広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉟《更新日4/28~5/1》

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広尾サラブレッド倶楽部

《更新日4/28~5/1》

  • 【トレセン在厩馬】:バスラットレオン、マーテル、ラヴマイウェイ、ルーシッド
  • 【牧場在厩馬】:クレッシェンドラヴ、グランソヴァール、カナロアガール、パンサラッサ、マミリアス、ゴッドシエル、ヴィジャーヤ、リナーシェ、アリシアン

先週の競馬に出走したパンサラッサ、マミリアス、マーテル、ラヴマイウェイですが、それぞれ発送除外、8着、18着、18着と散々な結果となってしまいました・・・

そして、マーテルは今週も連闘で出走となりましたが、11着と故障馬を除けば最下位となり、引退が決まりました。さらに、ラヴマイウェイは地方(名古屋競馬)に転籍となりましたが、戻って来れるのかどうか。

来週のバスラットレオンには、この悪い流れを断ち切ってもらえるような走りを見せてもらいたいです。



広尾サラブレッド俱楽部出資馬近況㉟トレセン在厩馬編

では、近況を見ていきたいと思います。

バスラットレオン(牡3)

【プロフィール】

  • 血統:父キズナ×母バスラットアマル(母父:New Approach)
  • 生産:浦河産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.29
栗東トレセン在厩。昨日、藤岡佑騎手が騎乗して、坂路にて一週前追い切りを消化しています。

「時計のかかる馬場でしたが、すごいタイムが出ましたね。鞍上も『リラックスした状態で無理なく登坂。抜群の手応えでいい動きでした。楽しみです』とのことでした。もともと動くタイプではあるものの、前走を使ってからむしろ雰囲気も良くなっていますし、調子はさらに上向き。とても良い状態で5月9日(日)東京11R NHKマイルカップ(GⅠ・芝1600m)を迎えることができそうです。今週これだけ動いていますので、来週はもうサーッと調整する程度でよいでしょう」(矢作調教師)

【調教時計】

日付 騎乗 場所 内容
21.04.28 藤岡佑 栗東坂

良 1回
50.5-36.5-24.1-12.2 一杯に追う
来週のNHKマイルC(GⅠ)に向けて一週前追い切りを行ったバスラットレオンですが、絶好調と言っても良いでしょうか。坂路にて自己ベストを計時、鞍上の藤岡騎手も「抜群の手応えでいい動き」と言っていますし、矢作調教師も「調子は上向き、とても良い状態」と評価されていますし、本当に楽しみですね(^^♪
今年の3歳馬は不甲斐ない結果が続いていたので、是非とも鬱憤を晴らしてもらいたいところです。

マーテル(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父ドゥラメンテ×母マルヴァーンスプリング(母父:Silver Deputy)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:武幸四郎 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.05.01
やや立ち上がり気味のスタートから、道中は後方を追走。3角で一旦は馬群が凝縮したものの、再び大きく差を広げられてしまい、結果11着での入線となっています。

雰囲気を持っている馬ですが、気性面でテンションが上がりやすく、どうしてもイレ込んでしまうため、ハミ受けも含めて非常に難しい状況になっています。この気性を何とかして良い方向に活かしてあげたかったのですが…。本当に申し訳ございませんでした」(武幸調教師)
◆シャドーロール着用。パドック周回中は平常心にも見えましたが、ジョッキーが跨るとイレ込み始め、先出しでリラックスを促してもなおゲート裏で再び落ち着きを欠いて発汗。道中も頭を上げるような走りで推進力を繰り出せず、またしても大敗を喫する形になってしまいました。なお、誠に残念ではございますが、実戦における本馬の精神状態などこれまでの経緯に鑑みて、この度のレースを最後に現役続行を断念する方向で調教師と協議を進めていくことになりました。(HTC)

 

21.04.29
5月1日(土)阪神1R 3歳未勝利(ダ1800m)に柴山雄一騎手にて出走予定。

「休み明けだった前走後も特段のダメージはありませんし、トレセンで追い切り本数を重ねていくのが良いタイプでもなさそうですからね。比較的出走頭数が落ち着いている土曜日のレースに連闘したいと思います。今度は目先をかえてダートへ。レースに行って気難しいところを見せることなく、リラックスして走れるかどうかでしょう」(武幸調教師)

前々走、そして今回のダート変わりでどうかと思って見ていましたが、全く前進が見込めず引退となりました。
デビュー戦後の調教では、落ち着いて調整できていたので、もう少しやれるかと思っていましたが、騎手が乗ると入れ込んでしまいレースにならず・・・。やはり気性面が絡んでしまうと難しいですね(^^;
残念ですが、マーテルには繁殖として良いお母さんになってもらいたいですね。

ラヴマイウェイ(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父ジャスタウェイ×母ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産  新ひだか産
  • 所属厩舎:林徹 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.30
本日、いったん競走馬登録を抹消し、近郊の阿見トレーニングセンターへ移動。明日、三重県の名張ホースランドパーク・月ヶ瀬分場へ輸送する予定になっています。なお、出資会員の皆様には、詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。また、今後の近況につきましても適時、更新してまいりますので、引き続き変わらぬご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

21.04.28
美浦トレセン在厩。今後の方向性について林調教師と慎重に協議を行いました結果、今週末にもいったん競走馬登録を抹消し、名古屋・角田輝也厩舎に転籍。地方競馬の環境下でさらに経験を重ねることにより心身の強化を促しながら、再ファンド(地方出戻り策)による中央再登録を目指していくことになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
こちらもマーテルと同様に、気性面の改善が見られませんでした。引退ではなく、地方へ転籍となるので、そこで経験を積んで競争馬としてやっていけるか改めて判断となりそうです。
血統的には、クレッシェンドラヴの妹なので期待はしていますが、今後の気性面の成長次第となりそうです。

ルーシッド(牡2)

【プロフィール】

  • 血統  :父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:高柳大輔 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.29
栗東トレセン在厩。おもに坂路にて普通キャンターを1本、昨日ゲート試験を受けましたが不合格となっています。

「先週の日曜日に15-15程度を登坂。きのう練習がてらにゲート試験を受けてみたところ、いくらか寄れてしまい、発走委員に『もう一度見せてください』と言われてしまいました。今日は少し楽をさせ、疲れがないかどうかを確認した上で、近々にも再試験を受けてみようかと思っています」(高柳大調教師)

広尾での出資馬では、2歳馬としては2頭目となるトレセン入厩。
一度、ゲート試験を受けたようですが、不合格となってしまいました。ただ、少し寄れただけのようなので、あまり心配はなさそうですね。「近々再試験を受けてみる」とありますが、次は寄れることがなければ、おそらく大丈夫でしょう。

広尾サラブレッド倶楽部出資馬近況㉟ 牧場在厩馬編

続いて、牧場在厩場の近況です。

クレッシェンドラヴ(牡7)

【プロフィール】

  • 父:ステイゴールド 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler’s Wells)
  • 生産:新ひだか産
  • 関東:林徹 厩舎

【クラブのコメント】

21.04.28
テンコートレーニングセンター在厩。今週より、トレッドミル入りを開始しています。

「中間に調教師が来場し、馬体を確認。まずはダクで2000m相当から始めています。こちらの環境にすっかり慣れていることもあるのでしょう。以前のように手を焼かせるようなことはなくなりましたよね。とは言え、年齢の割に衰えは感じられませんし、毛づやなども問題なし。機を見て跨っていきたいと思います」(伊藤マネージャー)

牧場ではリラックスできているようですし、しっかりと休ませたうえでトレッドミルが開始されたようです。特に衰えも見られないようなので、このまま次走に向けて徐々に調整が進んで行きそうですね。
今年は、是非とももう一つ勲章を加えてもらいたいところです。

グランソヴァール(牡5)

【プロフィール】

  • 血統:父ダンカーク×母スイートマカロン(母父:Tale of the Cat)
  • 生産:新ひだか産
  • 所属厩舎:尾関知人 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.28
スピリットファーム在厩。現在は、おもにダート周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター2500mを消化しています。
「外傷の心配はなく、補液して体調を整え、軽く乗り始めているところ。脚元への反動は見られませんし、背腰の疲れも平地を使った後と変わりのない程度で済んでいますよ。このまま『少しずつ立ち上げて』(調教師)いき、次に向けての態勢を整えていきたいと思います」(明智代表)
放牧後も特に脚元への反動は見られないとのことなので、まずは一安心ですね。障害レースは平地と比べても、脚への負担が大きいですからね。
全体的な疲れも、平地のレースの時とそう変わらないようなので、次走はまた障害レースとなりそうですし、まずは1つ勝ちたいところです。


カナロアガール(牝5)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母サンデーローザ(母父:サンデーサイレンス)
  • 生産  :平取産
  • 所属厩舎:田村康仁 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.28
大瀧ステーブル在厩。ウォーキングマシン60分にて管理されています。

「まずは軽く疲れを取り、今週末もしくは来週から跨っていく予定。飼葉喰いについては旺盛とまではいかないものの、最後まで食べてくれている状況です。牝馬にしては馬格がありますし、バランスの良い馬ですよね。あとは『精神面に配慮しながら』(調教師)、徐々に乗り進めていきたいと思います」(大瀧代表)

前走後、芝2400m戦への特別登録が行われましたが、登録のみで放牧となりました。
さすがに中1週、しかも遠征競馬での2400mは負担も大きいですからね(^^;
ここのところ、レースの選択を含め、使い方に疑問がありますが、カナロアガールももう5歳ですから、適性にあった使い方をして欲しいのが本音です。

パンサラッサ(牡4)

【プロフィール】

  • 血統  :父ロードカナロア×母ミスペンバリー(母父:Montjeu)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:矢作芳人 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.28
本日、チャンピオンヒルズへ放牧に出ています。

「管の内側の痛みは日ごとに和らいできており、それに伴い、歩様もずいぶんと正常に近いところまで戻りつつある感じです。放牧後も当面の間はゆっくりと体を休ませ、今後の回復状況などと相談をしながら慎重に進めていければと思います」(矢作調教師)

 

21.04.26
栗東トレセン在厩。今朝、改めて獣医師検査を受けています。
「やはり骨に問題はなく、靭帯などにも損傷は見られないとの診断。おそらくは何らかの負荷や刺激がかかり、一時的に歩様に見せたということでしょう。まだ管の内側に触診反応はありますが、これも皮下の痛みに過ぎず、休養を挟んであげれば和らいでくるとの見解でした。もう少し様子を見た上で、いったん放牧に出して休ませてあげたいと思います」(矢作調教師)
前走のマイラーズCでは、レース直前でまさかの除外。距離短縮で楽しみだったのですが、仕方がありませんね。とりあえず、靭帯にも損傷はないとの診断で安心しました。
コメントを見ると、休養も少し長めになりそうですので、復帰戦は秋くらいになるかもしれませんね。

マミリアス(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父リオンディーズ×母ハニーハント(母父:エンドスウィープ)
  • 生産  :新冠産
  • 所属厩舎:根本康広 厩舎(美浦)

【クラブのコメント】

21.04.29
本日、いったんテンコートレーニングセンターへ調整放牧に出ています。
「レース後もダメージはなく大丈夫そうですが、少々レース間隔をあける必要もありますので、いったん牧場でリフレッシュ。4節以上あけたうえで、今度は6月の名古屋(ダ1400m)や金沢(ダ1500m)の交流戦も選択肢に入れて検討していきたいと考えます。芝のレースやメイン開催は時計が速かったり、メンバーが揃ったりする傾向にありますからね。左右回りに得手不得手はなく、できれば平坦や小回り、相手関係に恵まれそうな番組に使ってあげたいところです」(根本調教師)
次走目標は、交流戦も選択に入れるようですね。交流戦へ出走できれば、相手関係もだいぶ楽にはなると思いますし、距離も短くなるので、勝ち上がりも見えてきそうです。

ゴッドシエル(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ゴッドフロアー(母父:ハーツクライ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:松永幹夫 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.28
イクタトレーニングファーム在厩。引き続き、おもに周回コースにてハロン17~20秒ペースのキャンター2400~3200mを消化。週1回の15-15を乗り込まれています。

「現在の馬体重は466kg。背腰に疲れを溜めないように速めは週1回のみとしており、先週末は坂路、今朝はダートで15-15を乗りました。コンディションは上昇傾向にありますし、高めのテンションでも牧場の環境下において許容範囲を超えることはなく、折り合いを欠くようなこともありません」(生田場長)

順調に調整は進んでいますし、このまま乗り込みを重ね、移動が見えてくると良いですね。コンディションも上昇傾向とありますし、時間にあまり余裕はないと思いますが、頑張ってもらいたいですね。


ヴィジャーヤ(牡3)

【プロフィール】

  • 血統  :父オルフェーヴル×母デプロマトウショウ(母父:ファスリエフ)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:池江泰寿 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.29

吉澤ステーブル湖南在厩。ウォーキングマシン45分に加え、週明けより、トレッドミル入りを開始しています。
「患部はあともう少しできれいに治ってくれるはず。トレッドミル入りについては、最初は傷の状態にどう影響するのか分からないところもありましたので、まずは常歩から始めて様子を見、今は速歩までペースアップ。時間にして約20分、距離にして3000~4000mをこなしている状況です。初日は入る際にやや警戒していましたが、それもすぐに慣れ、今は大人しく運動を消化してくれています」(奥場長)

ようやく、トレッドミルも開始されました。今年の3歳馬ではこの馬にも期待していたので、なんとか間に合ってもらいたいのですが(^^;このまま順調に調整が進むのを願うだけです。

リナーシェ(牝3)

【プロフィール】

  • 血統  :父キングカメハメハ×母ヴェイパー(母父:Galileo)
  • 生産  :浦河産
  • 所属厩舎:四位洋文 厩舎(栗東)

【クラブのコメント】

21.04.28
チャンピオンヒルズ在厩。引き続き、角馬場でのフラットワーク後、ウッドチップ坂路にてハロン20秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重415kg(4月下旬測定)

「飼葉を食べてくれてはいるものの、全部は実にならない感じで、馬体重が戻りきれていない状況。よって現時点ではまだあまり負荷をかけない方がよいでしょう。左前の硬さについては、角馬場でしっかりとほぐした上で坂路へ。調教後はスムーズですが、翌朝になるとまた出掛けを硬く見せますので、なるべく疲れを取りきるようケアしてあげています」(岡元厩舎長)

頑張ってくれているのですが、どうでしょうかね。やはり馬体重がカギになると思いますが、なかなか思うように増えてくれません。
これまでのレースで唯一掲示板に載ったのは、函館の芝1200m戦。北海道の滞在競馬なら移動もありませんし、この馬にも向いていると思うのですが、次走はどうなりますか。

アリシアン(牝2)

【プロフィール】

  • 血統  :父エピファネイア×母ベネディーレ(母父:クロフネ)
  • 生産  :新ひだか産
  • 所属厩舎:加藤征弘 厩舎(美浦)
【クラブのコメント】
21.04.28
チャンピオンヒルズ在厩。おもにフェルトダート周回コースにて軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重502kg(4/28測定)

「調教時などもしっかりと周囲が見えている様子ですし、何ごとにも冷静に対応してくれますので、乗っていて安心感がありますね。このまま骨瘤をケアしながら、徐々に乗り固めていくイメージでトレーニングを進めていきたいと思います」(畠山厩舎長)

骨瘤は気になりますが、ケアをしながら調整は進んでいるようです。キャロットでは、ラクスバラディーが早期デビューに向けて調整が進んでいますが、広尾ではこのアリシアンがおそらく一番最初にデビューとなりそうです。まだ、公式では具体的にいつとまでは出ていませんが、今年の3歳馬が全然でしたので、頑張ってもらいたいですね。

 

※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(広尾サラブレッド倶楽部)より許可をいただき掲載しています。

 

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