《近況更新2/3~2/4》
- 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、カナロアガール、バスラットレオン、ヴィジャーヤ、リナーシェ、マーテル、マミリアス、フィルメーザ、ラヴマイウェイ
- 【トレセン在厩馬】:エベーヌ、マミリアス、ゴッドシエル
今週の競馬へはグランソヴァールが 白嶺ステークス(3勝クラス・ダ1600m)へ、パンサラッサが関門橋ステークス(オープン・芝2000m)へと出走します。
2頭の近況は個別に更新したいと思いますので、まずはその他の出資馬たちの近況を見ていきたいと思います。
広尾サラブレッド倶楽部(牧場在厩馬編)
では、牧場在厩馬から見ていきたいと思います。
クレッシェンドラヴ(牡7)
【プロフィール】
- 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
テンコートレーニングセンター在厩。周回コースにて軽いキャンター1000m、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1~2回、15-15程度を乗り込まれています。
「もうすっかり疲れが抜けて、段々とボディコンディションが上向いてきました。来週からはおもに火曜日と金曜日の週2回、少し速めを取り入れていきたいですね。いつもの元気をそのままに、普段は落ち着きもあって、だいぶ馬の雰囲気が良くなってきたように感じます」(伊藤マネージャー)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
疲れも抜け、だいぶ調子も上向いてきているようです。
既に15-15のペースでも乗られていますし、このまま継続していければ、徐々に帰厩が近くなってきそうですよね(^^♪
カナロアガール(牝5)
【プロフィール】
- 父:ロードカナロア 母:サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
- 生産:平取産
- 関東:田村康仁 厩舎
【クラブのコメント】
高木競走馬育成牧場在厩。おもに周回コースにてダク1800m、ハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回、3~4F15-15を乗り込まれています。馬体重510kg(1/28測定)
「先週の金曜日にも半マイル15-15(終い1F13秒台前半)を馬なりで。ここにきて、過去と比較をしても遜色のない状態にまでコンディションを上げつつあるように感じます。調教師によれば、『そろそろ始動のタイミングを考えていきたいところ。芝のレースはメンバーが揃いがちですし、あともう一歩を補う意味で、今年はダートも視野に入れながら』とのことでした」(高木場長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ようやく「帰厩」が近くなってきたようですね。
状態も良さそうですし、今度こそ1勝クラスを卒業したいところ。
ただ、今回は「ダート戦も視野に」とありますので、ダートの適性があるのかどうかでしょう。
馬格はあるので大丈夫だと思いたいですが、実際に走ってみないことには分かりませんからね(^^;
バスラットレオン(牡3)
【プロフィール】
- 父:キズナ 母:バスラットアマル(母父:New Approach)
- 生産:浦河産
- 関西:矢作芳人 厩舎
【クラブのコメント】
チャンピオンヒルズ在厩。おもにウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1~1本半を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「15-15の感触にも問題がないことから、今朝より13秒台の調教に移行しました。これくらいのペースは手綱を持ったままでも楽々と登坂していく感じですよね。走り方などはまだ荒削りといった様子。これも成長過程のひとつと言えそうで、もう一段良くなってくる余地を残している馬だと思います」(小泉厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
今週から13秒台の調教へと移行しています。
「このくらいだと楽々と登坂できる」とあるのは頼もしい限り(^^♪
さらに「もう一段良くなる余地がある」とのことなので、次走が楽しみになりますね!
【追記】
netkeiba.comのサイトで、バスラットレオンのページに次走予定が「2021/3/7(日) (中山)芝1600m」と出ていました。
自己条件で1勝クラスとなるので、ここが本線なら負けられない一戦となりそうです。
当日は弥生賞のある日でもあるので、鞍上も気になりますね。
ヴィジャーヤ(牡3)
【プロフィール】
- 父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
- 生産:浦河産
- 関西:池江泰寿 厩舎
【クラブのコメント】
吉澤ステーブルWEST在厩。引き続き、おもに坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター2本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。馬体重494kg(2月初旬測定)
「13-13の本数を重ねていく中でも順調に乗り込めており、口向きや精神面が良化に向かうことで、併走調教もスムーズにこなせるようになり、走りが安定しつつありますね。あとは体力面。レースに向けてとなるとまだ少々物足りなさを感じますので、さらに乗り込んでいきたいところです」(佐藤マネージャー)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
速めを乗りながらも馬体重は494㎏まで増えているのは好感が持てますね(^^♪
口向きや精神面もだいぶ良化しているようですし、あとはレースを迎える上での体力面とのこと。
血統的にも期待している馬ですし、池江調教師も「走る馬が持つ雰囲気を感じる」と募集時にコメントを寄せています。
デビュー戦は既走馬たちとのレースになりますし、最初から勝負できるような走りを期待したいですね。
リナーシェ(牝3)
【プロフィール】
- 父:キングカメハメハ 母:ヴェイパー(母父:Galileo)
- 生産:浦河産
- 関西:武幸四郎 厩舎
【クラブのコメント】
宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにて軽いキャンター2400m、坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
「先週末はハロン18秒ペースで入って、2F14.5-13.8をマーク。その後も飼葉を残すことなく食べてくれていますし、馬体重も430kgをキープできているように、だいぶ状態が上向いてきている感じです。体高が低めのぶん、なかなか大きく目方は増えてきませんが、見た目に細い印象はなく、この馬なりに肉づきも良くなっていると思います。この調子で帰厩に向けての態勢を整えていきたいですね」(青山調教主任)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
リナーシェもいよいよ帰厩が見えてきました。
馬体重も430㎏をキープできていますし、状態も上向き(^^♪
レースでもその状態の良さが出てくれると良いのですが。
マーテル(牝3)
【プロフィール】
- 父:ドゥラメンテ 母:マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
- 生産:浦河産
- 関西:武幸四郎 厩舎
【クラブのコメント】
チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにてハロン20~22秒ペースのキャンター2000~3000m、ウッドチップ坂路コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
「坂路でもだいぶ乗りやすくなってきており、真っ直ぐしっかりと走っている時の乗り味には良いものを感じます。この調子で週末にかけてハロン14~15秒まで上げてみたいですね。身体を動かして行くなかで牝馬のキリッとした感じが出てくるのは想定内。現時点で気性的にひどく火がつきそうな印象はありません。飼葉喰いも良好で、馬体重はさらに485kgまで増えています」(畠山厩舎長)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
だいぶ状態も上がっているようですね。
坂路で真っすぐ走っている時の「乗り味の良さ」も指摘されていますし、気性面に関しても今のところ大丈夫そう。
馬体重もデビュー戦では456㎏でしたが、485㎏とだいぶ増えて見栄えも良くなってきているでしょうか。
次走は良い走りを見たいですね。
フィルメーザ(牝3)
【プロフィール】
- 父:タートルボウル 母:コスモライセンス(母父:アグネスタキオン)
- 生産:日高産
- 関東:小手川準 厩舎
【クラブのコメント】
岩城ステーブル在厩。今週より、速歩運動に移行しています。
「先月末のレントゲン検査により、経過が良好であることを確認。1日(月)からトレッドミルでの速歩を開始しています。現在はウォーキングマシン50分、トレッドミルにて1500m相当を消化しており、徐々にその距離を延ばしていく予定です。移行後も歩様などに問題はみられません」(岩城代表)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
ひとまずレントゲンでの検査も良好とのことで、次のステップの速歩へと無事に移行しています。
ウォーキングマシン50分に加え、トレッドミルも1500mと距離を伸ばしています。
このまま順調にこなしてもらって、次のステップへ向けてまたしっかりと頑張ってもらいましょう(^^♪
ラヴマイウェイ(牝3)
【プロフィール】
- 父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
- 生産:新ひだか産
- 関東:林徹 厩舎
【クラブのコメント】
シュウジデイファーム在厩。先週同様、おもにBTCの屋内ダートトラックにて軽め2400m、坂路にて普通キャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
「この中間より、3F40秒を切るくらいのペースを織り交ぜながら。コース入りの際にゴネたり、登坂を拒否したりすることもなく、引き続き乗り進めることができていますよ。ただし、メンタル面に細心の注意を払っていく必要があることから、まだ坂路1本乗り、単走という条件付きの状況です」(石川代表)引用元:広尾サラブレッド倶楽部
広尾サラブレッド倶楽部(トレセン在厩馬編)
次は、トレセン在厩馬の近況を見ていきたいと思います。
エベーヌ(牝3)
【プロフィール】
- 父:ダンカーク 母:ラズベリータイム(母父:フジキセキ)
- 生産:新ひだか産
- 関西:高柳大輔 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。昨日、坂路にて併せ馬で追い切られました。
「坂路だと気難しさを見せることが少なくなってきており、感触や動きだけでいえば及第点。ただ、コースだとまだ危なっかしい面がありそうですので、次走については適時コースで追い切りを行い、ブレーキをかけるようなところがなくなった時点で具体化させていきたいですね。ブリンカーを装着すると驚いて気にしてしまいますので、今週は着用せず。今のところはレースでも使用しない方向で考えています」(高柳大調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.02.03 助 手 栗東坂 重 1回55.3-39.4-25.4-12.8 一杯に追う ジュンストーム(三未勝)一杯を0.4秒追走クヒ゛先着21.01.31 助 手 栗東坂 良 1回56.9-41.5-27.4-13.4 馬ナリ余力 引用元:広尾サラブレッド倶楽部
坂路での追い切りだと、感触や動きは良くなってきているようですね。
3日での追い切りでも、きっちりと相手に先着しています。
ただ、コースだとまだ危なっかしいというのはちょっと不安ですね(^^;
ブリンカーに関しても、大丈夫だったり、逆効果だったりとその時によって変わってしまうので、レースでは付けないようですが、なんとか真面目に走ってもらいたいところ。
マミリアス(牡3)
【プロフィール】
- 父:リオンディーズ 母:ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
- 生産:新冠産
- 関東:根本康広 厩舎
【クラブのコメント】
美浦トレセン在厩。昨日、南ウッドにて併せ馬で追い切られました。
「放牧から帰ってきた後も、いい意味で変わりはありません。それでも少しずつ成長しているのは確かですので、これを阻害しないように進めていきたいですね。目標レースは2月20日(土)東京6R 3歳未勝利(芝1600m)。レースぶりに幅が出てくるのはこれからなのかもしれませんが、マイルの距離に戻れば巻き返せるのではないでしょうか」(根本調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.02.03 助 手 美南W 稍 5F- -70.1-53.9-39.9-13.6(6) 馬ナリ余力 サイモンベラーノ(古馬1勝)強めの内を0.8秒先行3F付同入21.01.06 藤田菜 美南W 良 5F- -69.6-53.7-40.6-14.7(4) 馬ナリ余力 ワンダーセトラ(古馬1勝)強めの内同入引用元:広尾サラブレッド倶楽部
追い切りは順調にこなせていますね。
前走はちょっと距離が長すぎた印象ですし、今回の目標レースは20日の芝1600m。
今回は、見せ場のあるレースぶりを期待したいです(^^♪
ゴッドシエル(牡3)
【プロフィール】
- 父:エピファネイア 母:ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
- 生産:新ひだか産
- 関西:松永幹夫 厩舎
【クラブのコメント】
栗東トレセン在厩。昨日、坂路にて時計をマークしています。
「普段は広いコースでリラックスしながら調教できているのですが、坂路などの狭いコースに入るとどうしても力んでしまい、一生懸命に駆けてしまいますね。前半もっとリラックスして走ってくれれば、後半も伸びるはずなのですが…力みの解消が課題となってきます。飼葉喰いに関しては、ひと頃よりもだいぶ安定。2月13日(土)阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)あたりを目標に調整を進めていきたいと思います」(松永幹調教師)【調教時計】
日付 騎乗 場所 内容 21.02.03 助 手 栗東坂 重 1回53.8-40.3-27.6-14.6 一杯追バテ 21.01.27 助 手 栗東坂 重 1回55.3-40.6-26.5-13.6 末強め追う 引用元:広尾サラブレッド倶楽部
今回の追い切りでの終いが垂れてしまったのは、そういう理由からだったんですね(^^;
前半に一生懸命に走り過ぎてしまうと、レースに行っても同じように最後バテバテの状態になってしまいますし、上手くリラックスした走りを覚えてもらいたいですよね。
次の目標レースは2000mを使うようですので、そのリラックスした走りが出来るようになんとか仕上げて頂きたいです。
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。