コンディションや毛づや、飼葉喰いなど、どれを取っても良好。先週と今週できっちり仕上がりました。」とのコメントは、さすがですね!
他のメディアの取材でも「状態に関しては保証できます」「いずれにしても行くしかない。こちらは挑戦者なので、自分の競馬に徹したい」と力強いコメントがあり、本番が楽しみです。
あとは距離の2200mがどうか。
「本番で克服できたら選択肢が広がる」と公式でのコメントもあるように、登録済みの凱旋門賞も視野に入ってくるかもしれませんね。
宝塚記念【枠順確定】#タイトルホルダー 3枠6番#エフフォーリア 2枠4番#オーソリティ 1枠1番#デアリングタクト 4枠7番#ディープボンド 7枠15番#アリーヴォ 7枠13番#パンサラッサ 6枠11番#宝塚記念
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また、枠順は【6枠11番】となりましたが、内にタイトルホルダーやアフリカンゴールドがいます。
逃げるパンサラッサにとっては、どこからでも行けるかもしれませんが、どんな展開となるか注目です!
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まとめ
今回は、「宝塚記念2022パンサラッサ大逃げでG1連勝なるか!近況を紹介!」と題してお伝えしてきました。
ドバイターフを制して、帰国後初戦となる今回の宝塚記念。
メンバーは強力ですが、ここでも自分の競馬に徹してどこまで粘れるかですし、頑張ってもらいたいですね。
秋は、今回のレース次第にはなると思いますが、凱旋門賞にも登録していますから、それに向けて良い結果となることを願っています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※出資馬画像、動画、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。